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Packers 24 - 3 Chiefs
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年8月31日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Chiefs (1-3) |
3 |
0 |
0 |
0 |
3 |
Packers (2-2) |
0 |
14 |
7 |
3 |
24 |
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天気は晴れ、気温31℃とグリーンベイにしてはかなりの暑さ。チーフスとのプレシーズン最終戦はこれで3年連続だ。観客数67999人はプレシーズン最終戦としては素晴らしいが、ゲーム終盤はさすがに空席が目立った。
両軍とも主力のほとんどが第1Q序盤で退き、ロースター枠を争う控え選手たち同士の争いとなった。ケガとは関係なく、WRドライバー、Cサタデー、NT/DEピケット、CBウッドソンのベテラン4選手は休養している。また、オフェンスのプレーコールはマッカーシーHCでなくクレメンツ新OCが担当した。
パッカーズは2番手QBグレアム・ハレルがレーティング158.3の最高点を記録する大活躍で3TDシリーズを成功させ、ゲーム中盤でチーフスを突き放した。ディフェンスはランで247ydsも走られながら、パスはわずか117yds(レーティング49.1)に抑えている。自陣に入られながらFG失敗、インターセプト、ギャンブル失敗などで失点を逃れ、第2Q以降はなんとかチーフスを無得点に抑えることができた。また、14回126ydsという相手反則の多さにも助けられた。
オフェンスで目立ったのは前述のQBグレアム・ハレルとWRジャレット・ボイキン。ディフェンスではインターセプトを決めたCBサム・シールズ、DEマイク・ニール、OLBエリック・ウォルデンといった選手たちがよい結果を出した。
ケガ人は最初のプレーで足首を負傷したNT/DE B.J.ラジだけ。さいわい重いものではなさそうだ。
第1Q
- KC陣29 : QBキャッセル率いる1stチーム。RBヒリスの5ydsラン、RBチャールズの1ydラン、5ydsランで1stダウン。RBヒリスのラン2回で3rdダウン3、16ydsランでGB陣へ。しかし次はラン3回連続止まって、Kサカップが54ydsFGを失敗。
- GB陣44 : QBロジャース率いる1stチーム。RBベンソンがいきなりファンブルするが、自らリカバー。GBフォルススタート(LTニューハウス)、WRジョーンズへのパス失敗、KCオフサイドで3rdダウン7、WRジェニングスへのクイックパスは6yds止まり。
- KC陣17 : QBブレイディ・クイン登場。RBヒリスの15ydsラン、WRボウへの9ydsパス、、RBチャールズの6ydsランで1stダウン。WRブレストンへの9ydsパス、RBイーチスの11ydsラン、WRボールドウィンへの11ydsパスでレッドゾーンへ。GBの12メンやKC連続フォルススタートなどで3rdダウン13、QBスクランブルは5yds止まり。26ydsFG成功。
- GB陣20 : 先発組がそのまま出場。RBベンソンの4yds、1yd、4ydsランで3&アウト。
- KC陣30 : RBイーチスの3ydsランで第1Q終了。
第2Q
- それぞれ3rdダウンでWRベラミーへ20ydsパス、WRヘミングウェイへ16ydsパスが通ってFG圏内へ。QBスクランブル23ydsでゴール前05ydsへ。エンドゾーンへのパスをCBシールズがインターセプトしてタッチバック。
- GB陣20 : QBハレル率いる2ndチーム。3rdダウン12からTEフィンリーへの27ydsパス、WRガーリーへの54ydsパスで一気にゴール前01ydへ。RBグリーンのラン2回でタッチダウン。
- KC陣17 : 3ydsラン、6ydsラン、ノーゲインで3&アウト。
- GB陣07 : RBグリーンの4ydsラン、KCパスインターフェア16yds、RBグリーンの2ydsラン、WRガーリーへの15ydsパス、WRガーリーへのロングパス失敗、GBホールディング、WRデイル・モスへの15ydsパスで3rdダウン5、KCホールディングでKC陣へ。2ミニッツ後、GBフォルススタートなどで3rdダウン14、WRボイキンへの17ydsパスでFG圏内へ。WRボレルへの17ydsパスでレッドゾーンに進み、最後はRBグリーンへのスクリーンパスで18ydsのタッチダウン。
