グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年7月29日
毎年恒例、非営利団体グリーンベイ・パッカーズ(株主112,158人)の株主総会がランボーフィールドで開催された。株主1人につき4人のゲストを同行でき、ほとんどは雰囲気を楽しむために来ている。優勝とロックアウト明けの興奮もあって、今回の参加者は昨年より2割ほど多い11,700人。スタジアム駐車場は開始30分前に満車となった。
- 優勝の立役者テッド・トンプソンGMがポディウムに上ると熱烈なスタンディング・オベーション。
- ポジションごとの現状報告やドラフト指名選手の紹介をしていくが、もちろん突っ込んだ内容があるわけではない。サービス精神ゼロの堅物ならなおさらのこと。
- 「けっして楽に勝てるなどと幻想を抱いてはいないし、困難な戦いになると我々にはわかっている。しかし我々は勝利を期待している」 「2010年シーズンを繰り返すことなどできない。今年はまた別のチームなのだから。これから多くの困難が待ち構えている。31球団の標的になることはわかっているし、それは望むところだ」
- 壇上から降りるときにはまたも長い長いスタンディングオベーション。”Thanks Ted!!”の声。3年前のファーヴ騒動のときとは大変な違いだ。
- GMの次はマーク・マーフィ社長。
- 来年には大型のHDビデオ・ボード(スコアボード)を南北に設置する(当初は今年の予定だったが資金繰りの問題で今年はサウンド関係だけに)。「もちろん、カウボーイズ・スタジアムほど大きなものではないが」
- 新労使協定の内容を高く評価。「より強く、より結束した組織になってロックアウトを終えるのが我々の目標だった。それが達成できたと私は思っている」
- アパレル売上げではパッカーズがNFL1位とのこと。
- 「スーパーボウルへの道のりで唯一残念だったのは、ホームでプレーオフができなかったこと。レギュラーシーズン最後のNYG、CHI戦の勝利において、ファンの存在はきわめて大きかった」
- 地元グリーンベイ出身のジェイソン・ウィード副社長(兼法律顧問)は、おもにランボーフィールド拡張プランについて。いろいろなジョークを織り交ぜてファンを楽しませた。
- 舞台"Lombardi"の面々もなぜか顔を見せている(写真)。ブロードウェイ公演が終わり、今はウィスコンシン各地で公演中。
- イベント全体の写真集はこちら。
こんな感じで東側スタンドを使って行う 左端の青屋根が役員席
テッド・トンプソンGM
トンプソンGMへの盛大なスタンディングオベーション