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Packers - Vikings Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年1月 1日
- マイク・マッカーシーHC。 「きついきつい敗戦だった。バイウィークを手に入れる機会は失った。だからプレーオフは今スタートだ。我々はNFCの6チームの1つだ。この位置で、プレーオフ・フットボールを始める時が来た。ごく単純なことだ。今日敗れたことにはがっかりしているが、我々が6チームの1つに残ったことに変わりはないし、ランボーフィールドの観客の前でプレーすることができる」
- NT/DEライアン・ピケット。 「相手のことはわからないが、こちらは準備を整えていく。同じ失敗は決して繰り返さない。ヴァイキングス相手に37失点なんて許されない」
- TEジャーマイケル・フィンリー。 「そのとおり、忘れて前に進むことが大事だ。こういった敗戦からは早く立ち直ることだ。長引かせてプレーオフまで引きずるようでは、(敗退して)家に帰るハメになる。立て直して僕らのフットボールをすることだ」
- WRジェームズ・ジョーンズ。 「僕らはこれまでにもこうした経験はしてる。初めてのロデオじゃないんだ。立て直して勝利をつかむやり方はみんな知っている。僕らは大丈夫」
- QBアーロン・ロジャース。 「エクストラ・ウィークを望んでる選手はウチにはたくさんいた。ランドール(WRコブ)やチャールズ(CB/Sウッドソン)にとってはバイは大きかったかもしれない。でも今日はまるでプレーオフの雰囲気だった。序盤で点差をつけられたけど、僕らはタフにプレーして盛り返した。何も恥じることはない。相手は死にもの狂いだったのだし、オフェンスではMVP級の選手がとてもよく走っていた。後半の僕らはいいプレーを決めて追いついたけど、最後には相手が勝利をものにした。ホームに帰れば、また全く違ったゲームになるだろう。あちらにはホーム・クラウドのアドバンテージはないし、その点は違ってくる」
- QBロジャースはレーティング108.0で2年連続のNFL1位に。4年連続でレーティング100以上は、彼が敬愛するQBスティーヴ・ヤング(1991-94)と並んでNFL史上2人だけだ。2年連続4000ydsは球団史上QBブレット・ファーヴ(1998-99)以来2人目。
- 今回プレーオフで先発するNFCのQB6人の中で、プレーオフ勝利経験のあるのはQBロジャースだけ。
- WRジョーディ・ネルソン。 「序盤はいろいろと苦しんだ。最初の3rdダウンはWRジェームズ・ジョーンズが足を滑らせた。2つ目の3rdダウンは相手にボールを叩き落とされた。オープンな選手はいるのにプレーを成功させられなかった。そうした時期を乗り越えたあとは、僕らは自由にボールを動かして得点を重ねることができた」
- WRジョーディ・ネルソンはヒザを痛めていったん退場したが、WRジャレット・ボイキンが4thダウンのパスキャッチで足首を負傷(写真)すると試合に復帰し、同点TDパスをキャッチした。 「WRボイキンが倒れると、僕に選択の余地はなかった。自分なら乗り越えてプレーを成功させられるとわかっていた。レッドゾーンで”ゼブラ”をやるなら僕は行ける、とコーチに伝えた」
- 今回インアクティブだったWRドナルド・ドライバーはもう出番なしかと思われたが、WRネルソンとWRボイキンが負傷となれば、次はアクティブ登録されるかもしれない。(ただしWRコブは復帰してくる)
- パッカーズから1000ydsレシーバーを輩出できなかったのは2003年シーズン以来9年ぶり。その点ではWRコブ(954yds)の欠場が惜しかった。
- TEフィンリーは今季パスキャッチ61回となり、パッカーズのタイトエンドとしては新記録に。これまではTEポール・コフマンの56キャッチ(1979年)が最高だった。
- 実質エースRBの働きをしたRBドゥワン・ハリス。パスプロテクションのスキームなど、オフェンス知識がしっかりしたことも信頼アップの要因らしい。 「僕は準備ができたと感じてた。どんなプレーがコールされても自分は行けるとね」
- OLBエリック・ウォルデン。 「A-Rodがいなければこちらのボートは浮かばない。A-Peteがいなければ、あちらのボートは浮かばない。彼らはおそらくフットボール界最高の2人だよ」
- RBエイドリアン・ピーターソンには今季2試合で409ydsラッシングを許した。パッカーズ守備は2000yds達成の影の功労者と言っていい。
- 消耗しきった様子のNT/DEライアン・ピケット。 「彼が来ることはわかっている。でも 『わかっている』 ことと 『実際に止めること』 はまったく別の話だ。僕らがすべてを正しくこなしたとしても、彼はタックルを破ってしまう。なぜそれができるのかはわからないよ。神から授かった能力なんだろう。彼はスペシャルな選手だ。普通のバックなら抜けられないようなところを抜け出してしまう。横方向の動きがすごい」