- KC陣30 : 残り45秒。TEオコネルへの10ydsパス(KCタイムアウト#2)、KCフォルススタート、RBドローンへの8ydsパス(KCタイムアウト#3)、パス失敗で3rdダウン7、サック(DLダニエルズ)で前半終了。
第3Q
- GB陣23 : WRボイキンへの21ydsパス、TEボスティックへの7ydsパス、RBマーク・タイラーの1ydロスで3rdダウン4、TEボスティックへの14ydsパスで1stダウン。RBタイラーのノーゲイン、WRボレルへの10ydsパスでFG圏内へ。KCフェイスマスクのあと、WRボイキンに12ydsTDパス成功。
- KC陣38 : 3番手QBリッキー・スタンジ登場。RBドローンの15ydsパスでGB陣へ。KCフォルススタートやサック(OLBウォルデン)で3rdダウン19、RBドローンがドローで20yds走って1stダウン。KCディレイオブゲームなどで3rdダウン12、スクリーンパスはロスタックルで今度は1stダウンならず、結局パント。
- GB陣22 : 新人QB B.J.コールマン登場。RBタイラーのラン2回で3rdダウン7、サックされて3&アウト。Pマステイのパントがブロックされるが、転がったボールをSSマクミリアンが拾って22yds走り、なんと1stダウンに。
- GB陣39 : RBタイラーのラン2回で3rdダウン6、WRボイキンへの16ydsパス、17ydsパスで一気にFG圏内へ。RBタイラーの4ydsランと1ydランで最終Qへ。
第4Q
- WRギラーレンへのパスは通らず、37ydsFG成功で3点追加。
- KC陣 : 4番手QBアレックス・タニー登場。RBイーチスのラン2回で3rdダウン4、GBオフサイドでサックが取り消されて1stダウン。RBイーチスのラン2回で1stダウン。さらにGBアンスポーツマンライクコンダクト(DEニール)でGB陣へ。ロングパス成功はKCホールディングで取り消しに。3rdダウン19からランプレーは7yds止まり。
- GB陣15 : FBクーパーの3ydsラン、KCパスインターフェア22ydsで1stダウン。RBタイラーの1ydロス、投げ捨てで3rdダウン11、RBタイラーの3ydsランでパント。
- KC陣09 : QBスタンジ再登場。RBイーチスの8ydsラン、4ydsランで1stダウン。FBディマルコへの16ydsパスのあとランプレー2回で3rdダウン5、QBスクランブルは1yd止まり。
- GB陣11 : RBタイラーへの5ydsランのあと連続パス失敗で3&アウト。
- GB陣49 : TEオコネルへの11ydsパスのあと、3rdダウン5からのQBスクランブルは2yds止まり。4thダウンもサック(ILBマニング)でギャンブル失敗。
- GB陣40 : ラン2回で3rdダウン5となって2ミニッツ。ロングパス失敗でまたも3&アウト。
- KC陣13 : ラン4回で試合終了。
Final Team Statistics |
|
Packers |
Chiefs |
Points |
24 |
3 |
Total Yards |
304yds |
342yds |
First Downs |
18回(ラン2・パス12・反則4) |
21回(ラン12・パス7・反則2) |
Rushing |
46yds (24回・平均1.9) |
247yds (44回・平均5.6) |
Passing |
261yds (16/24・2TD・0INT) |
117yds (11/21・0TD・1INT) |
Sacked |
1回3yds |
3回22yds |
Passer Rating |
49.1 |
130.7 |
|
|
|
3rd Down Efficiency |
4/11 (36%) |
7/15 (47%) |
|
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Turnovers |
0回 (INT0/FUM0) |
1回 (INT0/FUM0) |
|
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|
Field Position |
自陣22yds |
自陣25yds |
Punt |
