3巡までトレードなしのパッカーズだが3日目はトレードダウンを3回繰り返し、けっきょく6巡指名が3つになった(総数は1つ増えただけ)。TEが2人、OLBが2人、D.J.が2人となっている。10人以上のドラフト指名は2007年以来4年ぶり。
3日間を通してみると、3巡まですべてオフェンスという点がやはり際立っている。必ずしも最初から狙っていたわけではなく、ディフェンスのフロント7で魅力的な選手が残っていないために "Best Player Available" の方針で自然とこうなったのだろう。パッカーズの直前に3-4ディフェンスのチームが2つ並んだのもやりにくかったかもしれない。
2011 Green Bay Packers Draft Picks | |||||
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Pick | 全体 | Pos. | Name | College | 備考 |
1巡32位 | 32位 | OT | Derek Sherrod | Mississippi St. | クリフトンの後継LTになるのが理想 |
2巡32位 | 64位 | WR | Randall Cobb | Kentucky | リターナーもワイルドキャットQBも |
3巡32位 | 96位 | RB | Alex Green | Hawaii | 大型バックでキャッチも上手い |
4巡34位 | 131位 | CB | Davon House | New Mexico St. | サイズのあるフィジカルなCB |
5巡23位 | 154位 | TE | D.J. Williams | Arkansas | 2年連続で5巡TE指名 |
6巡14位 | 179位 | OG | Caleb Schlauderaff | Utah | タフでハードノーズなラインマン |
6巡21位 | 186位 | ILB | D.J. Smith | Appalachian St. | 小兵だが嗅覚に優れるILB |
6巡32位 | 197位 | OLB | Ricky Elmore | Arizona | 白人パスラッシャー。大学ではDE |
7巡15位 | 218位 | TE | Ryan Taylor | North Carolina | 2人目のTE指名 |
7巡30位 | 233位 | DE | Lawrence Guy | Arizona State | 大学では4-3のDT |