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Packers 24 - 20 Lions
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年11月19日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Packers (7-3) |
0 |
7 |
7 |
10 |
24 |
Lions (4-6) |
3 |
7 |
7 |
3 |
20 |
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通算166回目、4連勝中のパッカーズとプレーオフ戦線でがけっぷちのライオンズの対戦。パッカーズオフェンスがリズムをつかめず苦しむなか、ディフェンスは第2Q終盤から3連続ターンオーバーを奪ってシーソーゲームに。KクロスビーのFG2回失敗などで後半も苦しい展開が続くが、最後はWRコブへの逆転TDパスとパス守備の踏ん張りでなんとか勝利を収めた。
試合は序盤からパッカーズがフィールドポジションに恵まれるが、ライオンズの強力DLに苦しめられて得点機を活かせない。前半残り2分半からターンオーバーの応酬となるが、KクロスビーのFG失敗でパッカーズは3点リードされてハーフタイムへ。後半最初のディフェンスでSSジェニングスがINTリターンTDを決めてリードするものの、WRカルヴィン・ジョンソンへのTDパスで再びライオンズが逆転。Kクロスビーが38ydsFGを失敗、ライオンズがショートFGを決めて6点差。残り2分を切ったところでQBロジャースからWRコブに逆転TDパスが決まり、ディフェンスがライオンズの2回の攻撃をなんとかしのぎ切った。
パッカーズはバイウィーク明けとは思えないほど主力に欠場者が多い。先週RTブラガとOLBペリーがインジャリーリザーブに入り、WRジェニングス、OLBマシューズ、CB/Sウッドソンといった中心選手が欠場中。T.J.ラングが左ガードから右タックルにシフトし、代役左ガードのイヴァン・ディートリック=スミスがDTニック・フェアリー相手に苦しめられた。ライオンズはDB陣にケガ人が多く、試合の最後でパスカバレッジの脆さを露呈した。
WRコブが9回74yds・1TD、ラッシング2回19ydsの活躍でオフェンスを引っ張った。TEフィンリーは第2Qに開幕戦以来のタッチダウンを決め、第4Qには40ydsレセプションで逆転TDのお膳立て。ディフェンスは代役OLBコンビが合わせて3サックと1ファンブルフォースを決め、CBヘイワードとSジェニングスがインターセプトを決めるなど若手選手の活躍が目立った。Kクロスビーは50ydsと38ydsを失敗していよいよ解雇の危機に。最終盤にNTラジが足首あたりを痛めて退いている。
第1Q
- DET陣20 : TEペティグルーへの3ydsパス、パス失敗で3rdダウン7、WRカルヴィン・ジョンソンはキャッチできず3&アウト。
- GB陣39 : WRコブへの5ydsパス、RBスタークスの6ydsランで1stダウン。RBスタークスの4ydsラン、WRネルソン落球、フォルススタートで3rdダウン11、スクリーンパス失敗でパント。
- DET陣02 : RBルショアの2ydsランとパス失敗で3rdダウン8、TEシェフラーへのパスは通らずパント。
- DET陣48 : WRコブの4ydsラン、RBスタークスの5ydsラン、2ydsランで1stダウン。GBホールディング、WRコブへの9ydsパス、GBホールディング、WRコブへの4ydsパス、WRジョーンズへの13ydsパスでFGを狙わず4thダウン4、WRコブへのパスは通らずギャンブル失敗。
- DET陣31 : WRジョンソン落球、スクリーンパスは-2ydsロスで3rdダウン12、WRジョンソンへの53ydsパスが通ってレッドゾーンへ。GBイリーガルユースオブハンドのあと3rdダウン3、サック(SSバーネット)が出てTDならず。30ydsFG成功で3点先制。
- GB陣19 : WRジョーンズ落球、RBスタークスの4ydsランで3rdダウン6、WRネルソンに15ydsパスで1stダウン。RBスタークスのラン2回止まって3rdダウン9、WRドライバーへの12ydsパスでDET陣へ。RBスタークスのラン2回で3rdダウン3として第2Qへ。