6回34.3yds(ネット32.7yds) |
4回42.5yds(ネット42.8yds) |
Kickoff Return |
1回23yds |
4回平均37.8yds |
Punt Return |
2回平均-0.5yds |
2回平均5.0yds |
Field Goals |
1/1 |
1/2 |
|
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Penalty |
8回56yds |
14回126yds |
Time of Possession |
27分04秒 |
32分56秒 |
- オフェンスの犯したターンオーバーはゼロ。
- ディフェンスの奪ったターンオーバーは1回。第2QにCBサム・シールズがQBクインのパスをインターセプトした。エンドゾーン内を横に走るWRニューサムがスピードを落としたため、しっかりカバーしていたCBシールズが前に飛び込むチャンスが生まれた。昨季ラムズ戦でリターンしようとして脳震盪を起こした失敗を思い出してか、ちゃんとエンドゾーン内でダウンした。
- QB陣では先発ロジャースが2シリーズだけ出場。ハレルは第3Q最初のシリーズまで出場し、新人コールマンが最後までプレーした。
- 先発QBアーロン・ロジャースは1/2、5ydsのみ。2シリーズ目も出場したが全てハンドオフ。
- 2番手QBグレアム・ハレルは13/15、223yds、2TD、0INTでレーティング158.3と素晴らしい出来。今回はパスのコントロールが安定していた。パスプロテクションがこれまでよりよかったため、ダウンフィールドに投げることができた。
- QBハレルは第2QにはTEフィンリーへの27ydsパスのあと、プレーアクションからワイドオープンのWRガーリーへ54ydsのロングボム。その次の前半最後のシリーズも、15yds超のパスを次々と決めてTDドライブを演出。3rdダウン14から足で時間を稼ぎ、WRボイキンに16ydsを通したプレーがTDにつながった。
- QBハレルは先週までの3試合でパス1試投あたり4.1ydsだったのが、今回はなんと14.9ydsだった(昨季NFL1位のQBロジャースが9.2yds)。パス失敗2回のうち1回はWRガーリーの捕れそうなロングボム、1回は投げ捨てだった。チンストラップを締め忘れるプレーあり。
- 3番手QB B.J.コールマンは2/7、33ydsでレーティング46.7。入団以来もっとも長い出番だった。キャンプ練習でもフェイバリット・ターゲットだったWRボイキンに16yds、17ydsのパスを通したが、パス成功はそれだけ。動きながらのパスは球速が素晴らしい。ワイドオープンのWRギラーレンに投げ損なうミスもあり、まだまだ実戦で使えるレベルには程遠い。他球団に奪われる心配がないのでプラクティス・スクワッドにぴったりだという見方が多い。
- チームラッシングは24回46yds(平均1.9)、1TD、最長わずか5ydsとさっぱりな内容。今週から練習復帰していたRBブランドン・セイン(ハムストリング)は出場せず。
- 先発RBセドリック・ベンソンは4回11yds(平均2.8)。最初のランプレーでファンブルし、ファンブラー懸念が再燃してきた。相手にリカバーされそうなところを横から掻き出して奪い返したように見える。
- 2番手RBアレックス・グリーンは6回8yds(平均1.3)。ランプレーではいいところなしだが、第2Q末にはスクリーンパスから鋭い走りを見せて17ydsのタッチダウン。
- RBマーク・タイラーは12回21yds(平均1.8)。今夏のキャリー数はチーム最多だが、とくにアピールできる材料なし。これがNFL最後のプレーになるのでは。
- FBニック・クーパーは2回6yds(平均3.0)。
- WR/TE陣は以下のとおり。(WRドライバー休養)
- WRグレッグ・ジェニングスはQBロジャースからのクイックパスで5ydsのみ。WRネルソン、WRジョーンズ、WRコブはキャッチなし。
- WRジャレット・ボイキンが5回82yds、1TDでチームの稼ぎ頭に。5回来たパスをすべてキャッチし、「スーパーボウルのつもりでプレーする」と先日語ったとおりの活躍だった。
- WRトリ・ガーリーは2回69yds。第2Qの54ydsパスキャッチは今夏オフェンス最高のプレー。15ydsキャッチと17ydsのパスインターフェアも引き出したが、その直後のロングパスはわずかに届かなかった。
