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Packers 37 - 31 Lions
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2002年9月23日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Packers (2-1) |
7 |
10 |
14 |
6 |
37 |
Lions (0-3) |
7 |
10 |
0 |
14 |
31 |
<第1Q> 両者3&アウトに終わったあと、ライオンズはパントをキャッチしたドラモンドからWRハキームのリバース。そのままハキームが72yds走りきってタッチダウン。次のドライブでもサックされたQBファーヴが自陣42でファンブルロストしてしまう、パッカーズにとって最悪の立ち上がり。しかしDTウォーレンが相手パスをティップし、初出場ルーキーのSアンダーソンが78ydsのINTリターンTD。同点。
<第2Q> ダヴェンポートのランでボールを進め、最後はWRドライバーへ21ydsのTDパスが通って14-7。直後のDETのオフェンスでSアンダーソンがファンブルリカバーを決めるが、WRウォーカーがDET陣8でファンブルロスト、追加点のチャンスを逃す。次のドライブでもQBファーヴがインターセプトを喰らい、GB陣10までリターンされるが、ディフェンスの頑張りで3点どまり。次のドライブでロングウェルが46ydsのFGをしっかり決めて再び7点差。しかしQBハリントンがキャリア初TDをRBラモント・ハリスへの39ydsパスで決めて同点。前半終了間際、WRウォーカーの55ydsキックオフリターンで50ヤード付近からの攻撃も1stダウンを取れず。同点のままハーフタイムへ。
<第3Q> 後半最初のドライブ、ダヴェンポートのランを中心にボールを進めたパッカーズ。最後はWRファーガソンへのキャリア初TDが通って勝ち越し。次のDETのドライブでCBマッケンジーがインターセプトし、敵陣41ヤードからのチャンス。WRファーガソンへの37ydsパスのあと、TEフランクスへの3ydsTDパスが決まって14点差。 第3QにはほとんどDETに1stダウンを許さず第4Qへ。
<第4Q> パッカーズは細かくパスをつないでFGで3点を追加。しかしライオンズは50ydsのキックオフリターンから、パスインターフェアなどであっさりTDを返し10点差に。2ミニッツを切ったところでRBスチュワートがスクリーンパスで52ydsのタッチダウン。なんと3点差に。オンサイドキックを成功させられたかに見えたが、オフサイドの反則で救われる。二度目のオンサイドはシャーパーがキャッチ。DET陣で3回ランのあとKロングウェルが47ydsを決めて6点差。残り1分15秒。キックオフの際にパッカーズは2回続けてオフサイドで蹴り直したあげくGB陣48までリターンされてしまう。最後は、GB陣34からのQBハリントンのパスを、CBマクブライドがインターセプトしてようやく決着。
- 苦戦の原因はなんといってもスペシャルチーム。特にカバーチーム。最初のパントで、リバースからTDを許したのを始め、パントリターン(2回72yds)とキックオフリターン(8回218yds)の合計が290yds。ただしKロングウェルは46yds、34yds、47ydsを全て決める活躍。これがなければどうなっていたことか。
- タイムオブポゼッションはパッカーズが38分54秒。ライオンズが21分06秒。トータルヤーデージでも442yds対271ydsと圧勝。これを見てもやはり苦戦の原因はスペシャルチームか。
- RBグリーンはやはり欠場。先発こそロンデル・ミーリーだったが、ルーキーのダヴェンポートがほとんどのキャリーをこなし、22回84ydsと十分な活躍。
- 後半の最初にFBヘンダーソンがヒザのケガで退場し、ブロッキングFBとしてLBマーシャルが入った(以前から練習していた)。ダヴェンポートまでケガでいったん退場するが、第3Qの最後で復帰。
- QBファーヴは31/47・357yds・3TD・1INT。前半にはファンブルとインターセプトを犯したが、後半はミスが少なかった。特に3rdダウンを12/21と高い成功率で、ボールコントロールに成功した。
- ヤード数ではWRドライバーの5回94ydsが最高だが、キャッチ数ではTEフランクスが9回62ydsの活躍。今季初のTDパスキャッチも決めている。
- 第3Q、WRファーガソンがキャリア初TD。WRウォーカーが負傷退場してからは、第3WRとしてプレーした模様。カーステン・ベイリーも後半には出場していた。
- RBフィッシャーはNFL初キャリーで3回5yds。契約したばかりのRBモーリス・スミスはアクティブ登録されたが、結局プレーせず。
- 初めて出場したドラフト3巡ルーキーのマーカス・アンダーソン。インターセプトリターンTD、ファンブルリカバーと派手なデビューを飾った。
- ライオンズはQBハリントンが注目の初先発。第2Qにはキャリア初TDを決める。15/35・182yds・2TD。成功率は低かった。
- パッカーズは前半だけで3回のターンオーバーを許した。しかし後半はゼロ。
- ペナルティ多し。12回88yds。これも苦戦の原因。
- アクティブ・ロースターから外れたのは、RBグリーン、TEタイロン・デイヴィス、DEレイノルズ、DEキャンプマン、DTロッド・ウォーカー、LBウィルキンズ、CBバウ・ジュー、QBノール(第3QB)。ルーキーのSアンダーソンとOTバリーが初めてアクティブ登録された。DTギルバート・ブラウンは先発に復帰。
- 一方ライオンズはWRシュレーダー、WR/KRハワード、DTロジャース、CBエリック・デイヴィス等が登録されず。
- ケガ人多し。第1Q、TEマーティンが頭を打って脳震盪。外傷もあって、何針か縫う。WRウォーカーも太腿の打撲で途中退場。第3QにはFBヘンダーソンがヒザを捻挫して退場。RGリヴェラも第3Qにヒザを痛めて退場し、代役は2年目のフェラリオ。SSエドワーズは第4Qの途中で前腕を骨折。何試合か欠場することは決定的となった。