過去の記事 |
2014年 >
09月 >
Packers 16 - 36 Seahawks
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2014年9月 5日
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Packers (0-1) |
7 |
3 |
0 |
6 |
16 |
Seahawks (1-0) |
3 |
14 |
5 |
14 |
36 |
ゲーム詳細へ | スタッツ等まとめへ | ケガ人情報へ
NFL全体の開幕戦。試合前のコンサートはファレル・ウィリアムズ、国歌独唱はアリアナ・グランデとさすがに豪華だ。王者シーホークスにパッカーズは攻守に圧倒され、つまらないミスも重なって完敗。3年連続の敗戦スタートとなった。
試合は序盤からシーホークスが優勢だったが、パントチームのファンブルリカバーなどでパッカーズもなんとかついていく。しかしラン守備が大きく崩れ、つれてパスでも大きなプレーを立て続けに許してしまう。第3Qにはやや不運なインターセプトと代役RTシェロッドの連続被サックでリードを広げられる。第4Qにはなんとか1つTDを返したものの、終盤になってもディフェンス崩壊は止まらず20点差となって終了。
◆ ◆ ◆
ディフェンスはラン守備崩壊がすべて。ただでさえRBリンチのパワフルなカットバックを止められないところを、シーホークスはWRハーヴィンをランや囮に使いつつ、リードオプションやプレーアクションも巧みに織り交ぜて的を絞らせなかった。そうしたプレーコールにパッカーズOLB陣が翻弄され、DL陣は相手OLにコントロールされ、ILB陣やS陣はミスタックルを繰り返した。
オフェンスはランがシャットアウトされて苦しい3rdダウンの繰り返し。RBレイシーは最初の3回で24ydsを走ったあと9回10ydsしか走れなかった。通るパスは速いタイミングのショートパスばかりで大きくゲインさせてもらえない。第3Qには代役RTシェロッドが手痛いサックを2回許し、追い上げの芽を摘む形となった。
スペシャルチームはDEダニエルズのつまらない反則から先制FGを許し、キックオフリターナーのRBハリスはタッチバックを選択すべきところを無理にリターンしてSハイドと交代させられている。
ケガ人も心配なところ。RTブライアン・ブラガは昨年負傷したのと同じヒザを痛めて退場している。初期診断は「捻挫」とされている。RBエディー・レイシーは脳震盪。昨年に続いて2回目だけに安心はできない。
第1Q
- GB陣13 : RBレイシーの5ydsランとSEAオフサイドで1stダウン。15ydsランでさらに1stダウン。RBスタークスの2ydsランとWRネルソンへのクイックパスが-2ydsロスで3rdダウン10、QBスクランブル不発でパント。
- SEA陣35 : WRハーヴィンへの4ydsパス、RBリンチの5ydsラン、WRハーヴィンへの4ydsパスで1stダウン。WRカースへの8ydsパス、RBリンチの-2ydsロスで3rdダウン4、ILBジョーンズがインターセプトしそこなってパント。ランニングイントゥキッカーの反則で1stダウンに。WRハーヴィンのエンドアラウンド13ydsでFG圏内へ。QBスクランブル不発(クリントン=ディクスのサック扱い)と5ydsランで3rdダウン5、WRボルドウィンへのパスは4yds止まり。35ydsFG成功で先制。
- GB陣20 : WRネルソンへの11ydsパス、RBレイシーへのパスは-4ydsロス、WRコブへのロング失敗で3rdダウン14、パスは通らずパント。
- リターナーのマフをリカバーしてSEA陣34でリカバー。
- SEA陣34 : RBレイシーのノーゲイン、2ydsランで3rdダウン8、WRコブへの8ydsパスが通って1stダウン。WRネルソンへの16ydsパスでゴール前08ydsへ。WRネルソンへの6ydsパスのあと、FBクーンの2ydsランでタッチダウン。
- SEA陣20 : SEAホールディング、RBリンチの10ydsラン、WRハーヴィンへの9ydsパスで3rdダウン1として第2Qへ。
第2Q。
- RBリンチの7ydsランで1stダウン。WRハーヴィンがクイックパスをファンブルするがリカバーできず。WRハーヴィンへの33ydsパスでFG圏内へ。リードオプションの構えからWRロケットへのパスが33ydsのタッチダウンに。
