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Packers - Buccaneers Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年11月22日
冒頭のケガ人情報だけ月曜のヘッドコーチ会見のもので、あとはゲーム直後のもの。
- ヒザを捻挫したRBジェームズ・スタークスは見た目より軽傷だったことが判明。 「ヒザと足首に痛みはあるが、テストの結果はよく、明日練習に出られる可能性もある。通常のゲーム翌日のようだ。テレビ映像ではずっと悪く見えたけどね」とマッカーシーHC。コーチは軽めに表現することが多いので100%信用はできないが、長期欠場またはシーズンエンドの恐れがあったことを考えれば、これは素晴らしいニュースだ。
- WRジェニングスとLTニューハウスもヒザを痛めたが、出場に問題があるほどではないとのこと。
- マイク・マッカーシーHC。 「ディフェンスはあまりにも多くを許しすぎだ。タックリングもよくない。基本技術の点で、いくつか直さなければならないことがある」
- 試合中盤にオフェンスがスランプに陥ったことについてマッカーシーHC。 「むこうはボックスでこちらにチャレンジしてきたし、CBたちも非常にアグレッシブだった。タンパベイに敬意を表するしかない。彼らはアグレッシブに攻めてきた」
- QBアーロン・ロジャース。 「フラストレーションを感じてる。あまりよいボールが投げられなかった。謙虚を装っているわけじゃなく、ただ自分の思うように投げられなかったことに苛立ってるだけ。何度もミスがあったよ。グレッグ(WRジェニングス)がオープンなのに通せなかったのが何度もあったし、ジョーディ(WRネルソン)にも第3Qにクロッシング・パターンのパスを失敗した。相手のスキームが慣れないものだったこともある。いつもの相手よりずっとマン・カバレッジが多かった」
- QBロジャースの活躍で救われた、とディフェンス選手たちは口を揃える。 「A-Rodがゲームを支配してた。独力でフットボールのレベルを一段上に引き上げる、そんな選手の1人だよ」とDEジャリアス・ウィン。 「A-Rodのプレー内容であれば、僕らディフェンスは勝利に十分なだけのプレーをすればいい」とSSチャーリー・ペプラー。
- WRジョーディ・ネルソンはパスキャッチ6回123yds、2TDの活躍で勝利の原動力に。 「アーロンとの呼吸がカギで、その部分が向上し続けている。時間がかかるものなんだよ。プレーブックを学ぶのが一番大変だと思っている人が多いけど、プレーブックは簡単な部分だ。大事なのはQBとの呼吸が合うようにすること。相手のさまざまなカバレッジに対してQBがどんなルートを走ってほしいか、すごくたくさんの道があって、それを学ばなきゃいけない。僕らはそれを続けてるわけ」
- マッカーシーHC。 「WRジョーディ・ネルソンとQBアーロン・ロジャースはすごく波に乗っている。アーロンと全レシーバーについて言えることだけどね。だからこそこのグループはスペシャルなんだ。ジョーディの働きは素晴らしいの一言に尽きる。彼は非常に安定しているし、基本に忠実で、1on1のバトルに勝ち、ルート取りが巧みだ」
- Journal Sentinel紙のPlay of the Game図解は、第2QのWRネルソンへの5ydsTDパス。 こちらはいつものエンプティー・セット(4WR・1TE)、相手はダイム隊形(6DB)でCB4人がマンカバレッジ。両セーフティがゾーンで守り、DTロイ・ミラーもTEフィンリーへのパスをカットするためドロップ。CBタリブが大きなクッションを置いているのを見たQBロジャースはクイックスラントをWRネルソンにヒットし、内側のWRジェニングスも好ブロックでアシスト。一瞬の展開なのでWRジェニングスのパスインターフェアにはならなかった。
- 忘れられた男、36歳のWRドナルド・ドライバーが4回72ydsの活躍で勝利に貢献した。 「今日のドナルドはプレー機会が多かっただけだと思うよ。すごく巧みで、1on1カバレッジに対して良い仕事をしてた。エンドゾーンでも彼に決めたかったけどね(相手パスインターフェア)。ビッグプレーが何度もあったし、まだまだやれることを示してくれた」とQBロジャース。
- TEジャーマイケル・フィンリーはなかなかフリーになれず、パスキャッチわずか1回30ydsに終わった。 「むこうはプレス・カバレッジを多用してきた。僕はああいったディフェンスに対してもっと向上しないと。すごく(自分に)失望してる。10連勝なんだし、こんなことは言いたくない。貢献出来なかった自分に苛立ってるだけ」
