グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年2月27日

LBベルナルド・ハリスを解雇!

昨年とは打って変わって活発なオフシーズンの序章となるのか。 先発MLBのベルナルド・ハリスが解雇されてしまった。 エクスパンション・ドラフトのリストに載せられていたことで、彼の立場が厳しいことは予想されていたが、いきなりの解雇には驚きの声が上がっている。

ハリスはノースカロライナの自宅での電話インタビューで「全く予想だにしなかったってわけでもないよ。気が動転してるってこともない。 プロフェッショナルとして仕方のないことだと、ビジネス上の判断だと思っている。いつでも起こりうることだよ」と冷静なコメント。

ベルナルド・ハリスは30歳。ドラフト外ルーキーとしてパッカーズに入り、今年で8年目。97年に先発に昇格して以来全試合に出場し、5年間で4度もチームのリーディングタックラーになっている。2001年はシーズン半ばに親指を骨折し、キャストで固めたままのプレーだったため、パフォーマンスは明らかに落ちた。また、体重オーバーのためにスピードが鈍ったことにコーチ陣が不満だったとも伝えられている。

「エクスパンションドラフトに名前が挙がったことは、確かに良くない兆候だった。体重オーバーのこともきっと関係があったと思う。 でもそれよりも、スピード重視のディフェンスにしたい、というのが大きかったんじゃないかな。より小さく、よりスピードのあるタイプの選手をコーチたちは欲しがっているんだと思う。マーシャルは上手くいくと思うよ。彼にはその能力がある」とハリス。

彼は昨年3月に4年の契約延長をしているため、3年を残しての解雇となる。 $3.1ミリオンの契約ボーナスのうち、4分の1しか計上していないことになるため、彼を解雇して基本給やロースターボーナスは節約できても、残りの約$2.3ミリオンは今季のサラリーキャップに一括して計上しなくてはならない。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player