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Day 2: 新人TEウィリアムズ好調
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年8月 1日
今日も夜7時から。規定によりノーパッド練習のみ。WRジェームズ・ジョーンズとFBジョン・クーンが再契約したが、Kクロスビーらと同様、8月4日まで球団施設で体を動かすことはできない。WRジョーンズより先に正式契約へのサインを済ませたFBクーンがサイドラインに顔を見せ、Kクロスビーやマーフィ社長と談笑している。
- オフェンス
- QBアーロン・ロジャースについてマッカーシーHC。「彼はまだ若いし、投球数に制限を設けることはしない」
- RBライアン・グラントは鋭いカットバックから激しい走りを見せている。
- RBジェームズ・スタークスがパスプロでOLBマシューズをしっかりピックアップ。レシービング能力は高いので、3rdダウンの仕事を任せられるかどうかはパスプロ向上にかかっている。
- 基本的に個人ドリルだけにとどめているTEジャーマイケル・フィンリーだが、前日よりは少し増やして7on7に参加。WR対CBの1on1ドリルにも少し参加し、(QBが間違えて)2つ飛んできたパスを両方キャッチする離れ技も見せた。木曜にもチームドリルに復帰させるかもしれない、とマッカーシーHC。
- 5巡指名TE D.J.ウィリアムズはTEクウォレス不在とTEフィンリー練習制限を最大限に活かし、よいパスキャッチを見せている。「今日だけでナイスキャッチが4回あった」という記者も。
- ドラフト外ではWRシェイキー・スミソンの評判がなかなかよく、QBロジャースからのロングパスをキレイにキャッチ。「40yds(4.6秒台)のスピードよりフィールド・スピードが大事」と記者の声。
- WRジェニングスがCBシールズを抜き去ってQBロジャースからのロングパスを捕ってタッチダウン。QBロジャースはサイドラインに向けて”ベルト!”のポーズ。しかしWRドライバーへのディープボールはアンダースローとなり、CBトラモン・ウィリアムズにインターセプトされた。
- 1巡ルーキーのデレク・シェロッドは2日目も1stチームの左ガードに。昼の会見でマッカーシーHCは、「初日はまずまずだった。アウトサイド(OT)よりインサイドの方がより責任が重く、(頭脳面で)難しいものだ」
- チーム・ドリルではパスプロでよく持ちこたえたG/Tデレク・シェロッドだが、1on1のパスラッシュドリルではNT B.J.ラジに一瞬で抜かれる場面があった。
- 1stチームOL陣は初日と同じ。2ndチームOL陣も初日と同じく、LTニューハウス、LGラング、Cマクドナルド、新人RGシュローダロフ、RTキャンベル。
- 毎年のことだが、ヒザに疲れが蓄積しないようLTチャド・クリフトンを休ませる時間を作っている。その間の1stチームはLTニューハウス、LGラングとなり、シェロッドは2ndチームのLTに入る。
- マッカーシーHCが昨季末に話していたとおり、ジョー・フィルビンOCはOL指導に多くの時点を費やしている。ヘッドコーチが実質OCなので、フィルビンOCはもともと得意なOL指導を手伝うのだろう(アイオワ大で優秀なOLを数多く手がけた)。ジェームズ・キャンペンOLコーチにとっては多少屈辱的でなくもない。
- ディフェンス
- 1stチームの右DEは今日もC.J.ウィルソン。ターゴヴァックDLコーチがパスラッシュを熱血指導。 「昨季終盤はかなり伸びてきていた。その勢いは変わっていないようだ」とマッカーシーHC。
- 右OLBは1番手/2番手が昨日とは入れ替わり、エリック・ウォルデンが1stチーム、フランク・ゾンボは2ndチーム。どうやら1日ずつのローテーションを続けるらしい。
- ILBの2ndチームはロバート・フランソワとカーディア・ジャクソン。そのあとがD.J.スミスとイライジャ・ジョセフ。ウィンストン・モスILBコーチが熱心な指導を行っている。
- CB/Sジャレット・ブッシュはすべてコーナーバックとして練習。
- 逆にS/CBブランドン・アンダーウッドはずっとセーフティ組。昨日久しぶりに更新されたロースター表でも”S/CB”と表示されている。
- チームはSアンソニー・レヴィーンの成長にも期待をかけていて、Sアンソニー・スミスには「再契約しない」と通告した模様だ。
- CBチャールズ・ウッドソンがドリルの合間にDB陣にハッパをかける場面も。
- スペシャルチーム
- パントリターン練習では今日も2巡指名WRランドール・コブが1stチームに入り、クイックな動きを披露。
- パントリターンはおなじみのメンバーのほかに、WRシェイキー・スミソン、WRケリー・テイラー、WRディオンドレ・ボレル、といったドラフト外ルーキーも参加。今日のパントリターン練習(マシン相手だが)ではキャッチミスした選手が1人もいなかった。
- キックオフリターン練習では3巡指名RBアレックス・グリーンが1番手で登場したが、いきなり落球。2番手CBパット・リー、3番手WRランドール・コブ。WRコブはホールへの鋭い突っ込みで評判がいい。
- キックオフリターンの1stチームは、CBブッシュ、ILBフランソワ、OLBジョーンズ、OLBゾンボ、Sアンダーウッド、TEクラブトリー、5巡指名TE D.J.ウィリアムズ、7巡指名TEテイラー、DEウィルソン、WRウェスト、そしてリターナー。
- 練習が1日1回になったことについてマッカーシーHC。 「若手へのティーチングの進展にはプラスになる。身体面の負担や要求が少なくなる分ね」
- ケガ人情報は以下のとおり。
- DE C.J.ウィルソンがキックオフリターン練習で倒れて心配されたが、ふくらはぎを打撲しただけだった。すぐに復帰。
- ドラフト外ルーキーのOTテオ・シャーマン(不明)が早くも練習を休んでいる。
- ドラフト外ルーキーのDEクリス・ドナルドソンが鎖骨を痛めて退場。骨折ならやばい。
- その他、初日と同じくTEクウォレス(でん部)、OLBブリッグス(ハムストリング)、DEイーライ・ジョセフが休み。
- DEニール(肩)とSSバーネット(ヒザ)は今日も個人ドリルだけ。DEニールは手術した肩を保護するブレースを着けている。
- ようやく契約の仕事が一段落したということか、ラス・ボール交渉担当がサイドラインに顔を見せた。
- 練習開始直前、4巡指名CBデヴォン・ハウスの兄がサプライズ訪問し、弟デヴォンを喜ばせた。野球のマイナーリーグ(アスレチックス傘下)でプレーする兄タイリースは、アップルトンでのデイゲームを終えて駆け付けたらしい。
- ミニキャンプやOTAで慣れる時間がなかったため、ツイッターで速報する記者たちも新人の選手名で苦労している。「テイラーが2人、ジェニングスが2人、ジョセフが2人、ウィリアムズが2人、グリーンが2人いる」と嘆く記者も。
- ちょうど練習が始まる頃、2時間半後に帰りの足として自転車を使ってもらうべく、もう子供たちは行列を始めている。