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Notebook: QBロジャースがファン投票1位に
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2014年12月18日
- 当然ながらRTブライアン・ブラガ(脳震盪)は水曜の練習を休んだ。 「ウェイトルームやミーティングで会ったが、非常によい状態に見えた」とマッカーシーHCは楽観的なコメント。
- そのほか、LGジョシュ・シットン(つま先)とCBデヴォン・ハウス(肩)が休んでいる。
- 目を痛めたRBレイシーは部分参加。RGラング(足首)、LBマシューズ(上腕二頭筋)、OLBニール(腹部)、OLBペリー(肩)も部分参加にとどめた。
- 2勝12敗のバッカニアーズに対して油断する気はさらさらない、とマイク・マッカーシーHC。 「やる気に満ちたチームだ。最大の力を振り絞って向かってくるだろう」 「今週の試合がプレーオフの始まり、というアプローチで我々は臨む。ロードゲームだが勝たなければならない。12月に勝つ重要性はもとより理解しているが、さらにレベルを一段階引き上げなければならない気持ちだ。チームとして向上することはもちろんだが、何よりも勝利が重要だ」
- バッカニアーズの先発QBはジョシュ・マカウン。彼は昨季第9週、カトラーの代役としてパッカーズに勝っている。QBロジャースが鎖骨を骨折して退場した試合だった。
- マッカーシーHCは選手に投票をさせてプレーオフのチームキャプテン6人を決定した。オフェンスがQBロジャースとWRネルソン、ディフェンスがOLBペッパーズとSバーネット、スペシャルチームがWRコブとCBブッシュ。伝統によりパッカーズはシーズンを通してのキャプテンを置かず、試合ごとに3人ずつ選んでいるが、プレーオフに関してはプレーオフを通してのキャプテンを6人選ぶことにしている。
- プレーオフ確定前にプレーオフのキャプテンを決めるのは傲慢にも思えるが、スーパーボウル前夜に優勝リングの採寸をさせたエピソードも彷彿とさせる。QBロジャースはマッカーシーHCについて、 「彼は自分の直感を信じ、チームは彼を失望させないと読んだんだ。彼にとっては(かならずプレーオフに行くのだという)心構え以外のなにものでもない。彼は体から自信を発散させることを好む。(タフな労働者の街)ピッツバーグ出身らしいタフネスだけど、チームが彼を失望させない、という信頼の表れでもある。チームの切迫感がさらに高まるんだ」と評している。
- 早めのキャプテン投票についてマッカーシーHC。 「選手たちに対し、より大きなリーダーシップを発揮させる土台を提供するものだ。どんなコーチもリーダーシップは重視する。私はつねにリーダーシップを発揮する機会を作り出そうと努力してきた。こうしたものは、任命によってできるものではない。ロッカールームから生まれてくるものであり、ロッカールームが与えた信頼によって支えられるものだ」
- WRジョーディ・ネルソン。 「僕らにとってプレーオフはもう始まったようなものだ。プレーオフに行くには目の前の試合を勝たなければならず、よいフットボールをしなければならない。目標を先取りし、リーダーとしてステップアップするよう促すためのものだ」
- 今週のパッカーズのプレーオフ決定条件は以下の3通り。(引き分け条件は割愛する)
- パッカーズが勝ち、イーグルス(@ WAS)が負ける
- パッカーズが勝ち、カウボーイズ(vs IND)が勝つ
- イーグルスが負け、カウボーイズが勝つ
- 今週はパッカーズの地区優勝決定はない。逆に、こちらが負けてライオンズが勝つとライオンズの地区優勝が決まる。
- 前回記事で「残り2つとも勝った場合は第1から第3シード」と書いたのは誤りで、2つとも勝てば第2シード以上が確定する。
- NFCでは、パッカーズ、ライオンズ、カーディナルズ、シーホークスの4チームが、自力で1stラウンドのバイを勝ち取る(つまり第2シード)チャンスがある。
- プロボウルのファン投票が締め切られ、QBロジャースはQBペイトン・マニングを僅差でかわして全体最多得票となった(リスト)。最多得票は2011年以来2回目。
- ポジション別では、ロジャースにくわえてFBクーンも最多得票。また、WRネルソン、OGシットン、CBブッシュ(スペシャルチーム)はそれぞれのポジションで2位の票を集めた。今週中に選手、コーチが投票を行い(パッカーズはすでに完了)、最終結果は来週火曜に発表される。
- WRネルソンは2年連続でレシービング1300ydsを達成。WRジェームズ・ロフトン(殿堂入り)以来、球団史上2人目の快挙だ。
- OLBジュリアス・ペッパーズは今季ターンオーバー・プレー8回(ファンブルフォース3・リカバー3・インターセプト2)を記録し、J.J.ワット(9回)に次ぐNFL2位。