グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2011年3月26日

DEジョリーがまたもや逮捕

無期限出場停止中のDEジョニー・ジョリーが、故郷ヒューストンでまたもや薬物の大量所持で逮捕された。これでNFL復帰が絶望的となったどころか、今度は長期の実刑を科せられる可能性も大きい。彼は金曜午前0時45分に交通違反で車を停められ、免停中と判明。警官がキャデラック・エスカレードの車内を調べたところ、600グラムの鎮痛剤コデインと別の薬物(詳細不明)も発見され、販売目的薬物所持の重罪容疑で逮捕となった。

コデイン・シロップを主成分とした"Purple Drank"といわれるドリンクは南部で蔓延し、DEジョリーが2008年にコデイン200グラム所持で逮捕されたのも、その製造販売目的と疑われていた。彼は2年以上裁判を引き延ばして粘ったうえで昨年8月に司法取引に応じ(記事へ)、なんとか実刑は逃れていた。その直前にNFLからは無期限の出場停止処分を受け(記事へ)、シーズンが終わったところで復帰願いを提出(記事へ)。復帰すればパッカーズ側は受け入れる意向だったが、それもすべて吹っ飛んでしまったのは間違いない。

本人はすでに保釈金を収めて釈放されており、最初の出廷は月曜朝9時の予定。今後の司法手続きの成り行きはよくわからないが、「昨年8月の司法取引の条件からして、公判抜きでただちに量刑判断の手続きに入るのではないか」と見通しを語る地元記者もいる。有罪ならば最長禁固20年とのことで、たとえその半分以下だったとしても、これはもうNFL復帰どころではなさそうだ。

追記: 「釈放された」というのは誤報と判明。判事に保釈を拒否され、現地29日時点でも拘留中となっている。

カテゴリ : Player, Scandal