- DE B.J.ラジは初のラッシングTD。プレーオフATL戦はランブロックだけだったが、今度は本当にボールキャリアーだった。 「最高の気分だよ。今季ずっとあれを練習してきて、チャンスが来るのを待ってたんだから。これまでのゲームは、コーチが望んだような(エンドゾーンに近い)場所じゃなかった。ランボーリープ? それはもうしばらく待たないとね(笑)。なんでか? 僕がそう言ってるからだよ。はい次の質問」
- RBライアン・グラント。 「この時期としてはこれまでで最高の体調にある。今季はキャリー数を限られて、波に乗っていけないという難しさはあるね。でも少ない機会を活かす努力をしないと」
- LG T.J.ラング。 「僕らはみんなアーロン(ロジャース)に甘やかされていると思うよ。3rdダウンでも全部パスを通してくれると思ってしまう。僕らだってアップ&ダウンがあったんだ」
- CBトラモン・ウィリアムズはこの3試合で4インターセプト。 「いつも言っているように、最初の1つさえ来ればあとは束になってやってくるものだ。肩のケガが治って、肩のことを考えずにプレーできるのが嬉しい。そのことも大きいと思う」
- DEマイク・ニールは今季初出場を果たし、20スナップ弱に出場したようだ。 「出場することは木曜から分かっていた。口にしなかっただけでね。話す義務があるとは思わないし。ずいぶん久しぶりだから、走り回れていい気分だった。こうしてサビを落として本来の調子に戻していけたらいい。(ヒザの)調子はすごくいいよ」
- パッカーズ守備は過去3試合で相手タイトエンドに282ydsレセプションを許している。
- 中3日の超ショートウィークについてSSチャーリー・ペプラー。 「心身ともにすごくきついけど、それはライオンズも同じスケジュールだ。僕らは大丈夫だよ。ちゃんとしたプロフェッショナルだ」
- 同じく超ショートウィークについてLG T.J.ラング。 「試合間隔が短いと、ベテランには身体的にきつく、若手には精神的に(あるいは頭脳面で)きついものだ。これから数日間、僕らはできるかぎりのことをして回復に努めなきゃいけない。ふつう身体的に回復するのに1日か2日かかる。ホット・タブやコールド・タブにつかるとか、回復を早めるために普段よりもいろいろやらなきゃいけないだろうね」
- Pティム・マステイはパントブロックを避けてスクランブル、2回ファンブルしながら1stダウンを更新した。 「すごかっただろ? (2回目のファンブルは)ただ祈ったよ。『お願いだ神様、アウトオブバウンズに出してください』ってね。そして、その通りになった」 「右からLBカトレラがフリーで突っ込んでくるのが見えたのは幸いだった。右脚のパンターだから、右ガードと右タックルのあたりが一番クリアに見えるからね。そうして右から来るのが見えたから、ボールを抱えて走ることができた」
- 上記パントの際にブロッキングをしくじった犯人はTEアンドリュー・クウォレス。 「あれは僕。間違いない。他の選手を見てしまっていた」
- Pマステイは今季最初の5試合(16回)で50yds以上のパントがわずか1回。ここ5試合は15回のうち10回が50yds以上だった。今季のグロス45.8ydsはPクレイグ・ヘントリックの45.0yds(1997年)を上回って球団新記録のペース。
- Kメイソン・クロスビーは29ydsFGを失敗し、レギュラーシーズンの連続成功が23回(球団新記録)でストップ。 「じっさい思ったとおりに蹴れたんだ。右アップライトの内側を狙ってね。あの短い距離なら真っ直ぐ蹴り込めばよかったのに、風を計算に入れすぎた」
- 第2Qの相手オンサイドキックの際、ILB D.J.スミスはキックが10yds進んでいなかったのに手を出してしまい、あやうく相手ボールになるところだった。 「D.J.は難しい状況に追い込まれたんだ。アグレッシブにフリーボールを獲りにいくべきか?それとも後ろで待って10yds転がってくるのを待つか? 彼は決断をしなきゃいけなかった。不運にもボールを押さえられなかったけど、幸運にも相手が先に触っていた」とFBジョン・クーンは新人を弁護している。
- 今回もまたコイントスに勝って後攻を選んだが、結果は先週ほどよくなかった。試合最初の相手オフェンスはパントで終わったものの、後半最初のこちらのオフェンスもパントどまり。
- 昨季からのレギュラーシーズン12連勝は球団史上最長記録。
- 1950年以来のNFLで、開幕10連勝は18チーム目とのこと。