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Packers Pro Bowl Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年1月30日
空席の目立つアロハ・スタジアムで繰り広げられる、フラッグフットボールに毛の生えたような競技、といった趣のプロボウル。大事なのは選ばれることで、試合には報じるような内容は何もないが、いちおうパッカーズ選手たちのプレーぶりをまとめると以下のとおり。
- 先発QBアーロン・ロジャースは第1Qを担当し(4シリーズ)、13/17、143yds、2TD、0INTのレーティング140.1。パスラッシュがほとんど来ないのでごくゆったりした動きだが、腕の振りは鋭く球速はかなり速かった。スクリメージで叩かれて浮いたボールを、バスケのリバウンドのように競り勝ってキャッチする珍プレーも。
- Cスコット・ウェルズは第2Qと第4Qを担当。QBロジャースとのコンビではなく、QBドリュー・ブリーズやQBキャム・ニュートンとのプレーだった。
- WRグレッグ・ジェニングスは5回43yds・1TDを記録。第2QにQBブリーズからの11ydsTDパスをキャッチしている。
- プロボウルは規定により4-3ディフェンス固定、しかもブリッツ禁止。そのためOLBクレイ・マシューズはパスラッシュができず、カバレッジの仕事ばかり。しかし第1Qには綺麗なインターセプトを決めている。
- DE B.J.ラジは目立つところなし。
- CBチャールズ・ウッドソンは序盤に好カバレッジを連発。数シリーズ出場しただけで退いた。
- オフェンスのプレーコールはトム・クレメンツQBコーチが担当。
- NFCは先制TDのあとサプライズオンサイドキックを敢行してみごと成功。直後に再びQBロジャースの44ydsTDパスが通った。第3Qにも同じようにサプライズオンサイドを蹴って成功している。ショーン・スローカムSTコーチにとってはしてやったりのゲームか。