- ILB A.J.ホーク。 「彼のロングゲインの多く、とくに序盤のランは、こちらがスクリメージラインに詰めても彼は抜け出す道を見つけてしまった。テクニック上の問題じゃない。僕らが2年生で教わること。ボールキャリアに向かっていき、しっかりと抱え込む。来週はそれをしっかりやらないといけない」
- S M.D.ジェニングス。 「彼は他のバックにはできないようなカットができる。フィールドの逆方向にも行けるし、スピードで振り切ることができるし、パワーでぶち抜くこともできる。彼はすべてできる」
- このところ安定したカバレッジを見せていたセカンダリーだが、第4Qに崩れた。
- 27-27と追いついた直後の相手1stダウンで、CBサム・シールズがWRジャリアス・ライトに65ydsのロングボム成功を許した。 「彼を後ろに行かせてしまった。こちらはカバー3だった。アンダースローに見えたボールが、実はそうじゃなかった」とCBシールズ。
- そのロングボムの直後、ゴール前で3rdダウンを止めたと思ったら、CBトラモン・ウィリアムズがつまらないイリーガルユースオブハンドの反則で1stダウン。 「試合を通して、WRジェンキンズはこちらを押してばかりいたのに、審判はまるで見ていないかのようだった。時にはファイトし返さなきゃいけないものだ。ただ、もっと落ち着いていないと。意図的にやったわけじゃないが、ちょっと激しくやりすぎた」
- 反則で1stダウンを与えたあと、RBピーターソンを2回止めて3rdダウン。WRジェンキンズへのパスを完全に読んでいたM.D.ジェニングスがINTを狙って飛び込んだがなぜか空振り、後ろにいたWRジェンキンズの胸にボールは収まった。 「僕は触れたんだけど、手をすり抜けていった。素晴らしいボールだったし、いいキャッチだった」
- オフェンスが再び追いついて、2ミニッツ明けの3rdダウン11。マンカバレッジと見せかけたゾーンカバレッジで若いQBを混乱させようという意図だったらしい。サイドライン際のWRマイケル・ジェンキンズはうまくCBヘイワード(浅いゾーン)とSバーネット(深いゾーン)の間で止まって25ydsパスをキャッチし、このビッグプレーがサヨナラFGにつながった。これを防いでいれば、残り1分50秒でQBロジャースにサヨナラ勝ちのチャンスを与えることができていた。
- Journal Sentinel紙のPlay of the Game図解も上記の25ydsパス成功。3メンラッシュで、8人で4人のレシーバーをゾーンで守る形だが、QBポンダーのコメントによれば、こちらのカバレッジは読まれていた。相手もうまかったが、やはりCBヘイワードが浅いフラットに行ってしまったのが敗因だろう。カバーする相手がいるならそれで問題ないが、実際は誰もいない。もっと深く下がっていれば防ぐチャンスは十分あった。ポンダーのパンプ・フェイクに反応したようにも見える。
- このパス成功についてSバーネット。 「このプレーに対して適切なディフェンスだった。ベテランのレシーバーがうまいプレーをしたということだ。彼はいいスポットを見つけた。ウチが負けた原因はこのプレーじゃない。敗戦を1つのプレーのせいにすることはできない」
- Kメイソン・クロスビーは第2週ベアーズ戦以来の50yds以上を成功。 「嬉しいよ。2本とも重要なキックだったからね。この自信を元に波に乗っていきたい。これからはまったく別のシーズンが始まる。プレーオフを通じて、安定したプレーをしていかなきゃいけない」
- 代役KRジェレミー・ロスはパントとキックオフの両方で好リターンを見せ、WRコブが復帰してもリターナーを任されるかもしれない。 「与えられたチャンスにベストを尽くしただけ。先週はずっと練習していたし、ウチはリターナー能力のある選手が複数いる。大学でずっとやっていたし、経験は豊富なんだ。ただこれはNFLだから、アジャストが必要なだけ」
- あやうくタッチダウンをフイにするところだったレッドフラッグ反則についてマッカーシーHC。 「感情的な行為だった。すべきではないことだった」
- レッドフラッグのあと大声で怒鳴ったのはマッカーシーHCの失敗に対してなのか、という質問にQBロジャースは明言を避けた。 「僕はタッチダウンがすぐに認められなくてすごく苛立っていた」
- DEジェレル・ウォージーは左ヒザの大ケガとみられ、当分は出場できないだろう。詳しい情報はないが、ロッカールームから松葉杖で退出するところを記者たちが見ている。
- OLBクレイ・マシューズはハムストリングの再発かと心配されたが、RBピーターソンのヒザが彼の背中をヒットする形になって、一瞬動けなくなっただけとのこと。 「まるでボクサーのように、体が一瞬シャットダウンされた。頭は働くのに体がついてこなかった。もう大丈夫だよ」
- 今季初めて欠場したWRランドール・コブ(足首)。 「ぎりぎりの判断だった。五分五分だったよ。こんな試合だけに僕は出たかったけど、こうするのが賢明だった。僕とチーム側の両方が納得して決めたことだ。次の出場? 100%だよ」
- 脳震盪で1試合欠場したRBアレックス・グリーンは、今回はアクティブ登録されたものの、まったくフィールドに出なかった。 「すべて問題ないよ。練習では普段どおりのスナップ数をこなしてるし、何も違ったところはない。ただコーチたちは好調な選手で行くことにしただけ」