先日WRジョーディ・ネルソンがサインした契約は下表のように判明した。契約ボーナス$11.5ミリオンをふくむ総額$42.55ミリオンの5年契約。大幅ディスカウントとは言わないが、昨季1314ydsレセプションを記録した力からすれば、年平均$8.51ミリオンは決して高くない(WRの契約ランキング)。今年のキャップナンバーは$5.925ミリオンとなり、契約前の$4.375ミリオンから$1.55ミリオン増えただけだ。
ベースサラリーは最初の3年間が低く抑えられ、4年目の2017年(32歳)に跳ね上がるバックロード型となっている。そのころ力が衰えてきていたら、契約の見直しあるいは解雇となるかもしれない。しかしキャップ枠が増えていく見通しであることを考えると、衰えが最小限なら契約満了までいってもおかしくはない。たとえば、今年のパッカーズはCBトラモン・ウィリアムズのキャップナンバー$9.5ミリオン(チーム3位)を受け入れいている。
パッカーズのキャップスペースは$13.6ミリオンほど残っていて、まだまだ主力級の選手と契約延長する余裕はある。今年使い切れなかったキャップスペースは来年に繰り越すこともできる。
Jordy Nelson's new contract | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Year | 契約ボーナス | ロースターボーナス | ベースサラリー | ワークアウト | 出場ボーナス | キャップナンバー | キャッシュバリュー |
2014 | (2,300,000) | 2,000,000 | 500,000 | *5,925,000 | 14,250,000 | ||
2015 | (2,300,000) | 1,300,000 | 500,000 | 500,000 | 4,600,000 | 2,300,000 | |
2016 | (2,300,000) | 5,500,000 | 500,000 | 500,000 | 8,800,000 | 6,500,000 | |
2017 | (2,300,000) | 8,250,000 | 500,000 | 500,000 | 11,550,000 | 9,250,000 | |
2018 | (2,300,000) | 9,250,000 | 500,000 | 500,000 | 12,550,000 | 10,250,000 | |
計 | 11,500,000 | 42,550,000 |