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Notebook: 両スターとの契約延長交渉
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年4月 6日
ここ1週間ほどの情報をまとめて。
- QBアーロン・ロジャースおよびOLBクレイ・マシューズとの契約延長交渉が大詰めに近づいている。
- 両選手とも4月15日のオフシーズンプログラム解禁までに契約をまとめたいと望んでいるらしい。
- QBロジャースとOLBマシューズとNTラジの代理人はともにデヴィッド・ダン。NFLを代表するスーパー・エージェントの1人で、彼の率いる Athletes First 社はNFL選手を数多く抱えている(リスト)。今回のような場合は1つのパイを奪い合うわけで、利益相反にはならないのだろうか。
- QBロジャースの契約が秒読みとの報道もあったが、「球団側とは1年あたり$2ミリオンも隔たりがある」との情報が出てきた。そのNFL.comの記事によれば、パッカーズの現時点でのオファーは年平均$21ミリオン強とのこと。
- いっぽう「OLBマシューズの方がQBロジャースよりも合意に近い」とのコメントも出てきた。両選手の代理人を兼ねている人物(「関係筋」となっているが他にありえない)がそう言うのだから本当なのだろう。年平均$13ミリオンを越えるのは確実、とESPNが報じている。現時点でLB最高額はOLBデマーカス・ウェア(DAL)の年平均$11ミリオン強。(2009年締結)
- NFL選手会が明らかにしたところによると、パッカーズのサラリーキャップの余裕は現在$17,799,553ドル(NFLで6番目)。これまでいろいろな数字が報じられてきたが、これが正しいのだろう。
- すでに退団した選手分がキャップにカウントされるのが"Dead Money"だが、パッカーズはわずか$959,236ドル。うち$825,000ドルをCジェフ・サタデー(契約ボーナスの半額)が占める。リスキーなFA投資を避けてきたおかげで、健全な運営ができている。
- いわゆるストリートFAのCBロイス・ミーンズ Loyce Means と契約した。ヒューストン大で4年間38試合に出場したあと、2011年ドラフト外でビルズへ。開幕ロースターに残れず、CFLハミルトンでプレーした。シーズン後は再契約せず退団となり、昨年はフットボールから離れて働いていたらしい。身長5-10(178cm)と小さいが、大学時代より13ポンドもバルクアップした190ポンドで40yds走を4.3秒台で走る。
- FAとなっていたOLBフランク・ゾンボはチーフスと契約。元パッカーズのジョン・ドーシー新GMとの縁だろう。
- Sチャールズ・ウッドソンはFA解禁後すぐに49ersを訪問したが、その49ersはSクレイグ・ダール(元STL)を選び、その後ウッドソンにはどこからも声がかかっていない。「具体的な話は何もなく、今はただ忍耐強く待っているだけ。オークランドを出た後、一度経験していることだ。あの時と同じだよ。いずれどこかと契約し、彼らの勝利を助けることになる。年を取ったNFL選手とはこういうものだ。僕は36歳になり、年老いたと思われている。そうした選手はとりあえず脇に置いておき、格安で買える時が来たら契約するものだ。今はあまり心配していないよ」
- QBマット・フリンはトレードでシーホークスからレイダーズへ移り、今度こそ先発できそう。こちらも元パッカーズのレジー・マッケンジーがGMを務めている。