過去の記事 |
2011年 >
12月 >
Notebook: 4選手が練習復帰
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年12月22日
- RBスタークス(ヒザ/足首)、RBセイン(脳震盪)、LTクリフトン(ハムストリング/背中)、ILBビショップ(ふくらはぎ)の4人が練習に復帰した。
- 休んでいるのはWRジェニングス(ヒザ)、RTブラガ(ヒザ)、NTピケット(脳震盪)の3人。NTライアン・ピケットは1試合休めば大丈夫と見られていたが、まだ復帰許可が下りないのは脳震盪の程度がRBセインより重いのだろう。
- 2ヶ月ぶり復帰のLTチャド・クリフトン(ハムストリング/背中)はまだ個人ドリルだけ。
- RBジェームズ・スタークス(ヒザ/足首)はフル参加。ILBデズモンド・ビショップ(ふくらはぎ)も本調子に近く、順調にいけば4試合ぶりの復帰となりそうだ。
- NFLではホームゲームであっても試合前夜はチーム全員でホテルに宿泊する。しかし今週のパッカーズはゲームデイがクリスマスであるため、土曜午前の練習を終えたら解散し、選手たちはイブとクリスマスの朝を家族で過ごせることになった。家族第一というマッカーシーHCのフィロソフィーにくわえ、ホームでのナイトゲームだからできることだ。
- 復帰後の不振についてDEマイク・ニール。 「復活への道のりは厳しい。思ったような結果が残せないのは苛立たしいよ。チームは13勝1敗と勝っているから、その点で不満はないけど。ヒザの腫れが少ないのは回復してきてる証拠だとメディカルスタッフは喜んでる。でも強さはまだ完全には戻っていないし、今後も取り組んでいくしかない。理解されていないけど、プレーするときに痛みはある。まだ昨年のようには自由に動けない」
- 新加入のOTハーブ・テイラーは、ジェームズ・キャンペンOLコーチとつきっきりでパッカーズオフェンスの習得に励んでいる。次戦は彼とG/Tレイ・ドミンゲス(ドラフト外)の2人しか控えOLがいないのだ。
- 4連敗中のベアーズは、QBケイレブ・ヘイニー(レーティング41.6)に代わってQBジョシュ・マカウンを先発させることを発表した。マカウンはこれが8球団めとなる渡り鳥で(通算スタッツ)、QBジェイ・カトラーが負傷した11月下旬にベアーズと契約。先発出場は2007年以来4年ぶりとなる。
- QBジョシュ・マカウンといえば、カーディナルスにいた2003年最終戦でヴァイキングスに逆転勝ちしてパッカーズに地区優勝&プレーオフをプレゼントしてくれた選手(ビデオ)。先にブロンコスに大勝していたパッカーズだが、プレーオフ進出にはヴァイキングスが負けるしかない。7万人のファンがランボーフィールドに残って@アリゾナの結果を待ち、ヴァイキングスの敗報が伝わると狂ったような騒ぎとなった。
- QBアーロン・ロジャースがAP通信の Male Athlete of the Year に選ばれた。1931年以来男女の最優秀アスリートに与えられる歴史ある賞で、NFLではこれまでにジョージ・ブランダ(1970)、O.J.シンプソン(1973)、ジョー・モンタナ(1989・90)、トム・ブレイディ(2007)、ドリュー・ブリーズ(2010)の5人しか受賞していない。今回は212票のうちQBロジャースが112票、2位はデトロイト・タイガースのジャスティン・ヴァーランダー投手(MVP・サイヤング賞)の50票、3位はテニスのノヴァク・ジョコヴィッチの21票だった。「彼はMVPイヤーを過ごしてる。彼はいまNFL最高の選手だと思う」とマッカーシーHC。
- プロボウルのファン投票が終了し、QBロジャースは1,581,982票で最多得票となった(ポジション別リスト)。選手やコーチも火曜に投票を終え、最終結果は来週火曜夜に発表される。
- 「どのNFLチームが一番好きか」という全米調査(今月16日-18日)において、パッカーズが22%でダントツの1位となった。2位はカウボーイズの11%、3位はベアーズとジャイアンツとスティーラーズの3球団が8%で並んでいる。こうした調査では最近強い球団が有利になるもので、パッカーズにとって最高のタイミングだった。
- この秋全米で最も視聴率の高かったテレビ番組10傑(リスト)のうち9つをNFLが占め、そのうち3試合がパッカーズだった。(2位、3位、8位)