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Notebook: OLBペリーが手首を手術
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年11月 7日
- OLBニック・ペリーが左手首の手術を受けた。まだ球団からのコメントはないが、このままシーズン終了の公算が大きい。「セカンドオピニオンを求めている」と昨日報じられたのはヒザの問題でなく、じつは開幕戦で痛めた左手首だった。テキサンズ戦でヒザを負傷するまでブレースを着けてプレーを続けていたが、回復が思わしくなかったのだろう。手首の手術でシーズンエンドといえば、一昨年のILBニック・バーネットが思い出される。
- OLBペリーがテキサンズ戦で負傷したヒザは外側側副靭帯(LCL)の捻挫とのこと。LCL捻挫は3週から8週と回復期間に幅があるが、来季に影響が残るようなものではない。
- PUPリストにいたLTデレク・シェロッド(すね骨折)を「練習復帰」の扱いとし、ロースターの例外扱いとなる3週間の猶予期間に入った。昨日の記事とは矛盾してしまったが、3週前に練習復帰していたOLBゾンボやTEクウォレスとは違い、シェロッドはこれから猶予期間を始められるらしい。
- ケガ人の多さについてQBアーロン・ロジャース。 「心配せざるをえない状況になってきたと思う。バイウィークは良いタイミングだけど、1週では治らないケガが増えてきたからね。ジョーディ(WRネルソン)の足首はどれだけかかるかまだわからないし、クレイ(OLBマシューズ)もバイウィークの間には治りそうにない。RTブラガ、グレッグ(WRジェニングス)、それにセドリック(RBベンソン)はまだIRに入っているし。重要な役割を期待してた中心選手たちがまだ復帰できずにいる。バイウィークの間にどれだけ回復できるか、興味深いところだ」
- カーディナルズ戦の第2QにRBスタークスのファンブルをリカバー(写真)したことについてQBロジャース。 「なぜマイク(マッカーシーHC)が気に入らないのかわからないけど、自分としてはキャリア最高のプレーの1つだと思ってる」
- パスの精度がイマイチだったQBロジャースだが、よかったのはオーディブル。WRコブへのTDパスは2つとも的確なオーディブルから生まれのだとトム・クレメンツOCは言う。 「けっして目新しいことじゃない。我々のオフェンスのフィロソフィーの一部だからね。最善のプレーを(QBが)その場で選ぶ、というのが我々のやり方だ。パスのプレーコールでも相手ディフェンスを見て別のパスの方がよいと思えば、我々はその変更を彼に許している。今回の2つもそうだった。それだけの自由を与えられて的確なコールを出し、成功を収めるにはスペシャルな選手でなければならない」
- パッカーズのタイトエンドで同一シーズンに45yds以上のTDを2回決めたのはTEトム・クラブトリーが初めて。
- 先日プラクティス・スクワッドからインジャリーリザーブに入ったWRディオンドレ・ボレルを解雇。トリ・ガーリーとともに5番手WRの座を争うと期待された2年目シーズンだったが、2人ともキャンプで新人ジャレット・ボイキンに完敗していた。
- 若手CB陣についてジョー・ウィットCBコーチのインタビューから。
- ケイシー・ヘイワードが先発CBの座を固めたのかという質問に、「ノー」。 ではサム・シールズが復帰しだい先発の座に戻るのかという質問にも、「ノー」。 ではヘイワードとシールズの争いなのか、という質問に、「イエス。そこにデヴォン・ハウスも加わる」
- CBデヴォン・ハウスについて。 「昨年入団してからの伸び方が、これまで私が見てきた誰よりも大きかった。私はそこに満足している。入団したときはプレー・スピードが十分でなかったが、オフシーズンによく頑張ってプレー・スピードを上げることができた。気性も望ましいし、将来を楽しみにしているところだ」
- CBケイシー・ヘイワードについて。 「彼は本当に頭がよく、ミスをしない。それが大事なところだ。(CBなのだから)抜かれることはあっても、メンタル・エラーは多くない。勉強熱心で、相手の読みもいい。プロフェッショナルで、成熟した若者だ。そうしたすべての面が好ましい。ただ今は、大学とNFLでは物事が起きるスピードが全然違う、ということを実感しているところだろう。その点は慣れるしかないが、彼は素晴らしい仕事をしていると思う」
- 現在パッカーズは28サックでNFL1位、パスプレー回数で割ったサック率7.41%はNFL7位。昨年はわずか29サックで27位タイ、サック率4.29%はNFL最下位だった。 「夏にオレが言ったこと覚えてるだろ? ウチのパスラッシュはよくなるって。今年はラッシュ能力のある選手が何人も加わった。たぶん、これまでになく多くね。出場に値する選手がたくさんいるんだ」とNT/DEライアン・ピケット。
- ラン守備(1試合平均で10位・1回平均で7位タイ)の健闘についてドム・ケイパースDC。 「とくに3-4隊形でのラン守備が昨季と比べて大きく向上した。誰かが私のデスクに貼ってくれたのだが、第4週以降に限ればラン守備はNFL1位だということだ。フロントラインのビッグ・ガイたちのおかげでもある。NTライアン・ピケットは素晴らしいプレーをしてくれている」
- Pro Football Weekly誌のミッドシーズン・オールプロ企画でQBロジャースとOLBマシューズがオールプロ1stチームに選ばれている。
- 第11週からサンデーナイトゲームのフレックス・スケジュールが始まるが、GB@DETは現地午後1時(日本時間午前3時)のまま変更なしとなった。
- 元パッカーズのOLBヴィック・ソートがレイダーズから解雇された。OLBアーロン・カリーがインジャリーリザーブから復帰するため。