- GB陣16 : RBレイシーの1ydラン、4ydsパスで3rdダウン5、WRコブへの11ydsパスで1stダウン。RBレイシーの3yds、RBスタークスの3yds、6ydsランで1stダウン。TEクウォレスへの2ydsパス、RBスタークスの3ydsランで3rdダウン5、SEAパスインターフェア44ydsでゴール前08ydsへ。WRコブへの1ydパス、RBレイシーの3ydsランで3rdダウン4、WRネルソンへのパスは通らず。23ydsFG成功で同点。
- SEA陣30 : TEミラーへの22ydsパスで一気にGB陣へ。投げ捨て、オフサイド、RBリンチの21ydsランでレッドゾーンへ。WRハーヴィンの9ydsラン、RBリンチの2ydsランでゴール前09ydsへ。RBリンチの9ydsTDラン成功。
- GB陣20 : TEクウォレスへの18ydsパス、RBレイシーのノーゲイン(GB最後のタイムアウト)、RBスタークスへの11ydsパスでハーフライン近くまで進んで2ミニッツ。TEクウォレスへの6ydsパス、RBスタークスへの1ydパスで3rdダウン3、投げ捨てでパント
- SEA陣18 : 残り1分06秒。WRボルドウィンへの3ydsパス、GBイリーガルコンタクトで1stダウン。RBタービンの7ydsラン(SEAタイムアウト#1)、ロングパス失敗、RBタービンの5ydsランで1stダウン(SEAタイムアウト#2)。残り14秒。投げ捨てで残り10秒。スクランブル5ydsで前半終了。
第3Q
- SEA陣14 : RBリンチの14ydsラン、9ydsラン、4ydsランで連続1stダウン。ロングパス連続失敗で3rdダウン10、WRボルディンへのパスは6yds止まり。
- GB陣14 : WRネルソンの弾いたパスをインターセプトされ、GB陣08へ。。
- GB陣08 : WRカースへのパス失敗、RBリンチの5ydsランで3rdダウン3、ティップしたパスをWRハーヴィンがキャッチするが1ydのみ。20ydsFG成功で10点差に。
- GB陣20 : RBレイシーの2yds、2ydsランで3rdダウン6、WRネルソンへの9ydsパスで1stダウン。RBレイシーの-2ydsロス、WRコブへのロング失敗で3rdダウン12、WRコブへの23ydsパスが通ってSEA陣へ。3rdダウン5からロングパス失敗、ギャンブル敢行もサックに終わる。
- SEA陣45 : WRハーヴィンの16ydsランのあと、RBリンチの1ydラン、パス失敗で3rdダウン9、RBリンチのランは1yd止まり。
- GB陣10 : いきなりサックされてファンブル、RTシェロッドがエンドゾーンで押さえてセーフティに。
- SEA陣47 : TEミラーへの9ydsパス、RBタービンの5ydsランで1stダウン。RBリンチの4ydsラン、TEミラーへの9ydsパスでFG圏内へ。投げ捨てとRBリンチのノーゲインで3rdダウン10、WRボルディンへの10ydsパスでぎりぎり1stダウン。QBスクランブル13ydsでゴール前03ydsまで進んで最終Qへ。
第4Q
- RBリンチの3ydsTDランが決まって19点差に。
- GB陣18 : WRネルソンへの15ydsパス、RBレイシーへのスクリーンパス12ydsで連続1stダウン。RBレイシーの3ydsラン、WRコブへの13ydsパスでSEA陣へ。GBホールディング、WRネルソンへの12ydsパス、RBスタークスの6ydsランで3rdダウン2、WRネルソンへの11ydsパスでFG圏内へ。RBスタークスの12ydsラン、5ydsランでゴール前03ydsに迫り、最後はWRコブに3ydsTDパス成功。2ポイントコンバージョンはTEクウォレスに通らず、13点差に。
- SEA陣20 : 3rdダウン6からGBホールディングで1stダウン。3ydsラン、スクリーンパス14ydsでさらに1stダウン。4ydsラン、QBスクランブル7ydsでGB陣へ。WRロケットへの5ydsパス、SEAホールディング、QBスクランブルとGBフェイスマスクでFG圏内へ。RBリンチのラン3回でぎりぎり1stダウンならず。4thダウンインチズはプレーアクションからFBコールマンへのパスで15ydsのタッチダウン。
