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Notebook: LTバクティアリの技術
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年9月19日
- 水曜の練習を休んだのは、RBレイシー(脳震盪)、FBクーン(ハムストリング)、TEフィンリー(つま先)、CBヘイワード(ハムストリング)、CBブッシュ(ハムストリング)。
- 今週もCBケイシー・ヘイワード(ハムストリング)は欠場決定。
- FSモーガン・バーネット(ハムストリング)は参加しているが、スナップ数はかなり限られている。
- RBエディー・レイシー(脳震盪)はサイドラインに姿を見せている。重い脳震盪の場合こういうことはないので、これはよい兆しと言える。とはいえ出場許可を出すのは本人や球団ではなく、外部ドクターを含めた専門家の診断だ。
- RBレイシーについてマッカーシーHC。「彼は回復しつつあって、体調はいいようだ。ミーティングでも会った。今は(NFLに)定められた手順を経ているところだ」
- 首を痛めたDEジョニー・ジョリーはフル参加。
- FBクーン(ハムストリング)も不在のため、この日のRB/FB陣はスタークスとフランクリンだけ。
- レイシーが出ても出なくても、次の先発はRBジェームズ・スタークス、とマッカーシーHCが明言。「スターターにふさわしいのは間違いないし、必要な回数をキャリーできるだけの力がある」
- マッカーシーHCは先日RBジョナサン・フランクリンを使わなかったことを後悔はしていない、としたうえで、「彼はよいプレーもたくさんしていて、今日の練習も内容がよかった。おそらく今週はプレー機会があるだろう」とのこと。
- FBクーンが欠場の場合、TEアンドリュー・クウォレス(先日の32ysdTDランでも好ブロック)が代役フルバックの役を務めるかもしれない。「考えたくもないし、クーンが出てくれることを願ってる。僕らが一緒にパスプロテクションするとき、彼の知識はものすごく役に立つんだ。(スナップ前に)何か気が付いたら僕らに伝えてくれる。A-Rodみたいに」
- 安定感あるプレーを続けるLTデヴィッド・バクティアリ。とくに手の使い方の上手さが役立っている。若いOTは強いパンチを出そうと手の位置を低くしがちだが、そうすると相手ラッシャーにやられやすい。LTバクティアリは手の位置を高くしているだけでなく、両手の間隔を離している。「兄のエリックに『最高のパスプロテクターは、どこからともなく手が出てくる』と教わった。両手を揃えてしまうと相手に一発で両手をはたかれるんだ。だから僕はこうして離している」
- QBアーロン・ロジャースが第2週NFCの週間MVPを受賞した。2010年第13週に初受賞してから通算8回目のことで、このスパンではNFL最多受賞とのこと。
- レッドスキンズのSブランドン・メリウェザーは頭部への違法なヒットで$42,000ドルの罰金。累犯者なので金額が高い。最初のRBレイシー相手のものだけが対象で、RBスタークスへのヒットは合法と判断されたらしい。
- ベンガルズのマーヴィン・ルイスHCとマッカーシーHCは、ピッツバーグ大アシスタントコーチとして2年間同僚だった(1990-1991)。パッカーズ新HCとして厳しいスタートを切った時期(ベアーズに完封負けなど1勝4敗)、ルイスHCが励ましの電話をくれたことを今でも感謝しているとマッカーシーHCは言う。「おいどうしてる、と聞かれたから『デスクの下に隠れてますよ』と答えた。『じゃあ立ち上がって椅子に座れ。そうすればだんだんよくなる』と言ってくれた。ああいったことは本当にありがたいものだし、決して忘れることはない」
- パッカーズにとってベンガルズ戦といえば、四半世紀にわたる低迷期を抜け出すきっかけとなった1992年の対戦。負傷退場したQBドン・マコウスキーに代わって若きQBブレット・ファーヴが登場し、終了間際に劇的な逆転TDパスをWRキトリック・テイラーにヒット。マイク・ホルムグレンHCの初勝利であり、16年にわたるファーヴ時代の幕開けとなった。31年前のこのときもシーズン第3週だった。(地元ニュース映像)
- パッカーズは10月20日ブラウンズ戦でいつものスローバック・ジャージ(1929年版)着用を予定している。ただ今年は、「選手の安全のため、サード・ジャージ着用時もヘルメットは普段のものを使うべし」とNFLが新しいガイドラインを定めた。そこでパッカーズは、ジャージは紺のまま、いつもの黄色ヘルメットからGマークとストライプを省いたものを使う、と決定。そもそも1929年当時は皮のヘッドギアだったので、ヘルメットはどうにでも変えられると言えなくもないが。