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Notebook: 気持ちの切り替え
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年9月27日
この日はマンデーナイトから中1日のため、通常の週より4時間遅い午後3時15分から軽めの練習が行われた。水曜深夜にはようやく正規審判団とNFLが労使協定に合意している。
- 8月末に足首を痛めて以来ほとんど休んでいたILBジャマリ・ラティモア(足首)が復帰。TEトム・クラブトリー(肩)も復帰し、この日の練習を休んだのはSショーン・リチャードソン(ハムストリング)だけだった。第3週終了時点としては申し分ない。
- RTブライアン・ブラガはヒザの負傷のため制限付きの練習参加。不調はこの影響もあるのだろう。
- RBジェームズ・スタークス(つま先)は負傷以来初めてのフル参加。今季初出場なるか。
- WRグレッグ・ジェニングス(鼠蹊部)は、記者たちが見た範囲では、すべてのドリルに参加していたとのこと。
- WRジェームズ・ジョーンズはフル参加したが、足に問題を抱えているらしい。今週ウィスコンシン大オシュコシュ校で講演をしたとき、「骨にひびが入っていて回復まで6週間」と本人が語ったという複数の情報あり。
- DEジェレル・ウォージーは肩の負傷で部分参加。先日の試合中にはヒザあたりを痛めて一時退場したが、そちらは何ともないということか。
- マイク・マッカーシーHCは、試合翌日の会見での落ち着いて前向きな姿勢が評価されている。
- 「選手たちは情熱的であり、今は感情的になっている。それももっともなことだ。しかし今は我々のエネルギーをニューオーリンズ戦に向けるときだ」
- 「スーパーボウルを勝った時よりも多く(知人から)メールを受け取った。今回のゲームのインパクトの大きさがわかる」
- 「我々は自分たち自身のことに集中し続けることが必要だ。選手たちには気の毒に思う。そして、我々はもう前に進む時だ」
- 「今日はずっとゲームプラン・ミーティングをしていたので、NFLからの声明は読んでいない。しかし間接的に聞いたところでは、我々とは意見が異なっているようだ。私は明らかにインターセプトだったと思う。しかし我々は集中をしなくてはいけない。(文句を言い続けても)どこからも助けは来ないのだから。誰もが話し続けたい話題だということはわかる。率直に言って、私だって問題がなかったふりをするつもりはない。このプレーは、我々が死ぬまでTVで見続けることになるだろう。それがこのビジネスの現実だ」
- 「実際のところ、我々はニューオーリンズ戦に向かって進んでいる。(NFLの品位でなく)グリーンベイ・パッカーズとしての品位を保とうと努力している。自分たちがどう振る舞い、困難な時、試練の時ににいかにプロフェッショナルであり続けるか。今回はこれまでと違った試練だが、それを乗り越えようと私は気持ちを盛り上げている。これを乗り越えることが我々のまた新たな勲章になる、そう私は見ている」
- 水曜午前のチーム・ミーティングではHCに続いてCBチャールズ・ウッドソンがスピーチし、チームメイトを感動させた。メッセージはいたってシンプル。 「自分たち以外の何者も責めるな。あの状況に陥らせたチーム全体に責任がある」 「試合を決めるのは自分たちのプレーだということを忘れるな」 「ただフットボールをプレーするんだ」というもの。
- こうしたチームリーダーたちの努力が実ってか、水曜のロッカールームはいたって落ち着いた雰囲気だった。代替審判を罵る声も、NFLを非難する声も今はもう聞こえてこない。
- ツイッターでNFLを口汚く罵ったLGラング、RGシットン、TEクラブトリーといった選手たち、またラジオ番組で激しくNFLを糾弾したQBロジャースに対しても、NFL本部は罰金処分を行わないことをPR担当副社長のグレッグ・アイエロが明らかにした。
- LG T.J.ラングはツイッターでのNFL批判でフォロワーが一気に9万人増え、タッチダウンを決めたシーホークスのWRゴールデン・テイトは5千人だけ増えた。
- 今春FAとなって以来浪人していたRBライアン・グラントはレッドスキンズと契約した。ベアーズのトライアウトを受け、そのロッカールームにいるところへレッドスキンズからオファーがあったらしい。レッドスキンズは控えRB2人の負傷(ロイ・ヘルーはIR入り)を受けての緊急補強だった。
- 先日パッカーズのインジャリーリザーブから解雇されたOLBヴィック・ソートはレイダーズと契約。ヴァイキングスから解雇されたWRトリ・ガーリーはレイダーズのプラクティス・スクワッドへ。