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Notebook: OLBウォルデンが謝罪
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年11月30日
プチ・バイウィークで4連休をもらった選手たちは火曜に集合し、各種ミーティングや選手会ミーティングを行った。
- RBジェームズ・スタークス。 「この休暇でヒザと足首を休めることができた。明日の練習には参加するつもり」
- ヒザの捻挫で欠場が確実視されるRGジョシュ・シットンは右ヒザに大きなブレースを着けている。 「ここ数日でかなりよくなったけど、チーム側がどれだけ話してほしいかわからないから」と、欠場期間の予想についてはコメントを避けた。
- ILBデズモンド・ビショップ(ふくらはぎ)は、休暇中もグリーンベイを離れず治療を受けたとのこと。 「次のゲームに出られるかどうかは今週後半にならないとわからない。現時点ではいい感じだけど」
- シットンの代役スターターとなるRGディートリック=スミスについてフィルビンOC。 「修正が必要な部分もあったが、彼は躊躇することなく、速くプレーした。その点を我々はいちばん評価している。我々コーチとしても 『オフェンスを変えなければ。今のままは続けられない』 などということがなかった。それが一番の賛辞となるだろう。彼は思い切りよくアグレッシブにプレーしてくれた」
- エドガー・ベネットはRBコーチ時代にファンブル撲滅で大きな実績を挙げたが、今年からWRコーチに移ってもそれは変わらない。WR陣のファンブルは昨季6回あったが、今季はわずか1回(WRジョーンズ、アウトオブバウンズ)。 「ダントツで最優先なのが、キャッチ後のボールセキュリティだ。もちろんランアフターキャッチは欲しい。でもフットボールを守ることを我々は最も重視している」
- 同棲相手への暴力で逮捕(前回記事)されたOLBエリック・ウォルデンは刑務所で3泊4日を過ごし、月曜にようやく保釈となった。
- OLBウォルデンは地元記者の前で謝罪コメント。 「球団全体、チームメイト、そしてファンに謝りたい。捜査が進行中なので、それを尊重する。これほどポジティブな状況にある球団に僕がネガティブなことを持ち込んでしまったことが残念だ。捜査には完全に協力している」。 またミーティングでも立ち上がってチームメイトに謝罪した。
- 一般的な保釈金ではなく$1000ドルの”signature bond”という形での保釈。先に保釈金を収めるのではなく、「期日に出廷しなかった場合に決められた金額を支払う」という信用貸しのようなもの。
- 地方検事はまだ十分な情報が集まっていないとして、まだ刑事告発するかどうか決めていない。どうやら被害者側が供述を変え、「自分が先に手を出し、ウォルデンは身を守ろうとしただけ」と今は話しているらしい。「つまるところ、誰が先に物理的な攻撃をしたかだ。もし彼女が先に攻撃して彼が払いのけたということであるなら、起訴はしない」と地方検事。
- 真相は誰にもわからないが、こうした事件では女性側の供述がすべてと言ってよく、立件は彼女の証言にかかっている。証言を翻した理由について聞かれた地方検事は、「彼女が最初からそう言っていたのが誤って報告された可能性もある。それも含めて調査中だ。家庭内暴力事件においては、最初のショックや痛みが収まると共に、事件を終わらせたい気持ちになることがとても多い。相手は一家の稼ぎ手であり、長く一緒にいる人物だ。こうした展開になる理由はたくさん存在する」
- そもそもの発端は、翌金曜に故郷ジョージアに行くと彼が言い、彼女は行きたくないと言って口論になったらしい。自分の知る限りアルコールは絡んでいなかった、と地方検事。
- OLBウォルデン事件についてILBデズモンド・ビショップ。 「チームにとって、あまり集中の妨げにはならないと思う。僕らは気持ちの強いチームだし、目標達成の妨げになることはないよ」
- CBジャレット・ブッシュ。 「誰もわざとこんなことは起こさないしね。人生ではとんでもないことが起きてしまうものだと、みんな承知している。そこから学んで成長していくことだ。(OLBウォルデンの謝罪は)よいやり方だった。僕らは彼を支え、握手して、水に流すよ」
- 今週パッカーズはジャイアンツに勝ちさえすればプレーオフ出場が決定する。たとえ敗れても、ベアーズ、ライオンズ、ファルコンズのいずれかが敗れればプレーオフ決定。(引き分けは省略)
- パッカーズが勝ってライオンズが敗れれば、地区優勝が決定する。パッカーズが敗れても、ベアーズとライオンズの両方が敗れれば地区優勝決定。(引き分けは省略)