グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2011年8月10日

昨季マシューズは疲労骨折していた

昨季はNFLディフェンス最優秀選手の次点だったOLBクレイ・マシューズだが、シーズン後半はすねの疲労骨折(おそらく第8週NYJ戦)を抱えながらプレーしていたことが明らかになった。すねの打撲だけでこれほど練習を休むのはおかしいと誰もがいぶかっていたが、今回初めて真相がわかった。「DEカレン・ジェンキンズ欠場時は君のサックが少なかったが」という質問に対し、そのころ自分が疲労骨折していたせいもある、と本人が話したのだ。

「大ごとにしたくはない。シーズン中には起きることで、自分ではどうにもならない。とにかく練習を休んでゲームデイには参加し、全力を出し切っただけ。(自分や首脳陣の他には)誰も知らなかったことだけど、脚に疲労骨折があった。言い訳にするつもりはない。カレンは素晴らしいアスリートであり、流出はディフェンシブラインにとって痛手だ。しかし同時に、他の選手が伸びてくれるとチームは自信を持っている」

プロ入り後2年間のキャンプはハムストリングの問題で苦しみ、出場できたプレシーズンゲームは2年間でわずか1試合だけ。今年はそうならないよう、オフシーズンは個人トレーナーとともに強化に取り組んだ。かつてNFL球団でもトレーニングコーチを務めたライアン・キャプレッタは、とくに心肺機能の強化を重視したという。(顧客にはDEドワイト・フリーニーやCBアントニオ・クロマティもいる)

「クレイはもともとクイックで瞬発力があるだけに、ウェイトルームでの時間が長く、フィールドでのコンディショニングには力を入れていなかった。そこで今オフは、ウェイトルームももちろんやったが、より耐久力に重点を置いた。キャンプが近づいてきたらフットボールに特化した瞬発力系の運動にシフトした」

その甲斐あって順調なキャンプを過ごしているOLBマシューズ。 「このオフシーズンは、『ケガの予防はこうやるんだ』 と言えるよう、あらゆる努力を惜しまず心肺能力の強化に取り組んだ。それが僕の特性なんだ。フットボールにケガはつきものだけど、今はすごくいい状態だと感じてる。3年目シーズンは過去2年を間違いなく上回る手応えがある」

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