グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2012年2月 9日

マカドゥーTEコーチがQBコーチに

OCに昇格したトム・クレメンツの後任として、ベン・マカドゥーTEコーチがQBコーチに就任することになった。形の上では横滑りであっても実際は昇格人事であり、関係筋によると、新しい2年契約によりサラリーもアップするとのこと。先日はドルフィンズおよびバッカニアーズからOC候補としての面談要請があったが、パッカーズ側が拒否していた。OC就任のチャンスを逃したとはいえ、34歳の若さでQBコーチとなればかなりの出世街道と言える。

ベン・マカドゥーはペンシルヴェニア州出身の34歳。ペンシルヴェニア大で2つの学位を取得、ミシガン州立大で運動生理学の修士号を取得し、高校(4年間)でコーチのキャリアを始めた。ミシガン州立大、フェアチャイルド大、ピッツバーグ大で1年ずつアシスタントコーチを務めたあと、2004年にセインツでマイク・マッカーシー(当時OC)のスタッフに加わった。2005年にはマッカーシーとともに49ersに移り、OLおよびTEのアシスタントに。2006年にはまたもマッカーシーとともにパッカーズに移り、TEコーチとして6年間実績を積んできた。

TEコーチは最も地味なポジションコーチかもしれないが、パッカーズのTEコーチからはアンディ・リードマイク・シャーマンジョー・フィルビンが後にヘッドコーチへと出世を果たしている。マカドゥーはフィンリーなど若手TEの成長に大きく寄与しただけでなく、そのシャープな頭脳とフットボールの深い知識により、コーチ界のライジングスターの1人と目されているらしい。

カテゴリ : Coach/Front Office