第2Q
- WRネルソンへの19ydsパスでFG圏内へ。WRコブへのショベルパス3ydsのあと、TEフィンリーに20ydsTDパス成功。
- DET陣26 : RBルショアの2ydsラン、TEヘラーへの17ydsパスで1stダウン。RBルショアの2ydsラン、サック(OLBウォルデン)で3rdダウン9、WRジョンソンへの21ydsパスでGB陣へ。RBベルの4ydsラン、TEペティグルーへの3ydsパスで3rdダウン3、WRジョンソンへの14ydsパスでレッドゾーンへ。RBルショアの10ydsランでゴール前01ydsへ。RBルショアの1ydTDラン成功。
- GB陣20 : RBスタークスへの6ydsパス、5ydsランで1stダウン。DETオフサイド、RBスタークスの4ydsラン、-2ydsロスで3rdダウン3、WRコブへのパスは通らずパント。
- DET陣28 : 3rdダウン4からGBオフサイドで1stダウン。RBルショアの15ydsラン、2ydsラン、パス失敗で3rdダウン8、パス失敗もラフィングザパサーで1stダウンに。CBヘイワードがインターセプトして20ydsリターン。
- GB陣48 : RBスタークスの8ydsランで2ミニッツ。WRコブへのパスがインターセプトに。
- DET陣33 : TEペティグルーへの4ydsパス、QBスクランブル6ydsで1stダウン。連続パス失敗で3rdダウン10、スクランブルしたQBからOLBモーゼスがファンブルフォース、DEダニエルズがリカバー。
- DET陣42 : WRコブへの7yds、11ydsパスでFG圏内へ(GBタイムアウト#2)。サックで時間がなくなって最後のタイムアウト。50ydsFGを失敗してハーフタイムへ。
第3Q
- GB陣05 : RBスタークスの3ydsラン、WRコブへの10ydsパスで1stダウン。RBスタークスの1ydラン、連続サック(ファンブルしたがOLがリカバー)でパント。
- DET陣33 : RBルショアのラン2回で3rdダウン3、TEシェフラーへの16ydsパスでGB陣へ。ロングパス失敗、RBルショアの5ydsラン、DETフォルススタートで3rdダウン10、TEシェフラーの弾いたパスをM.D.ジェニングスがインターセプト、そのまま72yds走り切ってタッチダウン。
- DET陣17 : RBルショアの5ydsラン、GBフェイスマスクで1stダウン。WRブロイルズへの8ydsパス、ロングパス失敗で3rdダウン2、TEペティグルーへの12ydsパスでGB陣へ。RBルショアの5ydsラン、12ydsランでさらに1stダウン。RBベルへの5ydsパス、QBスクランブル6ydsでレッドゾーンへ。DETホールディング、ロング失敗のあと、WRジョンソンに25ydsTDパス成功。
- GB陣11 : RBスタークスの7ydsラン、1ydランで3rdダウン2、WRコブの15ydsラン、WRジョーンズへの20ydsパスでDET陣へ。FBクーンが-1ydsロスして最終Qへ。
第4Q
- QBスクランブル2ydsで3rdダウン9、WRコブへのパスは3yds止まり。
- DET陣08 : RBルショアの3ydsラン、サック(CBハウス)で3rdダウン10、サック(OLBウォルデン)が出て3&アウト。
- DET陣44 : WRネルソンへの11ydsパス、RBスタークスのノーゲイン、DETホールディングで1stダウン。DETオフサイド、RBスタークスのノーゲイン、3ydsランで3rdダウン2、WRジョーンズへのパスは通らず。38ydsFG失敗で同点ならず。
- DET陣28 : RBルショアのラン2回で3rdダウン2、WRブロイルズへの27ydsパスでGB陣へ。RBルショアの2ydsラン、WRヤングへの24ydsパスでGB陣10へ。RBルショアの3ydsラン、-2ydsロスで3rdダウン9(GBタイムアウト#1)、TDパスは通らず。27ydsFGが決まって6点差。
- GB陣18 : RBスタークスの11ydsラン、TEフィンリーへのパスが40ydsゲインしてDET陣へ。TEフィンリーへの6ydsパス、RBスタークスの3ydsランで3rdダウン1、WRコブに22ydsTDパスが決まって逆転。
- DET陣25 : 残り1分48秒。パス失敗、DETフォルススタート、パス失敗、パス失敗で4thダウン15、ロングパスは通らずギャンブル失敗。
