グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年6月26日

Sバトラーがサラリーカットを語る

先日、$1.5ミリオンのサラリーカットを受け入れて今年の年俸はわずか$750,000になったリロイ・バトラー。普通、サラリーカットというものは球団側が選手にお願いするものだが、リロイ・バトラーの場合は逆だった。「彼らの方から電話してきたわけじゃないよ。僕の方から、『もし助けが必要なら言ってくれ』と申し出たんだ」とバトラーは語る。

「ドラフト指名選手全員と契約して、そしてできればあと何人かベテランを獲れるようにしたかった。ドラフト1巡のWRジャヴォン・ウォーカーがホールドアウトすることがないようにね。もし彼が契約でモメた場合、それが僕の契約のせいであっては困る。それに、どのチームも多少のキャップの余裕を持ってシーズンに入りたいものなんだ」

現代のNFLで、バトラーのような存在は時代遅れですらある。「99%の選手が、金のことを心配する。でも僕は残りの1%でありたいんだ」とバトラー。「それでも75万ドルっていうのは大金だよ。他のどこに行けば僕にそんな金が稼げるって言うんだ? この世界では$75万ドルなんて大したことないかもしれないけど、やっぱり大金には違いない」と彼は真顔で言う。「インセンティブの条件に足りなくて稼ぎが少なくなっても、別に構わないさ。そんなことは心配してない。ただ僕は絶対に他のチームに行かずにパッカーズでキャリアを終える、ということを確実にしたかっただけ」

「若い選手たちに『ホールドアウトなんてする必要はない』ということを示すことができたと思う。僕はこれまで一度もそういう問題を起こしたことはない。僕が思うに、選手たちはみんなエージェントに何から何まで任せすぎなんじゃないかな。自分自身でチーム側と話すことをしないんだ。僕の場合、交渉担当のアンドリュー・ブラントに直接電話をかけて、相談すればそれで決まりだ」

カテゴリ : Player