- GB陣24 : TEクウォレスがスクリーンパス落球、RBハリスの7ydsランで2ミニッツ。TEクウォレスへのロングパスはGBホールディングで取り消し。3rdダウン13からWRコブへのパス失敗で、ギャンブルせずパント。
- SEA陣22 : ニーダウン3回で試合終了。
Final Team Statistics |
|
Packers |
Seahawks |
Points |
16 |
36 |
Total Yards |
255yds |
398yds |
First Downs |
19回(ラン4・パス13・反則2) |
25回(ラン13・パス8・反則4) |
|
|
|
Rushing |
80yds(21回・平均3.8) |
207yds(37回・平均5.6) |
|
|
|
Passing |
189yds(23/33・1TD・1INT) |
191yds(19/28・1TD・0INT) |
Sacked |
3回14yds |
1回0yds |
Passer Rating |
81.5 |
110.9 |
|
|
|
3rd Down Efficiency |
6/12 (50%) |
4/11 (36%) |
|
|
|
Turnovers |
1回 (INT1/FUM0) |
1回 (INT0/FUM1) |
|
|
|
Field Position |
自陣22yds |
自陣34yds |
Punt |
4回38.3yds(ネット37.5yds) |
2回33.0yds(ネット33.0yds) |
Kickoff Return |
4回平均22.3yds |
3回平均20.0yds |
Punt Return |
0回 |
2回平均1.5yds |
Field Goals |
1/1 |
2/2 |
|
|
|
Penalty |
8回65yds |
4回69yds |
Time of Possession |
26分40秒 |
33分20秒 |
上の表で示したように、トータルヤーデージ、1stダウン回数、タイムオブポゼッション、平均フィールドポジションのすべてで完敗している。
3rdダウン成功率はパッカーズが50%、シーホークスが36%。ただシーホークスは3rdダウンまで行かずに1stダウンが取れている。
オフェンスの犯したターンオーバーは1回。
- 第3Q最初の攻撃、スラントのパスをWRネルソンが弾いて手痛いインターセプトに。QBロジャースのコントロールミスだった。せっかく後半最初の相手オフェンスを止めてまだ7点差の場面、このミスで再びモメンタムを失ってしまった。
ディフェンスの奪ったターンオーバーは1回。
- 第1Q、相手パントリターナーがキャッチの瞬間にCBハウスがヒットし、Sクリントン=ディクスがリカバー。フェアキャッチをコールしなかったSアール・トーマスのポカだろう。
- その他に2回チャンスがあったがターンオーバーには至らなかった。第1シリーズにはSハイドが飛び込んで弾いたパスをILBジョーンズがジャンプしてキャッチしたが、TEミラーにボールを叩かれて確保できず。第2Qにはクイックパスを捕ったWRハーヴィンからOLBマシューズがファンブルフォースするが押さえるには至らず。
先発QBアーロン・ロジャースは23/33、189yds、1TD、1INTでレーティング81.5。
- 通るのは速いタイミングのショートパス(ほとんどWRネルソン)ばかりで、長いパスは投げることさえできない。パス1回あたりのゲインはわずか5.7yds。(彼のキャリア平均は8.2)
- ランが止められて3rdダウンロングの連続のなか、3rdダウン成功率50%はさすが。
- 彼にしてはコントロールが安定していなかった。第3QのインターセプトはWRネルソンへのパスがリード気味になりすぎたもの。1ステップのクイックパスが珍しく乱れるプレーもあった。スクランブルで1stダウンを取れそうな(ヒットも受けそうだったが)ところを投げて3rdダウン失敗に終わるプレーも。
- 相手はCBのサイドを固定しているので、CBリチャード・シャーマンがいる右サイドへは基本的に投げない。そのためにWRボイキンのキャッチ機会がゼロに。
- パスキャッチがわずか5人しかいないのはきわめて珍しい。
チームラッシングは21回80yds(平均3.8)、1TD。
