4巡のトレードダウンで手に入れた6巡21位(全体186位)で、パッカーズはアパラチアン州立大のOLB D.J.スミスを指名した。身長が低くずんぐりした選手だ。マイナー校だけに情報は多くない。
Strengths : ボックスでのプレーを得意とするフィジカルな選手。直線スピードの遅さを、優れた嗅覚とハッスルで補う。しっかり抱え込むタックリングが安定している。ディレイ・ブリッツが上手い。人格がしっかりしていてリーダーシップも高く評価されている。アパラチアン州立大はディビジョンI-AAで毎年すばらしい成績を残しているノースカロライナ州の大学。1997年にはLBデクスター・コークリー(DAL)も輩出し、このOLBスミスは彼に似ているとの声も。
Weaknesses : 背が低く、腕も長くない。NFLで大型ラインマンの波をかきわけていけるかどうか。純粋なアスレチック能力は今ひとつで、俊敏なタイトエンド相手のカバレッジでは苦労することがある。先発3年間で計7サックと、パスラッシャーとしては使われていなかったようだ。
追記: ドラフト当初はアウトサイドLBとされていたが、その後の報道でインサイドLB扱いであることが判明したので訂正しておく。