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Notebook: フリンが2番手QB
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2014年9月 1日
現地日曜、レギュラーシーズン初練習が行われた。今週は木曜に試合があるため、この日曜がふだんの水曜練習にあたる。キャンプ中とは違い、目隠しシートの張られたクラーク・ヒンクル・フィールドにて、フルパッド練習だった。ILBブラッド・ジョーンズ(ハムストリング)が復帰し、ケガ人は3人だけとなっている。
- 人事関連のニュースをまとめて。
- パッカーズは他球団から解雇された選手を1人も"claim"せず。また、パッカーズから解雇された選手への"claim"もなかった。昨年は5選手が他球団に拾われていた。
- すでに10人枠を埋めたプラクティス・スクワッド契約については前の記事で。
- おそらくプラクティス・スクワッド候補として、若手QBのワークアウトを行った。QBパット・デルヴィン(元MIA)、QBジェフ・マシューズ(元ATL)、QBジョン・ジェニングス(元KC)の3人。デルヴィンは過去3年ドルフィンズに在籍。マシューズは今年のドラフト外ルーキーで、8月24日までファルコンズにいた。コーネル大でCトレッターのチームメイト。ジェニングスはサギノーヴァレー州立大でWRジャニスのチームメイト。
- そのほか、OTマイケル・バミーロ(ストーニーブルック大/元イーグルス」)、OTマナシ・フォーケティ(ウェストテキサスA&M/昨季ビルズのPS)、OGアダム・ゲティス(アイオワ大/元MIA)、DBロバート・スティープルズ(メンフィス大/元MIN)のワークアウトも。
- インジャリーリザーブにいたRBラジオン・ニール、OGアンドリュー・ティラー、ILBジョー・トーマスは "Injury settlement" にサインして退団している。いずれPS入りもありそうな顔ぶれ。
- 昨日インジャリーリザーブ入りしたTEジェイク・ストーンバーナーだが、軽い足首の負傷に過ぎず、近く”Injury settlement”にサインして退団となる模様。
- パッカーズから解雇されたOGジョン・フリントン(ワシントン州立大)は49ersのプラクティス・スクワッドに入った。
- マッカーシーHCが会見にて、「バックアップQBはマット・フリン」と明言。つまりフリンが2番手、トルジーンが3番手ということだ。今年のプレシーズンよりも、昨季2勝1分けをもたらした実績を重視してのことだろう。
- 控えQB問題の噴出した昨年のプレシーズン、パッカーズの控えQBたちは63/127、509yds、2TD、2TDでレーティングわずか58.8だった。今年は57/97、719yds、6TD、1INTのレーティング98.3。
- ロースター残留についてQBマット・フリン。 「どのような結果になるか、何も考えないようにしてロースターカットの日に臨んだ。そう他の全員、いや75%の選手と同じようにナーバスだった。どうなるか予想がつかなかったから。3人全員が残れて僕は嬉しいよ。みなその価値があると思う。これからは背番号12番の準備を手伝うのが大事だ」
- ドラフト外入団からロースター入りしたOLBジェイロン・エリオット。 「お祝い? ノー。試合が木曜にあるんだから、そんな暇はないよ。シアトルと戦う準備をしないと」
- パッカーズ選手がキャンプ練習/プレシーズンゲームをケガで休んだのべ日数は、昨年は357日。今年は173日と半減させることができた。最長はNTガイオン(20)、以下WRアブレデリス(18)、TEライエラ(14)、RTバークレー(14)、DEウォージー(13)となっている。
- パスディフェンスの接触プレーが厳しく取られるようになった結果、今年のNFLプレシーズンにおいてイリーガルコンタクトは昨年の450%、ホールディング(ディフェンス)が昨年の353%と激増している。
- 3日ほど前の件だが重要なのであらためて。妻やガールフレンドへの家庭内暴力に対し、NFLは処分を大幅に厳しくすることを決定し、各球団に通達した。初回の違反で最低6試合出場停止(無給)、2回目で1年の出場停止(名目上は「無期限」で、1年を終えたところで再審査)となる。これは選手にかぎらず、球団職員すべてに適用される。
- 上記の決定は、レイヴンズのRBレイ・ライス事件への反響に触発されたものだ。気を失うほどフィアンセを殴ったRBライスに対してわずか2試合の出場停止しか科されず、「たかがマリファナを吸っただけで1年、なのに女性をノックアウトして2試合なのか」と世間(とくに女性)から猛烈な批判を浴びた。今回の決定に際してコミッショナーは、ライスへの処分が軽すぎたことも率直に認め、今度は称賛を集めている。
- プレシーズン最終戦を休んだILBブラッド・ジョーンズ(太もも)が練習に復帰。開幕戦出場は大丈夫そうだ。
- この日の練習を休んだのは、TEボスティック(右腓骨骨折)、Cトレッター(ヒザ)、CBグッドソン(脳震盪)の3人だけ。