グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2011年7月12日

グラントは先発RBの座を守れるか

昨季は開幕戦で足首の大ケガを負い、優勝シーズンに取り残されたRBライアン・グラント。2007年のトレード入団以来3400yds(平均4.4)・23TDを積み重ねてきた彼だが、昨季プレーオフでは新人RBジェームズ・スタークスが力強い走りを見せ、全米に強い印象を残した。今夏は2人の先発RB争いと見られていて、高給(契約は今年が最終年)のグラントが放出される懸念さえある。

「コーチたちから聞いたところでは、僕はまだデプスチャートのトップだということだ。最初はエドガー・ベネット(前RBコーチ)にそう言われたし、ジェリー・フォンテノー(新RBコーチ)からも、『何も変わっていない』 と言ってもらえた。現時点では僕がバックフィールドのリーダーであり、その期待は何も変わっていないと。競争は必ずあると覚悟しているし、それはまったく構わない。僕も大賛成だ」

足首の腱を断裂する大ケガだったが、リハビリはきわめて順調。4月の時点で「いますぐにでもプレーできる」と言っていたほどなので、影響がトレーニングキャンプまで残るような心配はないだろう。

「もちろんスターターでいたいよ。そうでない選手などいないだろう。でも僕は勝ちたい。それが一番大事だ。そして、僕がチームに貢献できる能力こそが、スターターの座に直結すると思っている。僕はキャンプでの競争を楽しみにしているし、自分にコントロールできることだけに集中するつもりだ。もし控えに回されたら? それがチームの利益になるのなら、僕は積極的に受け入れるよ」

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