グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2013年3月26日

TEジャーマイケル・フィンリー残留が確定

高額ロースターボーナスの期日が迫り、TEジャーマイケル・フィンリーを解雇または契約の変更があるかと注目されたが、けっきょく契約をいじることなく残留が決まった。WRジェニングス移籍で球団としてはフィンリー抜きで戦う気にはなれず、フィンリー側としてはサラリーカットに応じるような弱みがない。また契約最終年なので契約見直し(今年のキャップヒットを減らす細工)も不可能だった。

昨年2月に総額$14ミリオンの2年契約にサインしたTEフィンリーは、この火曜に$3ミリオンのロースターボーナスを受け取り、ベースサラリーは$3.8ミリオン。ワークアウトボーナスが$30万ドル、1試合出場するごとのロースターボーナスが$31250ドル(16試合で$50万ドル)となる。今年のキャップヒット$8.25ミリオンはNFLのタイトエンド中なんと2位らしい。今季限りでFAとなるが、シーズンでよほど頑張らない限り来季残留はなさそうだ。フランチャイズ指名で引き留める場合は最低でも今季の1.2倍のサラリーでなければならないので、フランチャイズ指名はまずありえない。

Press-Gazette紙の計算では現在パッカーズのキャップには$20.323ミリオンの余裕があるとのこと。そのうち$4ミリオンから$5ミリオンを新人との契約に充てなければならず、残る$15ミリオンか$16ミリオンでQBロジャース、OLBマシューズ、NTラジの契約延長作業を進めることになる。その他にも今季限りでFAとなる中堅クラスの選手(WRジョーンズ、LTニューハウス、DEニール、Sバーネット、CBシールズなど)は数多く、キャップ的に厳しい時期が続く。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player