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FA Notebook: RBジャクソンはATLへ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年3月15日
- RBスティーヴン・ジャクソンはけっきょくファルコンズと契約。3年総額$12ミリオンと伝えられている。実績からすれば決して高くはないが、もうじき30歳のRBにパッカーズが払うには高いということだろう。「もともとATLが本命で、値段のつり上げにGBを使っているだけ、という見方も多かった」と地元記者は書いている。
- もともとJournal Sentinel紙は「RBジャクソンとWRジェニングスのどちらかしかパッカーズには無理だろう」と書いており、RBジャクソンを逃したことでWRジェニングス再契約の可能性がアップしたのはたしか。
- これでRBセドリック・ベンソンと再契約する可能性が出てきた。負傷した足の状態しだいか。
- そのWRグレッグ・ジェニングスは木・金と泊りがけでヴァイキングスを訪問している。木曜夕方に到着した彼は、スピールマンGMとフレイジャーHCにDEジャレッド・アレンを加えた豪華メンバーで接待ディナー。翌金曜は球団本部を訪れることになっている。
- WRジェニングス側はパッカーズの提示した最新の金額を持って訪問しているはず。問題児パーシー・ハーヴィンをトレードせざるをえなかったヴァイキングスはWRの層が非常に薄く、一流WRは喉から手が出るほどほしいところだ。しかしつり上げに利用されるだけならばアホらしい。というわけで、現地記者たちは必ずしも獲得を楽観視してはいない。
- WRウェス・ウェルカー(NE→DEN)が2年総額$12ミリオンというディスカウント価格で移籍したこともあって、WRの相場はソフトになってきている。そうでなくても市場のFAマネーは日が経つごとに枯渇してくるもので、WRジェニングスの希望(FA解禁当初は年$11ミリオンだったらしい)を叶えるのは難しい状況。FA初日には「希望金額が高いのでMINは撤退」とも伝えられたが、値段が下がったことで再び参加してきたのかもしれない。
- RFAのテンダーをオファーされず無制限FAとなったTEトム・クラブトリーに対し、複数の球団が興味を示している、と関係筋は語っている。こうした情報は代理人が流すものだが、球団名を出さないということはあまり本格的な「興味」ではないのではないか。他球団からオファーがあった場合にパッカーズが対抗するかどうかは、後述のフィンリー問題も絡んできそうだ。
- TEジャーマイケル・フィンリーに対し、パッカーズ側は「現時点ではパッカーズの一員だが将来的にはわからない」と伝えてあるらしい。おそらく、ビッグマネーが必要になれば彼を解雇せざるをえない、という意味合いだろう。市場のFAマネーが枯渇した後の解雇では、高額契約どころか移籍先を見つけるだけでも大変なので、フィンリー陣営はやきもきしながら球団側の決断を待っている。
- 49ers訪問を終えたSチャールズ・ウッドソンだが、相手側にとってはファーストチョイスでないらしく、今は待たされているところ。かつてオークランドでプレーし、北カリフォルニアでワイナリーを経営する彼にとってサンフランシスコは理想的な移籍先だが。
- ILBブラッド・ジョーンズを含め、その他のパッカーズFA選手はまだ噂さえない。