- 先発RBエディー・レイシーは12回34yds(平均2.8)とシャットアウトされ、敗因の1つとなった。最初の3回で計24ydsを走ったあと9回10ydsしか走らせてもらえなかった。縦が詰まって外に逃げようとし、ロスタックルを喰らうことの繰り返し。レシービングは3回11yds。チェックダウンのパスをフリーでキャッチしてもすぐに相手が集まってきてロングゲインできない。
- 2番手RBジェームズ・スタークスは7回37yds(平均5.3)、パスキャッチ2回11ydsと頑張りを見せた。ただしイージーな落球が1回。
- 3番手RBドゥワン・ハリスはレイシーが退場した終盤に登場し、1回7yds。
- FBジョン・クーンは2ydsのTDラン。ゴールラインオフェンスでDEダニエルズがフルバックに入った。
WR/TE陣は以下のとおり。
- WRジョーディ・ネルソンは9回83yds(ターゲット14回)。これだけパスが来ても83ydsどまりというところにも、今回のオフェンス不振が表れている。
- WRランドール・コブは6回58yds(ターゲット9回)、1TD。ロングパスで44ydsのパスインターフェアを誘っている。
- WRジャレット・ボイキンはパスキャッチ機会なし。CBリチャード・シャーマンがつくのでパスを投げない。
- 2巡指名WRダヴァンテ・アダムズも機会ゼロだった。7巡指名WRジェフ・ジャニスはアクティブ登録から外れている。
- 先発TEリチャード・ロジャースもキャッチ機会ゼロ。TEアンドリュー・クウォレスは3回26yds。終盤にはスクリーンパスを落球。
先発OL陣はLTバクティアリ、LGシットン、Cリンズリー、RGラング、RTブラガ。
- 第2QにRTブラガが負傷、シェロッドが代役に。RTシェロッドが許した最初のサックは4thダウン5でのもの。2つ目はファンブル&セーフティに。どちらも最悪のタイミングで、いきなりRTドン・バークレーの抜けた穴を痛感させられるハメになった。
- その2回を除けば、かならずしもパスプロテクションがガタガタだったわけではない。止められてもランを繰り返し、速いタイミングのパスが多かったおかげでもある。オフェンスの破壊力はどうしてもダウンする。相手はブリッツをあまり入れず、その分カバレッジを厚くしていた。
- 被サック3回の内訳は以下のとおり。第1シリーズの被サックはスクランブルが0ydsゲインとなったもの。第3Q、4thダウン5の場面でRTシェロッドがDEエイヴリルに突破を許して手痛いサック。次のシリーズではRTシェロッドがDEベネットに抜かれてサック&ファンブル&セーフティ。
- 初先発Cコーリー・リンズリーはまずまずの出来か。ショットガンスナップのカウントを勘違いしてQBロジャースがタイムアウトをコールしなければならなかったミスあり。
ディフェンスの陣容は以下のとおり。
- 先発DLは左からDEデイトン・ジョーンズ、NTガイオン、DEダニエルズ。新人NTペネルがアクティブ登録から外れて4人体制。
- 先発LBは左からOLBマシューズ、ILBホーク、ILBジョーンズ、OLBペッパーズ。しかしOLBペッパーズは3ポイントスタンスの場面も多く、つまり3-4と4-3のハイブリッドディフェンスのようになっている。
- 前半は先発両OLBが出ずっぱりだったが、後半最初のシリーズからOLBペリーがローテーションに加わった。好プレーが2つほどあったので、今後出番が増えてもおかしくない。
- 第2Q、OLBペッパーズは入団初サックとなるはずがILBジョーンズのイリーガルコンタクトで取り消しに。その他にもQBウィルソンの背後から追いついてパス失敗に終わらせる好プレーも。ただしラン守備ではよいところがなかった。
- 先発DBはCBウィリアムズ、CBシールズ、SSバーネット、FSハイド。ニッケルはCBヘイワード。ダイムはSクリントン=ディクスが加わってハイドがスロットに。
- SハイドとSクリントン=ディクスはそれぞれ好プレーがあり、セーフティ陣については昨年とくらべ大きなポテンシャルを秘めているのがうかがえる。ただしSクリントン=ディクスはRBリンチとWRロケットに対してミスタックル。
パス守備はQBラッセル・ウィルソンを相手に19/28、191yds、2TD、0INTのレーティング110.9。
- 逃げ足と判断の速いQBでもあり、パスラッシュはなかなか届かない。
- パッカーズ守備のサックは1回のみ。第1シリーズでQBウィルソンのスクランブルをSクリントン=ディクスがサイドラインに追い詰め、ノーゲインでサック扱いに。OLBペッパーズの入団初サックは反則で幻に。