- DET陣20 : 残り1分19秒。RBスタークスのノーゲイン(DETタイムアウト#2)、ノーゲイン(DETタイムアウト#3)、-2ydロス。39ydsFG成功で4点差に。
- DET陣38 : 残り15秒。パス連続失敗で残り03秒。パスキャッチしたWRジョンソンがラテラルを狙うが、Sマクミリアンがそれをキャッチして試合終了。
Final Team Statistics |
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Packers |
Lions |
Points |
24 |
20 |
Total Yards |
314yds |
362yds |
First Downs |
16回(ラン5・パス10・反則1) |
19回(ラン6・パス9・反則4) |
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Rushing |
95yds (29回・平均3.3) |
110yds (24回・平均4.6) |
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Passing |
236yds (19/27・2TD・1INT) |
266yds (17/39・1TD・2INT) |
Sacked |
3回17yds |
5回14yds |
Passer Rating |
106.4 |
54.0 |
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3rd Down Efficiency |
6/13 (46%) |
6/15 (40%) |
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Turnovers |
1回 (INT1/FUM0) |
4回 (INT2/FUM2) |
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Field Position |
自陣37yds |
自陣24yds |
Punt |
4回44.0yds(ネット44.0yds) |
3回39.3yds(ネット39.3yds) |
Kickoff Return |
4回平均17.8yds |
4回平均16.0yds |
Punt Return |
0回 |
1回0yds |
Field Goals |
2/2 |
1/3 |
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Penalty |
9回80yds |
7回50yds |
Time of Possession |
30分18秒 |
29分42秒 |
- オフェンスの犯したターンオーバーは1つ。
- 第2Qの2ミニッツ、ディープミドルのWRコブを狙ったパスがインターセプト。手前にCBレイシーがいるのが見えていなかったQBロジャースのミス。
- 第3Q最初のオフェンスではサックされファンブルしたが、Cサタデーがリカバーして事なきをえた。
- ディフェンスの奪ったターンオーバーは4つ。
- 第2Q、CBケイシー・ヘイワードがインターセプト。クロッシングルートのWRタイタス・ヤングを狙って投げたパスが、ゾーンで待っていたCBヘイワードのほぼ正面に。(ビデオ)
- 第2Q末の3rdダウン10、スクランブルしたQBからOLBモーゼスがファンブルフォース、DEダニエルズがリカバー。斜め後ろからボールを狙ったOLBモーゼスのファインプレーだった。(ビデオ)
- 第3Q最初のディフェンス、TEシェフラーの弾いたパスをSジェニングスがキャッチ、そのまま右サイドライン際を72yds走り切ってエンドゾーンへ。オフェンスが苦しんでいただけに、INTだけでなくTDにできたのは大きかった。(ビデオ)
- 試合最後のプレーで、30ydsほどのパスをキャッチしたWRカルヴィン・ジョンソンがラテラルしようとしたが、Sマクミリアンがダイレクトでキャッチして万事休す。
- 先発QBアーロン・ロジャースは19/27、236yds、2TD、1INTでレーティング106.4。
- パス試投数が30回に満たないのは今季初めて。
- 相手パスラッシュの圧力が強く、あまりダウンフィールドに投げられない。アンダーニースのWRコブに投げざるをえないプレーが多かった。
