グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2011年11月18日

DEジョリーに6年の実刑判決

10月1日に薬物所持で逮捕されたDEジョニー・ジョリー(無期限の出場停止処分中)に対し、禁錮6年の実刑判決が言い渡された。4月に合意していた執行猶予条件の違反によるもので、3年間で3回目の逮捕とあって今度は実刑を逃れられなかった。報道によると、早ければ14ヶ月で仮釈放が許される可能性があるとのこと。最短で仮釈放されてもその時は30歳になっており、NFLのキャリア再開は難しそうだ。

「彼らは銃を持ち、マリファナを持ち、ストリップ・クラブに向かっていました。生き方を変えようと努力したり、過去の過ちから学ぼうとしている人物のすることではありません」というのが検察側のもっともな主張。本人は薬物リハビリ入りと更生を誓って涙ながらに訴えたが(写真)、今度という今度は判事も聞き入れず。判決言い渡しと同時に母フィリスの悲鳴が上がった(写真)。

テッド・トンプソンGMは声明の中で、「ジョニー・ジョリーの最新のニュースを聞いて我々は悲しみに包まれた。彼はよきチームメイトであり、パッカーズ・ファミリーの一員だった。ジョニーがこの困難な時を乗り越えられるよう我々は祈っている」と述べている。

この知らせをマッカーシーHCから聞いたというDE B.J.ラジ。 「僕らにとって悲しい時だ。みんな彼のことを思っている。言えることはあまりないけど、僕はたぶん彼に電話して、気を落とさずに頑張れと伝えるつもりだ。この試練を受け入れるのは難しいだろうけど、彼にとって最善の結果になるよう祈ってる」

ジョニー・ジョリーはテキサスA&M出身の28歳。2006年ドラフト6巡指名でパッカーズに入団し、2年目には早くも先発DTに定着した。2009年には3-4ディフェンス移行に伴ってDEに移り、パスディフレクト11回(球団記録)など勝負強い働きでディフェンス躍進に貢献した。薬物関係の度重なるトラブルで2010年7月にNFLから無期限の出場停止処分を受け、今に至っている。

カテゴリ : Scandal