第1次ロースターカット期日の現地月曜日、パッカーズはDEジャリアス・ウィンとFBジョン・ヘイジーの2人を解雇。ILBデズモンド・ビショップ(写真)など6人をインジャリーリザーブに、TEアンドリュー・クウォレスとOLBフランク・ゾンボをPUPリストに入れた。これでロースターは75人となり、プレシーズン最終戦を終えたところで53人へと最終ロースターカットを行うことになる。
DEジャリアス・ウィンとFBジョン・ヘイジーの解雇はほぼ順当なところ。なにしろケガ人が多いので、プレシーズン最終戦を戦うためにデプスのあるポジションの選手が先に犠牲になったきらいはある。DEウィンは2009年に6巡指名されて以来なんとかチームに残ってきたが、ここ2年間は成長が見られなかった。
インジャリーリザーブに入ったのは、ILBデズモンド・ビショップ(写真)、RBデュエイン・ベネット、WRシェイキー・スミソン、TEデマルコ・コスビー、OGレイ・ドミンゲス、DEジョニー・ジョーンズの6人。彼らは今季パッカーズでは出場できないが、"Injury Settlement"(回復までの数週間分のサラリーを計算して受け取るのが普通)を成立させて退団し、他球団と契約することなら可能だ。ILBビショップ以外の5人は、(将来性を認められなければ)そうなる可能性がかなりある。
「キャンプ中のPUPリスト」はいつでもチームに復帰できるが、「シーズン中のPUPリスト」に入った選手はシーズン第6戦が終わるまで出場することはできない。また、キャンプ開始時にPUPリストに入っていない選手をシーズン中のPUPリストに入れることはできない。TEアンドリュー・クウォレス(写真)はヒザACL断裂の時期が遅かったため、こうなることはほぼ予想されていた。OLBフランク・ゾンボ(ハムストリング)はやや意外だ。
今回LTデレク・シェロッド(スネ骨折)はリストに入らず、シーズン序盤のうちに復帰できる可能性を残した。ただし、これからまだ「シーズン中のPUPリスト」に入れることは可能なので、来週の最終ロースターカットまで決断を待っただけかもしれない。