- インターセプトは第5週IND戦以来4試合ぶり。ディープスラントのWRコブに投げようとして手前のCBジェイコブ・レイシーが見えていなかった。これは完全に彼のミス。
- QBスクランブルは1回3ydsのみ。
- 口ひげを生やしている。
- チームラッシングは29回95yds(平均3.3)。
- 先発RBジェームズ・スタークスは25回74yds(平均3.0)。レシービングは1回6yds。RBグリーンならば2ydsで倒されるところを、持ち前の馬力で4yds進んでしまうようなプレーが目立った。
- 相手の強力パスラッシュを鈍らせるためもあって、ランが止められても粘り強くランをコール。保守的すぎると思われるほどだったが、おかげで被サックが3回で済んだ。
- RBアレックス・グリーンは3rdダウンバック専門に立場が後退。ラッシング機会なし、レシービングはスクリーンパス失敗のみ。
- FBジョン・クーンは3rdダウンバックとしての出番を失い、純粋なフルバックに。クイックハンドオフを受けて-1ydロス。
- WR/TE陣は以下のとおり。WRジェニングスは引き続き欠場。WRボイキンもアクティブから外れて4人体制。
- WRジョーディ・ネルソンは3回45ydsのみ。最初のシリーズでサイドライン際に完璧なパスが来たが落球。これで先制のチャンスを逃した。
- WRジェームズ・ジョーンズは2回33ydsのみ。第3シリーズに今季初落球があった。
- WRランドール・コブは9回74yds、1TD。残り2分での逆転タッチダウンは見事な集中力だった(ビデオ)。ラッシングでも2回19ydsのゲイン。
- WRドナルド・ドライバーは1回12ydsのみ。前半唯一のTDシリーズでの3rdダウン、パスラッシュをかわしたQBロジャースのナイスプレーだった。
- TEジャーマイケル・フィンリーは3回66yds・1TD・落球なし。第2Qには開幕戦以来のタッチダウン(ビデオ)。右スクリーンパスの構えはおそらくフェイクではなく、QBロジャースの判断でTEフィンリーへのパスに切り替えたのだろう。おかげでフィールド中央はガラ空きだった。第4Qには、ショートパスから好ブロックに助けられて見事40ydsゲインし、逆転TDをお膳立てした。(ビデオ)
- 先発OL陣はLTニューハウス、LGディートリック=スミス、Cサタデー、RGシットン、RTラング。
- 被サックは3回17yds。前半最後にRGシットンがDTフェアリーに突破されてサック。8yds後退が響いてFG失敗に。後半最初のシリーズでは連続サック。1つ目はRTラングがDEエイヴリルに外からスピードで抜かれ、2つ目はカバレッジサック気味だがLGディートリック=スミスがDTフェアリーにやられた。
- 強力DLに対してパスプロテクションが不安定。被サック3回の他にホールディングを3回取られている(LGディートリック=スミス2回、RGシットン1回)。パスプロ不安のために保守的なプレーコールを強いられた。
- LGディートリック=スミスはDTニック・フェアリーに苦しめられてラン・パスとも散々だった。
- LGディートリック=スミスとCサタデーの2人が並んでしまうのでインサイドのランブロッキングがとにかく苦しい。外に逃げざるをえないプレーが多い。
- ディフェンスの陣容は以下のとおり。
- 左OLBペリーがIR入り、右OLBマシューズが欠場のため、左OLBはエリック・ウォルデン、右OLBは新人デズマン・モーゼスが先発。右OLBはモーゼスとフランク・ゾンボがローテーションしている。
- セーフティのポジションが公式サイトのデプスチャートでも入れ替わり、SSモーガン・バーネット、FS M.D.ジェニングスの組み合わせとなっている。
- ダイムバックは引き続きSジェロン・マクミリアン。
- 相手が2バックセットを使わないので、こちらは常にニッケルまたはダイム隊形。3-4のベース隊形をほとんど使わなかった。
- パス守備はQBマシュー・スタフォードを相手に17/39、266yds、1TD、2INTのレーティング54.0。パス成功率43.5%に抑えたのが勝因の1つとなった。
- パッカーズ守備のサックは5回14yds。第3シリーズのゴールライン守備の3rdダウンでSSバーネットがカバレッジサック。第2QにOLBウォルデン。第2Q末にQBスクランブルの途中でOLBモーゼスがサック&ファンブルフォース。第4QにCBハウス、OLBウォルデンの連続サック。
