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Notebook: 今週ルーキー契約完了か
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年5月 9日
- パッカーズでは今週金曜からルーキー・ミニキャンプが始まるが、全ドラフト指名選手が今週中に本契約完了できる見込み、と関係筋は話している。
- 新労使協定により1巡指名選手の契約金額が大幅に制限され、交渉で左右される余地がほとんどなくなったため、今年は指名選手との契約がかなり速いペースで進んでいる。これまでドラフト指名選手は "Injury Waiver" (負傷の場合の金銭負担だけ定めた仮契約のようなものらしい)だけにサインしてミニキャンプ等に参加していたが、今年はいきなり本契約を結んでミニキャンプを迎える例が急増している。
- ラジオ番組に出演したCBチャールズ・ウッドソンがセーフティへのコンバートについて。 「反対はしないよ。ただそのためにはコーナーバックのポジションが強化され、僕がいなくても安心して任せられるようになっていなきゃいけない。つまり、他のコーナーたちがどれだけやれるかにかかっていると思う。誰かが僕の役割を引き継いで、必要なだけのプレーができればね。それにニック・コリンズが退団してセーフティが僕を必要としているのであれば、僕は反対はしない」
- 先週はRBライアン・グラントの代理人が「週末にライオンズを訪問する」と語っていたが、実際は訪問をしていなかった模様。ESPNや現地紙の報道によると、もともと訪問予定などなかったらしい。代理人は訪問取りやめの理由について、「経済上の理由(つまり金額の問題)」としている。いかにも多球団が興味を示しているように見せるのが代理人の仕事とはいえ、今回の展開はややみっともない。
- "Bountygate"事件で8試合の出場停止処分を受けたDEアンソニー・ハーグローヴは、DEウィル・スミスとLBスコット・フジタの3人で正式に不服申し立てを行った。その主張は、「新労使協定が締結される前の件についてコミッショナーには処分を下す権限がないので、外部の調停者に処分を決めてほしい」というもの。
- DEハーグローヴが2010年のNFL調査で嘘をついたのは、グレッグ・ウィリアムズDCおよびジョー・ヴィットLBコーチの指示によるもの、と本人は供述書の中で名指ししている。セインツのヘッドコーチ代行となったヴィットは強く否定している。
- 球団史を記念した Packers Heritage Trail が来月完成することになった。初代カーリー・ランボーからヴィンス・ロンバルディ時代にいたる球団史において重要な役割を果たした場所を網羅し、デザインの統一された記念額を設置するという企画だ。球団が誕生した場所、今も残る缶詰工場の建物(設立当初のスポンサー企業)、旧スタジアムや球団本部、凱旋するチームを出迎えた駅の跡地、選手や対戦相手が宿泊したホテル、ランボーの生家と墓所、ロンバルディの家や彼が毎朝通った教会などなど。詳しくは公式サイトにて。
- Packers Heritage Trail は元Journal Sentinel紙記者クリフ・クリストルの発案によるもの。公的資金は一切使われず、費用はすべて個人や企業の寄付でまかなわれた。設置場所のほとんどは、ランボーフィールドから見るとフォックス・リバーの対岸地域で、ダウンタウン部分の11か所は歩いて回れる範囲内にある。かつて賑やかだったダウンタウンも現在は寂れていて、さまざまな再開発の試みが続けられている。
- 背番号12に合わせ、2012年12月12日を「アーロン・ロジャースの日」とすることが正式に決定した。
- WRドナルド・ドライバーは"Dancing With the Stars"で今週も勝ち残り、ベスト4進出となった。今回はトリオでの"Jive"だった。(ビデオ)