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Camp Notebook: 新人QBノール苦戦
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2002年8月22日
2試合続けて不甲斐ない内容だったルーキーQBクレイグ・ノール。コントロールミスが非常に目立ち、2試合合わせて8回の攻撃シリーズで、6/24、86yds。首脳陣の信頼をかなり失ったのは間違いない。QBノールの最終ロースター入りは決まったのか?と聞かれたシャーマンHCは即座に否定している。
だからQBノールは、あと2試合である程度の進歩を見せなければならない。もしダメだった場合、昨年のように第3QBをプラクティス・スクワッドに入れて、ロースター上はQB2人だけで行く可能性もある。似たようなパターンだったのが現シアトルのQBハッセルベック。'98年のドラフト6巡で指名されたハッセルベックもプレシーズンで大苦戦し、最初の年はプラクティス・スクワッドで過ごしている。(その後2年続けてプレシーズンで活躍し、トレードでシアトルへ)
- 19日間練習を休んでいたルーキーFBナジェ・ダヴェンポートが練習に復帰。キックオフリターンを含むほとんどの練習に参加して、元気なところをアピールした。ただしピンを埋め込んだ箇所が完全に良くなっているわけではなく、今後とも注意深く様子を見ながら、今季の戦力になるかどうかを見極めることになる。キャンプ序盤で見せたように、RB・FB・KRのどれでも、能力が高いことははっきりしている。
- 前日に軽いテストをしたテリー・グレンは、今日は練習に参加しなかった。「ヒザの調子は良さそうだ。彼は室内練習場でリハビリやランニングをしている。今週中には復帰できると思う」とシャーマンHC。
- WLBネイト・ウェインが復帰に向けて順調だ。ヒザの状態も今は問題ない。プレシーズンのあと2試合には先発できそうな見込み。
- LBウィルキンスが、ダイム・ディフェンスでDEに入ってパスラッシュの練習。首脳陣の評価も上々のようだ。カーディナルス戦での内容もよかったし、スペシャルチームでも活躍しているし、開幕ロースター入りが見えてきた。
- LBハーディ・ニッカーソンとOGマイク・ウォールが、プレーの後でつかみ合いに。ニッカーソンが右のパンチをヒットさせたところで仲間が止めに入った。
- 元GMのロン・ウルフが久々にグリーンベイを訪問し、練習を見守った。ウルフは今も"コンサルタント"という肩書きでパッカーズからサラリーを受け取っている。今回の目的も「チームの状態を、ビデオや練習を見て評価してほしい」というシャーマンHCの求めに応じたもののようだ。ロン・ウルフ訪問のタイミングに合わせたわけではないだろうが、Press-Gazette紙が「DEレイノルズは完全にハズレだった」というコラムを掲載している。
- セーフティのジョージ・ホワイトが解雇され、代わりに同じくセーフティのガナ・ジョセフと契約。