- 初先発OLBデズマン・モーゼスはサック1回、QBヒット2回、ファンブルフォース1回と見事な働き。
- CBヘイワードは第2Qにノンストップでブリッツできたが空振り。17ydsパスを許した。
- 前半にWRカルヴィン・ジョンソンに許したパス3回はどれも3rdダウンロングでの手痛いパス成功(53yds、21yds、14yds)。CBトラモン・ウィリアムズが簡単に引き離されるプレーが目立った。後半のWRジョンソンへのパス成功は2回だけで、25ydsのTDパスと試合最後の30yds。(ラテラルしようとしてファンブル)
- 第2Q半ば、3rdダウン9でのWRカルヴィン・ジョンソンへの21ydsパス成功はチャレンジすべきだった。すこしジャッグルし、サイドライン際で確保してから足が一歩しか残っていなかった。これがパス失敗ならTDを許さずに済んでいた。
- 第3QのWRカルヴィン・ジョンソンへの25ydsTDパスの際は、SSモーガン・バーネットがしっかりカバーしていたが、高いボールをインターセプトに行って空振り。WRジョンソンは当初INTを防ぎに行ったところへ胸にボールが飛び込んできた感じ。(写真)
- ラン守備は24回110yds(平均4.6)と最近では最も苦しんだ。先発RBマイケル・ルショアは19回84yds(平均4.4)・1TD。インサイドで止めたかと思ったところをズルズルっと進まれるランプレーが後半目立った。
- 反則は9回80ydsと非常に多かった。パスカバレッジでいくつか見落としがなければもっと取られていたはず。ライオンズの反則は7回50yds。
- 第1Q : LGディートリック=スミスのフォルススタート。RGシットンのホールディング。LGディートリック=スミスのホールディング。OLBウォルデンのイリーガルユースオブハンド。
- 第2Q : DEニールのオフサイド。ILBジョーンズのラフィングザパサー(手が顔に行ってしまった)。
- 第3Q : キックオフリターンの際にイリーガルブロック。ILBジョーンズがパスカバレッジでフェイスマスク。
- WRランドール・コブのリターンはパッとせず。キックオフリターンは4回平均17.8ydsで、4回とも自陣20ydsを越えられなかった。パントはフェアキャッチ2回でリターン機会なし。
- Pティム・マステイのパントは4回平均44.0yds、ネットも平均44.0yds、インサイド20が2回と文句なしの内容。自陣深くからのパントはラッキーバウンドにも助けられた。
- Kメイソン・クロスビーのフィールドゴールは1/3。第1Qには49ydsをトライせず4thダウン4のギャンブルを敢行、信頼の低下を浮き彫りにした。第2Q残り03秒、50ydsを右に失敗したと思ったら相手HCがタイムアウトを取ってくれて蹴り直しに。しかし今度は左に外した。第3Qには38ydsFGを左に失敗し、この6試合で7回目の失敗に。第4Q末に39ydsを成功し、かろうじて3連続失敗は逃れた。
- 二度目のFG失敗のあと、ジャージ姿のWRジェニングスがKクロスビーの気持ちをほぐそうと、小突いてからかう場面がTVにも映っていた。明るいWRジェニングスらしい配慮だが、クビ寸前とあってKクロスビーの笑顔はぎごちない。
- カバレッジチームはまずまずの内容。パントカバレッジは相手リターン機会なし、キックオフカバレッジは4回平均16.0yds。第3Q、相手反則でハーフラインからのキックオフはタッチバックを狙わず短く高く蹴り、敵陣17ydsでタックル成功。
- 両軍ヘッドコーチによるチャレンジが一度もなかった。
- ケガ人は以下のとおり。
- 第4Q終盤、B.J.ラジが負傷退場。今季前半に痛めた足首捻挫の再発か。
- アクティブ登録から外れたのは、WRジェニングス(鼠蹊部)、WRボイキン、TEクウォレス(ヒザ)、OLBマシューズ(ハムストリング)、ILBマニング(肩)、CBウッドソン(鎖骨骨折)、CBシールズ(足首)。
- 今回のゲームキャプテンは、WRコブ(オフェンス)、ILBジョーンズ(ディフェンス)、ILBラティモア(スペシャルチーム)の3人だった(写真)。ILBジョーンズはミシガン州ランシングの出身。
- パッカーズはこれで地区内9連勝となり球団新記録に。2010年第14週@DET戦(QBロジャースが脳震盪で退場したゲーム)で敗れて以来すべて勝っている。