グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2014年8月 5日

ファーヴが来年パッカーズHOF入り

パッカーズは月曜昼に記者会見を行い、来年7月18日にブレット・ファーヴがパッカーズ・ホール・オブ・フェイム入りすること、その際に永久欠番セレモニーも行うことを発表した。ファーヴ本人は電話での参加だったが、この会見にはマーフィ社長、ハーラン名誉会長、トンプソンGM、マッカーシーHCも出席。球団が一致してファーヴを歓迎することを、形の上でも表している。なお現在HOFは移転・拡張工事中で、ファーヴは完成後最初の殿堂入りとなる。

通常パッカーズHOF入りは1月後半に発表されるが、今回は半年ちかく前倒しとなった。ここ数年ずっと球団との関係修復が取り沙汰されてきただけに、そうした論議に早く決着をつけてすっきりさせたい、という考えで両者が一致したのかもしれない。なおファーヴは先日のコメントで、最近パッカーズとの間を取り持ってくれたのがボブ・ハーラン名誉会長であることをあきらかにしたばかり。

◆ ◆ ◆

会見の最初はパッカーズHOF(球団からは独立した組織)のペリー・キダー社長。選考委員会による全員一致の選出であること、単独で殿堂入りするのはわずか6人目であること(例年は2人か3人同時に行う)、チケットの発売は年明け以降であることなどを説明した。

続いてマーフィ社長がファーヴの功績を賞賛。また、今回のことを実現したのはハーラン名誉会長のおかげであると感謝の言葉を述べた。7月のセレモニーだけでなく、来年のレギュラーシーズンゲームで序幕式を行い(北側スコアボード下のこれ)、それにはファーヴだけでなく家族も出席する(ふつうそれが永久欠番セレモニーだと思われていたのだが)。パッカーズHOF入りセレモニーは毎年アトリウムにてバンケット形式(写真)で行われているが、今回はファンを収容しきれないのでスタジアムのスタンドを使うことも示唆している。

そしてもっとも古い付き合いであるハーラン名誉会長が登場。自分がパッカーズに来た70年代から80年代がいかに苦しかったか、それがウルフGMとホルムグレンHCとファーヴが来たことですべてが変わった、と振り返っている。 「旧友を再び迎えられるのは素晴らしいことだ」との結びの言葉を受け、ファーヴ本人が電話で登場となった。例によって話がダラダラと長いので、要点だけかいつまんで。(声明と質疑応答で28分もあった)

カテゴリ : History, Player, Team/Organization