グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年1月15日

CBマイク・マッケンジーの奮闘

ディフェンスのプレー・オブ・ザ・ゲームはもちろんCBマイク・マッケンジーとCBタイロン・ウィリアムズによる合作のインターセプトだろう。最初に数ヤード離されていたマッケンジーは素早くギャップを詰め、QBガルシアからのパスはほんのわずかにアンダースローだったため、WRオーウェンスの手に渡る寸前にボールをはたくことが出来た。通っていれば逆転のタッチダウンだったはずが、パッカーズボールとなってダメ押しの93ydsのTDドライブにつながった。それ以外にもWRオーウェンスへのパスを寸前ではたき出して1stダウンを防いでいる。

CBマッケンジーは派手な容貌とは裏腹に、普段は注目されることが大嫌いでメディアに対しても滅多に口を開かず、「喋りよりもプレーを見てくれればいい」という態度を貫いている。別にメディアと仲が悪いわけではなく、そういう性分なのだ。それでもビッグゲームでこれだけのプレーをすれば、なんらかのコメントをしなければ家に帰らせてはもらえない。「追いつくだけの時間があったから、ボールをはたいた。CBウィリアムズに取らせようと意図したわけじゃないんだけど、うまく空中に浮かせることが出来た。

マッケンジーはつい2日前に、契約ボーナス$3.5ミリオン含む$17.1ミリオンの5年契約をしたばかり。この契約交渉がもう少し遅れてこの試合の後になっていたら、パッカーズはもっと高額のサラリーを用意しなければならなかったかもしれない。今シーズン、評価がうなぎ上りのマッケンジーをこの額で契約延長できたことはかなりお買い得だったのではないか、という声が支配的になっている。

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