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Notebook: DLミラーがPSから昇格
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年12月12日
プラクティス・スクワッドからDLジョーダン・ミラーが昇格した。ということは今週もDEニール(肩)とDEウィルソン(ヒザ)が復帰できない見込みなのだろうか。ミラーはサザン大出身の24歳で、身長6フィート1(185cm)、体重309ポンド(140kg)。DE/NT兼任の選手で、コーチによれば実際は317ポンドほどある。昨年ドラフト外でベアーズに入団し、プラクティス・スクワッドから最終週にロースター昇格したが出場はせず。今年は開幕前にカットされ、10月下旬にパッカーズのプラクティス・スクワッドに加わっていた。
OLBヴィック・ソートは昨季ドラフト外入団からパッカーズのロースター入りを果たしたものの、今年は成長が見られず開幕前にカット。11月半ばにOLBペリーのIR入りとOLBマシューズの負傷にともなって再契約となったが、ディフェンスでの出番はほとんどなかった。
- インジャリーリザーブにいたDLジョニー・ジョーンズが解雇された。昨年プラクティス・スクワッドにいた選手だが今年6月にヒザの手術を受け、キャンプをPUPリストで過ごしたあとIR入りしていた。
- 初先発を終えたRTドン・バークレーについてマッカーシーHC。 「彼はよくなってきている。今回は先週のMIN戦よりよいプレーをした。タフなマッチアップもあったが、彼の進歩には満足している」
- ランニングゲームについてマッカーシーHC。 「新しいパターンを加えたわけではない。ランニングゲームの成功について、ロジャースは大きな称賛に値する。彼はきわめて頭がよく、相手のアラインメントが想定と違っていたら彼はそれを感じ取って変更を加えてくれる。このフレキシビリティは大きい」
- ランボーリープがイマイチだったことについてQBロジャース。 「本当に疲れてたんだよ(笑)。僕が走った実距離は50yds近かったはずだ。あんなに長いスプリントは最近やったことがなかった。タッチダウンしたあと、スタンドに飛び込むべきかどうか心の中で葛藤があった。最初からその気でないとあれはうまくできないんだよ。やらなければがっかりさせてしまう気がしたし、でも両足でしっかりジャンプできないように思えたから、なんとか両腕が壁を越えるようにした。だから完全には恥じゃなかった。部分的にはそうだけど」
- 今回のライオンズ戦でゲーム・ボール(コーチ陣が選ぶ殊勲選手)が与えられたのは、オフェンスではLGイヴァン・ディートリック=スミス、ディフェンスではCBトラモン・ウィリアムズ、スペシャルチームではOLBフランク・ゾンボ。
- 以下は各メディアのライオンズ戦レビューから。
- CサタデーがRGシットンとともにDTスーをダブルチームすることが多かったため、LGディートリック=スミスは絶好調DTニック・フェアリーに単独で立ち向かった。第3Qにはサックを許したものの、それ以外は一度もプレッシャーを許さず。ランブロックでは右にプルして好ブロックを決めたほか、"Bad Run"の原因になることが一度もなかった。
- RTバークレーは何度かプレッシャーを許したが、好ランブロッキングでパスプロの失点を取り戻した。LTニューハウスの評価はJournal Sentinel紙とPro Football Focusではっきり分かれている。Journal Sentinel紙は、「彼とLGディートリック=スミスがおそらくOL陣のベストパフォーマーで、DEヴァンデンボッシュの繰り出す技をことごとく封じた」としたのに対し、Pro Football Focusは「プレッシャー6回を許し、RTバークレーと違ってランブロッキングもよくなかった」とオフェンス選手の中で最低点をつけている。
- マシューズを欠くOLB陣はパスラッシュで大不振。今回はウォルデン、モーゼス、ゾンボの3人を合わせてわずか2回しかプレッシャーをかけられなかった。
- WRカルヴィン・ジョンソンを主にカバーしたCBウィリアムズは8回ターゲットになって4回54yds、3パスディフェンド。CBシールズは7回ターゲットになって2回23ydsしか許さず、1INT、1パスディフェンド。CBヘイワードは7回ターゲットになって3回23yds、1パスディフェンド。
- サンデーナイト中継のサイドラインレポートで初めて報じられたことだが、今年スタジアム北側(ロンバルディ・アベニューに面する)に新設されたゲートに設置された大時計は(写真)、実際の時間よりも15分進めてある。名将ヴィンス・ロンバルディが時間に厳格で、ミーティングや練習には指定時間の15分前に来ることが義務付けられ、ロンバルディ・タイムと呼ばれたことに由来している。
- マーク・マーフィ社長によると、6月に大時計を設置して15分進めることを決めたとき、その下に"Lombardi time"と明記することも考えたが、もっと微妙なアプローチにすることを選んだという。 「メディアにもアナウンスしないことにした。口コミで自然に広がるのが一番だと考えてね。そうすれば都市伝説のようになるだろう。人々がランボーフィールドに来たとき、あの時計を見ていろいろと噂してくれるようになる。単に時計が狂っていると思って連絡してくれた人が何人かいたが、ニュースメディアはこの日曜まで誰も気が付かなかったようだ」
- ウィスコンシン州では背番号にちなんで2012年12月12日が「アーロン・ロジャースの日」となっている。同州スティーヴンスポイント在住のジェニファー・ブリロウスキーさんが昨年11月にフェイスブックで(半ば冗談で)運動を始めると、それがあっという間に広がってついには州議会で可決となった。5月には州議会議員たちとともにブリロウスキーさんがランボーフィールドを訪れ、ロジャースに記念盾を手渡している。(写真)
- 「ロジャースの日」だからといって大きな行事があるわけではないが、公的機関や私企業の職員がロジャースのジャージ着用を奨励されたり、ロジャースが熱心に支援するMACC Fund(小児がん関連の慈善団体)に$12ドルの寄付を呼びかけたり、グリーンベイのモールではふだん$20ドルのQBロジャースTシャツが$12ドルで売られたりするらしい。その他レストランなどさまざまな商業施設がロジャース関連の企画を予定している。