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Notebook: マカドゥーQBコーチがHC候補に
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2014年1月 8日
- ベン・マカドゥーQBコーチは、水曜にヘッドコーチ候補としてブラウンズと面談することになった。TEコーチ→QBコーチ→(OCを経ず)→HCという出世は、かつてパッカーズでアシスタントコーチを務めたアンディ・リード(現チーフスHC)と同じ。いまブラウンズで社長をしているジョー・バナーはイーグルス時代にそのアンディ・リードを招聘した人物らしい。
- マカドゥーQBコーチが退団した場合、現RBコーチのアレックス・ヴァンペルトが後任となるのが順当に見える。彼はビルズで長く控えQBを務め、すでにビルズとバッカニアーズでQBコーチの経験がある。
- 毎週恒例、QBアーロン・ロジャースのラジオ番組から。
- 「こうしてシーズンを終えるのはいつだって苛立たしい。とくにホームで負けるのはね。チームは僕に毎週素晴らしいプレーを期待してる。なのに、この日曜はそれができなかったことが残念で仕方がない。ディフェンスは勝利に十分なプレーをしてくれたのに、僕らが十分に得点できなかった。もし試合前に、『ディフェンスが23失点に抑えてくれる』 と聞かされたら、こっちの勝ちだと思っただろう」
- 優勝のチャンスは閉じつつあると思うか?との質問に。 「1つのチャンスが終わり、また新しいチャンスが生まれつつあると思っている。今季は、今後4年か5年続く新しいチャンスの始まりだったのではないかと思う。将来はとても明るく思えるよ。このチームの中核を見てみると、オフェンシブラインは望ましい状態にあるし、レシーバー陣は素晴らしいし、エディーという大物RBがいる。スタークスは(FAになるので)わからないけど、中古車セールスマン(RBドゥワン・ハリス)も戻ってくる。今後長きにわたって非常に優秀なチームでいられるだけの要素は揃っている」
- 「僕の契約はあと6年残っている。その6年の間は高いレベルでプレーできると予想してるし、その後3年か4年は続けられるかもしれない。当分のあいだ優勝候補でいられることは球団も理解していると思う。あといくつかピースが足りないだけだよ」
- 「今年は入団以来もっとも誇らしいシーズンの1つになった。グリーンベイ・パッカーであることを誇りに思う。たくさんのケガを乗り越えてここまで来ることができた」
- 「さっき Barnes & Noble でランドール・コブに偶然会ったところ。オフシーズンの間は月に2冊は読書するつもり」 「ランドールと顔を合わせるたび、シカゴ戦の最後を思い出して微笑まずにはいられなくなる」
- 「鎖骨の状態はいいよ。来季復活するために、今年のオフシーズンはすごく重要だ。僕はもう30歳だし、自分に高いハードルを設けて身体的なトレーニングに取り組むつもりだ」
- 「鎖骨は100%治っているの? イエスかノーで!」と詰問されると言葉を濁らせた。 「イエスかノーでは答えられない・・・。スキャンを見ていないから。ベアーズ戦への出場許可は100%もらった。大事なのはそこだよ」
- 来季のチームの変化について。 「とくに不安は感じていない。球団首脳を信じているし、若手の成長も期待できる。(主力のケガの間)彼らが戦力になることは証明済みのわけだし」
- FAとなるCイヴァン・ディートリック=スミスについて。 「イヴァンの働きは誇らしく思っている。キャンプの時に、『今年は君にとって素晴らしいチャンスだ』 とハッパをかけたのを覚えている。長期契約をつかむチャンスだとね。彼が長く居続けてくれることを僕は望んでる」
- WRジェームズ・ジョーンズは第16週PIT戦で肋骨を2本折りながらプレーを続けていたことを、今日初めて明らかにした。 「タフであることに僕はプライドを持ってる。ピッツバーグ戦で肋骨を折り、プレーを続けた。練習も続けた。練習を休まなければインジャリーリポートに載せなくてもいいしね。これもフットボールの一部だ。誰も知らないケガをかかえながら、チームのためにプレーを続けてた選手はたくさんいるよ」
- ProFootballFocusの採点によると、新人LTデヴィッド・バクティアリは開幕5試合までのパスプロテクション評価が-6.8。その後の12試合は+9.0と大きく向上した。その間の大きなマイナス評価は@ライオンズ戦(3サック)だけ。来季はランブロッキング(チーム最悪の-15.0)の強化が最大の課題となりそうだ。
- パッカーズのセカンダリーでは、コーナーバック陣が強みでセーフティ陣が弱みなのはあきらかだった。ディフェンスの他のポジションとは違い、ケガによる戦力低下がなかったのだからなおさらだ。(Sバーネットが開幕3試合欠場したのみ)
- 今季パッカーズのセーフティ陣はプレーオフを含めて計2355スナップに出場。インターセプトゼロ、ロスタックル4回、ファンブルフォースゼロ、ファンブルリカバー2回。
- M.D.ジェニングスは今季全試合先発して855スナップ出場。にもかかわらずパスディフェンドが一度もなかった。インターセプトゼロ、ファンブルフォースゼロ、ファンブルリカバー1回、サック1回。
- プレーオフを含めて今季850スナップ以上出場したNFL全体のセーフティの中で、1つもインターセプトをしていないのは3人だけ。そのうち1人がSモーガン・バーネット。
- SバーネットとSジェニングスは60回ターゲットになってパスキャッチ46回612yds・9TDを許した。レーティングは148.1。
- 昨日の6人にくわえ、OLBチェース・トーマス Chase Thomas およびOTジェレミー・ヴュノヴィッチ Jeremy Vujnovich との契約が発表された。LBトーマスは昨年スタンフォード大からドラフト外でセインツに入団、その後レイダーズを経てファルコンズのプラクティス・スクワッドにいた。OTヴュノヴィッチはルイジアナ・カレッジ出身。昨年のルーキー・ミニキャンプにトライアウト参加したが、契約には至らなかった。
- 49ers戦の前、身づくろいを終えた選手たちを映したロッカールームの写真集。こうした映像は意外に少ないのでぜひ。ヘッドフォンを着けて集中する選手が多い。スローカムSTコーチはCBブッシュに歩み寄って握手をかわしている。