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Camp Notebook: 主力WRたちが復帰
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2002年8月21日
月曜日の練習は、午前中は若手だけでスペシャルチーム練習。午後の練習は、夕方からのランボーフィールドを使ってのナイター練習。こちらも主力のベテラン選手は休みを与えられたため、ベテラン選手たちは2日続けての休息となった。その理由は2つ。まず、来週の試合はマンデーナイトのために試合間隔が中8日もあり、普通に練習していては疲労がたまりすぎること。もう一つは、ロースターカットぎりぎりの若手たちに絞ることで、成長具合を見極めることができること。
もう一つの大きなニュースは、ケガのために練習を休んでいたWRグレン、WRファーガソン、Sアンダーソンらが復帰したこと。
- ヒザを痛めて独自メニューを続けていたWRテリー・グレンが練習に復帰。まだ試運転の段階のようで、1/3ほどのドリルに参加して、ヒザの状態がどうなるか、様子を見ることにするらしい。シャーマンHCは「いい動きをしていた。予定よりもかなり早く良くなっていると思う」と心配していないことを強調。
- WRファーガソンも復帰。彼の状態はグレンよりも100%に近く、全ての練習に参加した。「まだ時々動きがぎごちないが、全体的には非常に良かった。加速も良かったし、鋭いカットも切れていた。あとはケガを悪化させないよう注意するだけだ」とシャーマンHC。ただし、グレンと違って実績が全くないファーガソンは、すでに尻に火がついた状態。残り2試合で結果を出さないと、掴みかけたスターターの座を開幕前に失うことになる。
- ルーキーのSアンダーソンは練習に復帰したが、エドワーズは相変わらず鼠蹊部のケガがパッとしない状態。シャーマンHCも「確かに心配している。エドワーズが開幕に間に合うかどうか、まだ決めるのは早すぎる」と弱気な方向へ。現状では、マット・ボウエンがスターターということに。
- カーディナルス戦で鼠蹊部を痛めたRBアーマン・グリーンは、まだ少し痛みが残っているようだが、たいしたことはなさそう。幸い試合間隔が開くため、次のブラウンズ戦は出場の見込み。
- カーディナルス戦の働きで、2番手RBはロンデル・ミーリー、3番手はトニー・フィッシャーということに固まりつつある。2人とも220ポンド(100kg)以上あり、どちらかというとパワフルなタイプ。パスキャッチも上手く、ブロックも安定している。パッカーズオフェンスの中でも安心して使える、といった感じだろうか。
- カーディナルス戦でRB陣が122ydsのラッシングを記録した陰には、ドライバー、リー、ウォーカーらWR陣の効果的なダウンフィールドブロックがあった。「全体として、これまでにないほどよいブロックが出来ていた」とロスリーOC。「僕のブロックはすごかった。一番集中していたことだからね」とWRチャールズ・リーも自画自賛。