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Packers Draft Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年5月 1日
- マイク・マッカーシーHCの会見から。
- 2011年末に右スネを骨折したLTデレク・シェロッドは昨季中練習には参加したが回復が思わしくなく、けっきょくインジャリーリザーブでシーズンを終えた。シーズン後にふたたび手術を受け、その後はきわめて順調。戦力として大いにアテにしているとのこと。「(本格復帰への)タイムラインを明言することはできないが、シーズン中よりずっとよい状態なのはたしかだ。回復させ、出場の準備をさせなければならない選手だ」
- OLBニック・ペリー(昨年秋に手首手術)は復帰に近づいているが、いつ100%に戻るかは明言できないとのこと。
- 出場停止から3年ぶり復帰のDEジョニー・ジョリーはすでにオフシーズンプログラムに参加しているが、フル参加はできないという(おそらく保釈条件の関係で定期的に出頭したり薬物検査を受ける必要があるのだろう)。「彼はヒューストンと行ったり来たりしている。(法的)プロセスが完了していないので、フルタイムでは参加できない。よいスタートを切ってはいる」
- ILB D.J.スミスの解雇について。「TEトム・クラブトリー、OLBエリック・ウォルデン、それに彼。自分の選手だと思っていた選手を失うのはつらいものだ。しかしメディカル的に、ロースター的に難しい判断を下さなくてはならない。とくにドラフト準備をする上ではね。彼は非常に優れた働きをしてくれたし、すぐにチャージャーズが獲得したことがそれを示している」
- (指名のなかった)セーフティ陣についてよい感触を持っているか、という質問に。「もちろんだ。昨年のディフェンスではルーキーが数多く出場したことを忘れてはならない。今年のドラフト組の入団を喜んでいるのは言うまでもないが、率直に言って、より大きな進歩はすでにいる若手選手たちから得られるものだ。彼らが今年のディフェンスを向上させてくれるだろう」
- 4番手以降のWRについて。「1つたしかなのは、どの選手もサイズがありフィジカルなレシーバーだということだ。(7巡指名した)2人は素晴らしいフィジカル能力とスピードを持っているし、ジャレット・ボイキンも(昨季ドラフト外ながら)よいスタートを切った。この競争はとても良いものになると思う」
- テッド・トンプソンGMの会見から。
- ILBデズモンド・ビショップをトレード候補としている、との噂については7巡c指名ILBバーリントンの項で書いたとおり。とくに否定はしなかった。
- セーフティを指名しなかったことについて、今いる若手セーフティたちを信頼している、と述べたのも5巡a指名CBハイドの項で書いたとおり。
- これまで関わった中でRBエディー・レイシーが最もフィジカルなRBか、という質問に。「ノー。彼は非常にフィジカルな若者だが、私はアール・キャンベルとチームメイトだったのでね」
- 4巡指名のOTデヴィッド・バクティアリとOT J.C.トレッターのポジションについてマッカーシーHCやキャンペンOLコーチは明言を避け、今後の練習の中で探りながらやっていく、としている。ヴァーサタイルな能力は高く評価している。
- OT J.C.トレッターは高い知性とタフネスがあり、優秀なセンターになれるとの見方も多い。Journal Sentinel紙はあるNFC球団のスカウトの話として「私なら最初からセンターとして育てる」というコメントを紹介している。高校でQB、大学に入ってTE、OTとコンバートされたのは1巡4位指名のOTレーン・ジョンソン(PHI)と同じ。
- RBエディー・レイシーを敬遠したのは昨年手術したつま先の状態を懸念したからだ、とスティーラーズ関係者があきらかにしている。
- ドラフト中に行った3つの指名権トレードについて、一般に流布しているバリューチャートではすべてパッカーズの「損」と判定されるが、ハーバード大の研究によるバリューチャートではすべて「得」となる。これは各指名順の選手の入団後の活躍ぶりを統計的に調べて期待値として数値化したもので、旧バリューチャートよりもずっとなだらかな曲線となっている。
- ドラフト外ルーキーとの契約がすでに報じられているが、フィジカル不合格などで正式契約に至らないケースもしばしばあるので、球団からの発表を待つことにしよう。
- 昨季終盤にプラクティス・スクワッドにいたOGジョー・ギブス(テネシー大マーティン校出身)が解雇された。
- ドラフト指名選手の背番号とツイッターのアカウントは指名選手リストの記事に追記。