過去の記事 |
2012年 >
11月 >
Notebook: CBヘイワードが月間最優秀新人賞
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年11月 2日
- DEマイク・ニール(足首)が制限付きながら練習に復帰。
- CBサム・シールズ(すね/足首)とOLBニック・ペリー(ヒザ)は今週も出場は難しい、とマッカーシーHC。
- ハリケーンで延期されていたWRグレッグ・ジェニングス(鼠蹊部)の手術が2日遅れで無事完了した。本人は病院のベッドからこんな写真をツイートしている。
- ハリケーン被害のためトレード期限が2日間延長されたが、パッカーズは何事もなく過ぎ去った。
- DLにケガ人が出ているためか、元パッカーズのDEジャリアス・ウィンのワークアウトを行った。彼は今夏の第1次ロースターカットで解雇されて以来、3球団でワークアウトを受けたが契約には至っていなかった。
- DL陣のデプスについてDE C.J.ウィルソン。 「僕が入団して以来、(試合中のケガで)DL3人だけで試合をこなしたことが2回もあったからね。大変だけど、やれるさ。フィールドに出たらハードにプレーするだけ。自分がコントロールできることに集中するだけだ」
- 4連勝のあと4連敗のカーディナルズについてTEジャーマイケル・フィンリー。 「彼らにとっては必死だ。窮地に追い込まれて、こういうときが危険だよ。全プレーでハードに戦うはずだ。気合を入れてランボーに乗り込んでくる」
- ラン不振についてTEフィンリー。 「ランが上手くいっていないなら、100%パスで行ったらどうだろう? もし僕が決めるなら、全プレーでパスを投げるね」
- カーディナルズのCBパトリック・ピーターソンはルーキーだった昨年、「80yds以上のパントリターンTDを4回成功」させたNFL史上初めての選手となった。今季はまだホームランがないが(平均8.1)、きわめて危険なリターナーなのは言うまでもない。 「今年はNFLじゅうのパンターが高いレベルの仕事をしていると思う。とくに若い選手がね。CBピーターソンやWRヘスターやWRテッド・ギンのような選手を相手にするには、パントチームは時間をかけて対策を練らなければならない」とスローカムSTコーチ。
- 同期パントリターナーのWRランドール・コブもこのところ一発がない。開幕戦のタッチダウンは誤審に助けられたもので、それ以降に限れば平均6.5yds。10ydsを超えるリターンは3回だけだ。 「惜しいチャンスが2つ3つあったと思う。僕らはそのチャンスをものにできていない」とWRコブ。
- WRコブはジャガーズ戦でオフェンス全体の87%に出場。もちろんキャリア最多だった。
- QBアーロン・ロジャースがNFCオフェンス部門の月間最優秀選手に選ばれた。昨季11月に続いてキャリア6回目の受賞。先発昇格以来18か月のうち6か月で受賞していることになる。6回目の月間最優秀選手は、QBトム・ブレイディ、QBブレット・ファーヴ、RBバリー・サンダース、DEブルース・スミス、QBスティーヴ・ヤングと並んで史上最多タイ。
- 10月だけで4INTを決めたCBケイシー・ヘイワードがNFLの月間ディフェンス最優秀新人賞を受賞した。DEヴォニー・ホリデイ(1998年9月)、ILBニック・バーネット(2003年10月)、RBサムコン・ガドー(2005年11月)に続いて球団史上4人目の快挙。
- シーズン新人王となると、パッカーズは1972年のCBウィリー・ブキャノン以来40年にわたって1人も輩出していない。(リスト)
- ハリケーンで延期されていたバラク・オバマ大統領のグリーンベイ訪問が実現。空港での応援集会にはCBチャールズ・ウッドソンも出席し、「ハリケーン被害者のため赤十字に$10万ドルを寄付する」と発表して大きな喝采を浴びた。遅れて着陸した大統領は、「こんなに温かくベアーズファンを迎えてくれてありがとう!」と観衆を笑わせたあと、経済問題を中心としたスピーチでロムニー候補を攻撃した。やがてエアフォース1が飛び立ってランボーフィールド上空で高度を上げていくのを、パッカーズ選手たちは練習フィールドから見上げていた。
- ウィスコンシンは激戦州となっており、とくにグリーンベイを含むブラウン郡では両候補が巨額の広告費をつぎ込んで戦っているところ。大都市ミルウォーキーと州都マディソンは民主党が強く、農村部は共和党が強いため、人口第3の都市グリーンベイあたりが勝負を分けることになりそうだからだ。上院選でも民主党のハーブ・コール議員(NBAバックスのオーナーでもある)が引退のため、両党の新人候補が激しく争っているところ。この日は大統領だけでなくビル・クリントン元大統領もウィスコンシンを訪れた。