グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2014年3月17日

DEジュリアス・ペッパーズが移籍を振り返る

FA契約したDEジュリアス・ペッパーズは年齢への懸念について、「僕はまだまだ力が残っている。チームに大きな貢献ができる。まだ高いレベルでプレーできることを世間に証明したい」と自信を示している。「(個人成績は)僕には関係ない。スタッツは僕の中で大きな意味がないんだ。よいスタッツを残さなくてもよいシーズンを過ごすことはできる。目標は高いレベルでプレーすること。僕はパスラッシャーだから、それが大きな部分を占める。ハードにプレーしてどの試合でも大きな貢献をしたい」

「パッカーになれるのはすごくよい気分だ。素晴らしい歴史を持つチームに加われることを喜んでいる。優勝を目指す機会をもらえて、これほど嬉しいことはない。(FA市場では)自分に合った機会を求めていた。優勝する十分なチャンスがあるチーム、優秀な人物たち、勝ち方を知る優れた選手のいるロッカールーム。それに、自分がよりヴァーサタイルで効果的なプレーができるようなユニークなディフェンス・スキームを求めていた」

「よいクォーターバックのいるチームが勝つチームだ。それが僕の決断に影響したのはたしか。アーロン(ロジャース)と一緒にプレーするのを楽しみにしている。彼を追いかけるのは嫌だし、同じチームでやれるのを喜んでいる。大事なのは優勝を目指すことだ。僕はこれまで優勝したことがないから、気持ちはそこに集中している。このチームは優勝を目指す形ができていると思うし、自分ならそれを助けられると思う」

ドム・ケイパースDCは1999年ジャガーズで4-3を使って強力ディフェンス(失点1位)を築いたことがある。OLBペリーやOLBニールに関するマッカーシーHCの発言からしても、昨年までとは違ったディフェンスを目指しているのは間違いない。 「ケイパースDCはヴァーサタイルなことを好み、いろいろ違ったことを仕掛ける。僕がキャリアを通してずっとやりたかったことだ。このチームは、昨年アーロンが倒れた時でさえ素晴らしいオフェンスだった。ディフェンスは何が欠けていたのかわからないけど、エリート・レベルに達するのを自分なら助けられると確信している。すべてがパーフェクト・フィットだと思う」

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代理人のカール・ケアリーはパッカーズ訪問の様子を振り返る。 「じつは球団施設に足を踏み入れてわずか5分、トンプソンGMやマッカーシーHCやラス・ボール(交渉担当)と会ってすぐ、ジュリアスが球団にしっくりきていることを私は感じた。そしてじっさい彼は、『感触がすごくいい』と私に打ち明けたんだ。先週火曜に解雇されてから計8チームが彼に興味を示し、契約オファーがいくつも来ていた。しかし我々がグリーンベイに着いたとたん、彼は私を見て『ここに決めよう』と言ったんだ」

「解雇はありうると我々には昨年初めの時点で承知していた。そうなることがわかっていても、ジュリアスはベアーズのために契約見直しを受け入れた。その結果として今年のキャップナンバーが跳ね上がる形になる。だからキャップ上の理由で解雇される可能性があると我々は覚悟していた」

「ジュリアスにとって重要だったのは、ヴァーサタイルな能力、自分の特別な才能を証明できる機会だった。彼は長年、3-4とかハイブリッドのディフェンスでプレーすることを望んでいた。パンサーズ時代からのことだ。ついにその機会が手に入り、彼はとても喜んでいる」

「4年にわたって映像を研究し、彼への対策をしてきた同地区ライバルから入団を誘われるというのは、選手にとって最高の賛辞だと思う。彼を知り尽くし、どれだけ働けるかをよくわかった球団が、こちらのサイドに来ないかと言ってくれるのだから、それだけ彼を買ってくれているということだ」

カテゴリ : Contract/Personnel, Player