- WRディオンドレ・ボレルは2回27yds、WRデイル・モスは1回15yds。
- 今夏初出場のTEジャーマイケル・フィンリーは1回27yds。例年なら先発組と一緒に退くが、今回は第2Q末まで出場。QBハレルからの27ydsパスはターンボールだったが見事にアジャストし、このナイスキャッチからオフェンスが波に乗った。
- ドラフト外のTEブランドン・ボスティックは2回21yds。
- OL陣は以下のとおり。
- 先発OL陣はLTニューハウス、LGラング、Cディートリック=スミス(Cサタデー休養)、RGシットン、RTブラガ。2シリーズだけだったので出来はよくわからない。
- 2ndチームOL陣は、LTシェイ・アラード、LGグレッグ・ヴァンローテン、Cディートリック=スミス、RGレジー・ウェルズ、RTドン・バークレー。
- 2ndチームOL陣は先週と比べればパスプロが安定し、QBハレルに仕事をさせることができた。ただしLTシェイ・アラードはサックを許したのが1回、ホールディングが2回。プレッシャーは主にこのサイドからだった。
- いっぽうランブロックはまったく押すことができない。
- Cディートリック=スミスは前半いっぱいで退き、後半最初からCサンプソン・ジーナス。RGレジー・ウェルズに代わってRGトミー・ドレイハイム。
- ディフェンスの陣容は以下のとおり。
- セーフティでは新人SSジェロン・マクミリアンが初先発。
- 新人Sショーン・リチャードソンも最初のシリーズから出場機会があり、好タックルを決めた。
- 例によってCBウッドソンは欠場し、CBジャレット・ブッシュが先発。
- 休養のNT/DEピケットに代わってDEジェレル・ウォージーが先発出場。最初のプレーでNT/DE B.J.ラジが負傷し、ダニエル・ミューアが出場。
- OLBマシューズがプレシーズン最終戦に出たのはルーキーシーズン以来3年ぶり。
- ILBホークとILBスミスとOLBマシューズとCBウィリアムズは最初のシリーズだけで退き、ILBテレル・マニング、ILBブラッド・ジョーンズ、CBケイシー・ヘイワード、Sショーン・リチャードソンが出場。2ndチームのILB陣は出来がよくなかった。
- 第2シリーズでも出場していた先発組は、DEウォージー、OLBペリー、SSマクミリアン、CBブッシュ。DEウォージーやSSマクミリアンは第3シリーズ以降も出場していた。
- パス守備はQB4人を相手に11/21、117yds、0TD、1INTのレーティング49.1。
- パッカーズ守備のサックは3回22yds。第2Q末に3メンラッシュで新人DEマイク・ダニエルズがダブルチームを破って初サックを決めている。第3Q最初のシリーズでOLBウォルデン。第4Qの4thダウンギャンブルで新人ILBテレル・マニングがサック。
- OLBデズマン・モーゼスはQBクインにプレッシャーをかけて投げ捨てさせる好ラッシュがあった。第4Qのサックはオフサイドで取り消しになったが、この判定は微妙なところ。NTダニエル・ミューアも鋭いペネトレートで相手ホールディングを誘っている。
- 相手QBの出来が悪かったのかもしれないが、パスカバレッジはまずまず。
- ラン守備は44回247yds(平均5.6)の大不振だった。QBスクランブルを除いても40回215yds(平均5.4)。相手OLにスクリメージをコントロールされてしまった。
- チーフスは圧倒的にラン主体のプレーコールで、ランプレー40回、パスプレー25回(QBスクランブル含む)。
- RBジャマール・チャールズとRBペイトン・ヒリスの主力2人合わせて9回58yds(平均6.4)。
- QBクインの23ydsスクランブルの他にも、RBヒリスに16yds、RBイーチスに18yds、RBドローンに20ydsのロングゲインを許している。
- CBサム・シールズは非常によい働きを見せ、先発復帰へ大きなアピール。序盤にエースWRボウへの9ydsパスとWRブレストンへの11ydsパスを許したが、その後は好プレーの連続だった。WRヘミングウェイへのロングパスを防ぎ、エンドゾーンでWRニューサムへのパスをインターセプト。ランサポートで2回ほど好タックルを見せたあと、(セーフティを2人かわしていた)WRベラミーをオープンフィールドでしっかり倒した。
- 混戦の先発SS争いにドラフト外ルーキーのショーン・リチャードソン(ヴァンダービルト大)も参戦か。最初のシリーズで早くも出番をもらい、RBイーチスを2ydsロスに仕留める好プレー。