- DB陣のパスカバレッジは全般に悪くなかった。ただLB陣はそうではなく、ILBジョーンズはイリーガルコンタクトとホールディングで1stダウンを与えている。
- 第2Q冒頭のTDパスは、リードオプションからQBウィルソンが左に走ると見せ、CBシールズがひっかかってWRロケットをワイドオープンにしてしまった。最後はSクリントン=ディクスがミスタックル。
ラン守備は37回207yds(平均5.6)、2TDを許し、最大の敗因に。
- ミスタックルの山。ディフェンス全員が悪かった。
- 先発RBマーショーン・リンチは20回110yds(平均5.5)、2TD。穴を見ながらの巧みなカットバックとパワーランの組み合わせに、こちらはミスタックルを繰り返した。
- 1stダウン25回のうちランによるものが13回にのぼった。全体の半分以上がランというのは珍しい。
- 前半100yds、後半107ydsとまんべんなく走られている。終盤はランとわかっていても止められず、7分のTDドライブを許した。
- 第2QのRBリンチのTDランの場面では、こちらのディフェンスが10人しかいなかった。
スペシャルチーム
- つまらない反則やミスが敗因の1つになった。第1シリーズにはパント場面でDEダニエルズがランニング・イントゥ・キッカーで1stダウンを与え、相手の先制FGにつながった。また、相手のFG場面に12メンで無駄なタイムアウトを取らされ、前半2ミニッツのオフェンスに響いた。
- キックオフリターンはRBドゥワン・ハリスが19yds(自陣13へ)、タッチバック、21yds(自陣16へ)で平均20.0yds。Sマイカ・ハイドと交代させられたのはそうした判断ミスのせいだろう。Sハイドはタッチバック、タッチバック、21yds(自陣18へ)、28yds(自陣24へ)で平均24.5yds。
- パントリターンはWRランドール・コブがフェアキャッチ2回のみ。
- Pティム・マステイのパントは4回平均38.3yds、ネット平均37.5yds。最初のパントだけが29ydsの失敗だったが、その後はまずまず。
- Kメイソン・クロスビーのフィールドゴールは23ydsFG成功のみ。
- カバレッジチームは非常によかった。WRハーヴィンのキックオフリターンを3回平均20yds(最長31)に抑え、Sトーマスのパントリターンを2回平均1.5ydsに抑えている。
反則は8回65yds。シーホークスの反則は4回69yds。
- 第1Q : 相手パントの場面でDEダニエルズがランニング・イントゥ・キッカーで1stダウン。(先制FGにつながった)
- 第2Q : OLBペッパーズがオフサイド。ILBジョーンズがイリーガルコンタクト。
- 第3Q : セーフティを喰らったプレーでLTバクティアリがアンスポーツマンライクコンダクト。(フィールドポジションを悪くし、TDにつながった)
- 第4Q : LTバクティアリのホールディング。ILBジョーンズのホールディング。CBヘイワードのフェイスマスク。RGラングのホールディング。
ケガ人
- 第2Q、後ろからTEロジャースに激突されたRTブライアン・ブラガが左ヒザを負傷。昨年前十字靭帯を断裂した方のヒザだ。マッカーシーHCによると、「ヒザの捻挫だと聞いている。現時点では、重大なものだとは我々は考えていない」とのこと。ただこうしたときでも、翌日の精密検査で前十字靭帯断裂が判明することはある。
- TEリチャード・ロジャースは上記のプレーでブラガと衝突して首を負傷。肩や腕にしびれが走る"Stinger"か。後半には復帰できた。
- 第4QのTDドライブでRBエディー・レイシーが脳震盪を起こして退場。昨季に続いて2回目。
- 終盤にはOTデレク・シェロッドも足をひきずっていたが、どこをどの程度痛めたのかはわからない。捻挫でもしていたらまさに緊急事態だ。
- アクティブ登録から外れたのは、TEボスティック(腓骨骨折)、CBグッドソン(脳震盪)、QBトルジーン、WRジャニス、NTペネル、OLBエリオット、ILBブラッドフォード。(太字はケガ人)
- C JC・トレッターは昨日、復帰可能インジャリーリザーブに入った。復帰はバイウィーク(第9週)以降となる。
その他
- 今日のゲームキャプテンは、QBロジャース(オフェンス)、OLBペッパーズ(ディフェンス)、CBブッシュ(スペシャルチーム)の3人。(写真)