グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年6月28日

今年のTE陣への期待

ジェフ・ジャゴジンスキーTEコーチは、彼がグリーンベイに来た1999年のことを思い出すたびに寒気がすると言う。エースTEマーク・チュムラは首のケガでほとんど欠場し、2番手のタイロン・デイヴィスはケガもあって極めて不安定。結局シーズン終了時のスターターはジェフ・トマソンだったのだ。「あの名TEたちはどこへ行ったのだ?グリーンベイと言えば優秀なTEで有名だったのに、と思ったもんさ」とジャゴジンスキーは振り返る。その時期と比べればいかに層が厚くなっていることか。

昨年、2年目のエースTEババ・フランクスは9TDを挙げて初のプロボウルに選ばれた。 ルーキーだったデヴィッド・マーティンもスムーズにWRからの転向に成功し、2年目の今年は、本来のスピードを落とさずにバルクアップに成功。パスレシービングTEとしてはいずれフランクスを上回るのでは?と期待を集めている。ベテランのタイロン・デイヴィスも若手2人の成長でうかうかしていられず、必死で体を絞っている。

「うちの3人のTE陣を他のチームのTE陣と取り替えたいなんて全く思わないよ。スターターが3人いるようなもんだ。つまり、この3人ならどこへ行ってもスターターが務まるってことだ」とジャゴジンスキー。 「3年前にこの仕事に就いたとき、シャーマンHCからは『TEというポジションは、このチームではプロボウル・ポジションなのだ。それ以外は受け入れられない』と言われたんだ。今はまさにそういう状況になっているし、これからは良くなる一方だと思うね」

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