- 週明けから4試合出場停止が始まるDEマイク・ニールのプレータイムが長かった。第2Qには3rdダウン1のランを見事なペネトレートで止める好プレー。第2Q末にも好ラッシュでダニエルズのサックを助けた。
- ILBテレル・マニングは目の前をQBクインがスクランブルしてくるのにレシーバーについていってしまい、23ydsランを許すミス。第2Q末にも、パスキャッチして倒れ込んだタイトエンドにタッチせず、起き上がって1ydか2ydsほど進まれるルーキー・ミステイク(カレッジでは倒れた瞬間にダウンとなる)。後半最初の3rdダウン19では派手なミスタックルで20ydsランを許し、RBイーチスの16ydsランにも責任があった。第4Qにブリッツでサックを決めてなんとか面目を保ったものの、開幕ロースター入りはむしろ遠のいたのでは。
- 反則は8回56ydsと多かったが、チーフスは反則14回126ydsと大いに助けてくれた。
- 第1Q、LTニューハウスがフォルススタート。
- ディフェンスの12メンはILBジョーンズの勘違いによるものか。
- 第2Q、PATの場面でLGレジー・ウェルズがフォルススタート。
- パントリターン中にOLBウォルデンがイリーガルブロック。
- LTシェイ・アラードがパスプレーでホールディング。第3Qにもホールディングがあったが、相手も反則でオフセットに。
- TEフィンリーがフォルススタート。
- 第4Q、OLBデズマン・モーゼスがオフサイド。サックを決めたかと思ったらぎりぎりオフサイドだった。
- DEマイク・ニールがアンスポーツマンライクコンダクト。どんな行為があったのかよくわからない。
- リターナーはWRコブを温存し、すべてWRディオンドレ・ボレルが担当。キックオフリターンが1回23yds、パントリターンが2回-1ydsと不振だった。横へのダンスばかり多すぎる。
- Pティム・マステイのパントは5回平均41.2yds、ネット平均32.7yds。第3Qにはパントがブロックされるが、横に転がったボールをSSマクミリアンが拾って22yds走り、1stダウンを獲得してしまう珍プレー。そもそもパントブロックはSSマクミリアンのミスだった。パントしたボールがスクリメージラインを越えない限り、ブロックされても拾って前進できる。
- Kメイソン・クロスビーは37ydsのFG成功1本のみ。キックオフが4回とも好リターンをされたためか、5回目は短く高く蹴るキックを試し、相手ラインマンが15yds地点でフェアキャッチ。
- キックオフカバレッジは4回とも30yds以上のリターンをされる不振で、平均37.8yds。パントカバレッジは2回平均5.0ydsとまずまず。
- ケガ人は以下のとおり。
- 最初のディフェンスでNT/DE B.J.ラジが左足首を痛めた。自力で歩いて退場し、ベンチでもトレーナーの世話を受けていないので、重いケガではなさそうだ。その後も試合終了までニコニコとチームメイトと話しながらベンチにいた。詳しくは検査待ちだが、「本人と話したかぎり、私はひどく心配はしていない」とマッカーシーHC。
- アクティブ登録されてパッドを着けていたTE D.J.ウィリアムズ(足首)とRBブランドン・セイン(ハムストリング)とILBジャマリ・ラティモア(足首)だが、3人ともけっきょく出場しなかった。
- ケガによる欠場者は以下の6人。 RBジェームズ・スタークス(つま先)、TEトム・クラブトリー(肩)、OTデレク・シェロッド(スネ骨折)、OTアンドリュー・ダトコ(脳震盪)、ILBロバート・フランソワ(ハムストリング)、CBデヴォン・ハウス(肩)。
- 以下のベテラン4選手はケガに関係なく休養。WRドライバー、Cサタデー、NT/DEピケット、CBウッドソン。
- 今回はマッカーシーHCでなくトム・クレメンツ新OCがオフェンスのプレーコールを担当した。マッカーシーHCはOCの今後のキャリアのため、毎年1回こうした機会を作っている。マッカーシーHCが選手評価に集中できるというメリットもある。
- この勝利で今夏2勝2敗になっただけでなく、マッカーシーHCは就任以来のプレシーズン成績が14勝14敗の5割に。
- QBロジャースのサイドライン・インタビュー中にOLBマシューズがカメラマンのフリをして忍び寄る。(写真)
- South Florida Sun-Sentinel紙によると、ドルフィンズはトレードでのWR獲得を積極的に狙っているところで、WRジェームズ・ジョーンズもそのうちの1人とのこと。