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Notebook: QBロジャースが練習復帰
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2015年1月 9日
木曜は例によってフルパッド練習。この日も屋内練習場のドアを開け放っての練習だった。
- QBロジャース(ふくらはぎ)、DEボイド(ヒザ)、TEボスティック(体調不良)が復帰し、ロースターの全員が参加となった。
- 記者が見学できた練習序盤の部分はQBアーロン・ロジャースは参加していない。 「アーロンはチーム・ドリルに参加し、よい動きだった。おそらくチーム・ドリルの50%から60%を担当しただろう。きょう時点の目標は達成できた」 「Dr.マッケンジーは最高のチームドクターだ。彼ほど選手を大事にして仕事をする人を見たことがない。彼がいてくれて我々は恵まれている」とマッカーシーHC。
- CBデヴォン・ハウス(肩甲骨)は2日連続で練習参加。 「2日連続でよい練習をこなすことができたようだ。よく動けている。出否の判断はあす行う」とマッカーシーHC。
- カウボーイズでもQBトニー・ロモ(背中)が水曜を休んだあと木曜に復帰したが、これはシーズン半ばに負傷して以来ずっと続けているパターン。
- 4年前のスーパーボウル制覇以来、パッカーズのプレーオフ成績は1勝3敗。 「十分な成績じゃない。ただ、チームというのは毎年違うもので、今年のチームはこれまでよりハングリーな気持ちがすこし強い。スーパーボウルから数年経ち、優勝を経験していない連中が主力選手になってきている。彼らの意欲の強さは見ていて楽しいよ。それに、あの素晴らしい時を知っている僕らベテランは、NFCの4強に残っている今がどれだけ大きなチャンスかをよく理解している」とQBロジャース。
- 過去5年間、第1・第2シードとなって第1週がバイとなった20チームのプレーオフ成績は、合計23勝18敗とかならずしもよくない。優勝が2チーム、スーパーボウル敗退が5チーム、カンファレンス決勝敗退が7チーム、ディビジョナル敗退が6チーム。
- 練習でのQBロジャースの出来についてCBトラモン・ウィリアムズ。 「よかったよ。すごいパスもいくつかあった。いつもどおりね。日曜はさらによくなってるといいね。きょう最初は彼がフィールドに出てるのに気が付かなくてさ。ボールがうなりを上げてTDパスになったんだ。それで、ああ12番が戻ってきたんだ、と気が付いた」
- おなじくRG T.J.ラング。 「彼はポケットの外に出て大きなプレーを決めるのが好きだ。それができるのかが興味深いね」
- 新人WRダヴァンテ・アダムズは3番手を務めているものの、ここ4試合のパスキャッチは計4回29ydsにとどまり、最終週DET戦では一度もターゲットにならなかった。 「僕らはそういったことを話し合ったりはしない。いずれボールは来るさ、などと慰められたりもしない。大人だからね。将来もっとボールが来るよなどと言ってもらう必要はないんだ。自分のルートを走り、オープンになること。もしボールが来たらキャッチするだけ」
- ProFootballFocusの採点による2014年オフェンシブライン・ランキングでパッカーズは4位に(昨季は10位)。内訳はパスブロッキング1位、ランブロッキング14位、ペナルティ8位。全体1位はカウボーイズ、2位イーグルス、3位レイヴンズ。
- 2003年当時、パッカーズのエリア・スカウトだったショーン・ヘロック(現OAKカレッジスカウト部長)はQBトニー・ロモに「3巡級」のグレードをつけ、指名を強く主張した。彼の意見を支持したのはマーク・ヘイトリー副社長(故人)だけで、指名に反対するトム・ロスリーOCの意見をマイク・シャーマンHC/GMは採用。ドラフト外での勧誘もしなかった。 「こういうことは良い結果にも悪い結果にもなりうる。(指名を見送ったために)アーロン・ロジャースを獲ったのだから、たぶん良いことだったのだろう」とヘロック。
- 木曜にかなりの雪が降ったため、ランボーフィールドでは金曜朝10時から公募による雪かきを実施する。時給$10ドル(即金)、年齢15歳以上、最大500人(早い者勝ち)、スタジアム西側のミルズフリートファーム・ゲートに集合。