グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年2月11日
- 過去10年でペイトリオッツ(2003-2004)しか連覇していないことについてCBトラモン・ウィリアムズ。「その数字は僕らみんな知っている。それ自体がモティベーションになってるんだ。NFLではすべてのシーズンが別物で、ロースターとか、物事はみな変わっていく。選手の多くはそうした心構えでいる。自分たちがどういったチームなのか僕らは知っているし、ダイナスティが築けると感じている。それを成し遂げて、歴史を変えられたらと思う」
- 自分をふくめてケガ人たちが帰ってくる来季はもっと強くなる、とILBニック・バーネット。「ハングリーな連中が帰ってくるからね。ジャーマイケル(TEフィンリー)は自分の価値を証明するために必死でやるだろうし、RBライアン・グラントもそうだ。若いSSモーガン・バーネットも、ハングリーに燃えるものが彼の目に表れている。こうした連中が戻ってくるんだから、きっとエキサイティングなことになる」
- ロックアウトでオフシーズン練習が減る可能性についてILBデズモンド・ビショップ。「プレーオフに進んだ中でもとくに僕らグリーンベイ・パッカーズは、ロックアウトが有利に働く可能性がある。僕らは(休暇に入るのが遅かったため)オフシーズン・プログラムが始まるのが遅いし、他のチームと比べて1か月も長く一緒に働くことができたんだから」
- 例年パッカーズのオフシーズン・プログラムは3月半ばあたりから始まるが、パッカーズはシーズンが例年より長かったため、4月に入ってからスタートの模様。もちろんロックアウトに突入となれば、そうしたプログラムはすべて中止となる。
- 契約が切れることについてDEカレン・ジェンキンズは、ロッカールームを片付けながら(契約の残っている選手も片付けるが)質問に答えている。「入団以来、こういう状況になるのは初めてだ。こうして片付けをするのは不思議な気分だね。これまでは、来季またここに来ることがわかっていたから。でもこれが現実だ。もし契約延長がまとまらなくても、僕は驚かない。むしろ現時点では、契約延長できた方が驚くだろう」
- 同じく契約が切れることについてRBブランドン・ジャクソン。「心構えはできてる。今季を通して、この状況になる覚悟を固めてきたんだ。今はただ待つだけ」
- プラクティス・スクワッドおよびプラクティス・スクワッド・インジャリーリザーブにいた9人全員と再契約した。WRチャスティン・ウェスト、WRアントニオ・ロビンソン、OTクリス・キャンベル、OGエイドリアン・バトルズ、DTジェイ・ロス、LB/DEカーティス・ヤング、LBカーディア・ジャクソン、Sマイケル・グレコ、Sアンソニー・レヴィーン。
- 「電話やメールでやり取りして知恵を借りている」と先日QBロジャースが明かした元QBバート・スター。「アーロンのことは心から称賛している。彼ほどフットボールに打ち込んでいる者を見たことがないし、非常によく準備ができていて、落ち着きがあり、自信にあふれ、大きな成果を残している。信じられないパフォーマンスをフィールドで見せてくれる。彼を見ることは大きな喜びだ」 「私はアドバイスなどしていない。ただ彼を励まし、我々がどれほど彼を愛し、チームでの仕事ぶりを尊敬しているか、伝えているだけだ。彼にアドバイスなど必要ないよ。ただ、彼がそう言ってくれるのは光栄だね。彼は特別な存在だ。私はそうした特別な人々と一緒にいられて幸運だった。そのおかげで、多少才能に劣ってもやり抜くことができた。しかしアーロンは並外れている。彼は1人でチームを支えることができる」
- QBアーロン・ロジャースは今オフあちこちに引っ張りだこで本業がおろそかにならないか、という懸念についてCBトラモン・ウィリアムズ。「君が話題にしてるのはアーロン・ロジャースだよ。あのファーヴ騒動を乗り越えたんだ、彼が対処できないことなど何もないさ。彼は本当に心がしっかりしていて、自分のやるべきことを知り尽くしている。だから、こうした状況(スーパースター扱い)に対処できることは疑いの余地がまったくないと僕は思うね」
- OLBクレイ・マシューズもまさに引っ張りだこ。火曜夜にはグリーンベイで行われたプロレスのWWE Smack Downに飛び入り参加。ノックアウトされた審判に代わってリングに飛び込み、1,2,3とノックアウトのカウントをして観客を盛り上げた(ビデオ)。水曜にはロサンゼルスでジェイ・レノの人気トークショーに出演(ビデオ)。木曜にはエレン・デジェネレスの人気トークショーに出演し(ビデオ)、巧みなトークで女性ファンを楽しませた。日曜にはグラミー賞のプレゼンターを務めることも決まっている。
- WRグレッグ・ジェニングスもジョージ・ロペスの人気トークショーに出演(ビデオ)。TDキャッチの際のSポラマルのヒットの痛さや、CBウッドソンの涙、優勝の実感などを話している。
- どの街路にマッカーシーHCの名前を付けるか(Google Maps)。スタジアム西側に接する Ridge Road 、またはスタジアムから2本東の Ashland Avenue 、または(スタジアムからは遠いが)ダウンタウンのいくつかの小さな通りが候補だ、とジム・シュミット市長は話している。
- 地元政治家たちは、来週火曜に迫った市長選の予備選(本選挙は4月)のための人気取りではないか、と市長を批判。 その批判の中には道路標示の変更などコストの問題もあったが、地元の法律事務所が$5000ドルの提供を申し出ている。
- Tシャツなど優勝関連グッズは結果が出る前に生産を始めざるをえないため、敗れた方は大量の不良在庫を抱えることになる。今回のスティーラーズ優勝グッズは、慈善団体World Visionを通してアフリカのザンビアに贈られる、とのこと。
- スーパーボウルのUltimate Audioは必見。QBロジャースによる"1,2,3, Dominate!"のかけ声、ケヴィン・グリーンOLBコーチの"It is time."の叱咤に応えたOLBマシューズのファンブルフォース、最後の4thダウン5でのオフェンス選手たちの祈るような声。スタンドのファンの様子、記者席で双眼鏡を使うアナウンサーのウェイン・ラリヴィーの姿、紙吹雪を吹き出すマシンの音など、生々しい臨場感にあふれている。
- Sound FX: Super Bowl XLV part 1、part 2、part 3もぜひ。WRジェニングスとOLBマシューズを中心に、選手やコーチの音声をたっぷり聞くことができる。
- The Season: Super Bowl XLV のビデオはひたすらかっこいい。実況音声は米国内でのラジオ音声で、今年はボブ・ハーラン名誉会長の息子ケヴィン・ハーラン(CBS)が務めた。
- WRジェニングスへの2つの重要なピンポイント・パスを分析するビデオ。最後にWRジェニングスの娘2人が出てきて可愛らしい。
- パッカーズこそNFL最高のセカンダリーというNFL Networkのビデオ。
- ランボーフィールドのロッカールームで優勝の喜びを語るWRドナルド・ドライバーのビデオ。
- 昨日の祝勝イベントの入場前、WRジョーディ・ネルソンが松葉杖をついているところが目撃された(入場するときには杖は使わなかった)。本人がラジオ番組に出演して語ったところによると、「ヒザに腫れがあったので、これ以上負担をかけないため予防として杖を使っただけ」とのこと。
- ILB A.J.ホークは手首に慢性の問題を抱えているので今オフに関節鏡手術の予定、とマッカーシーHC。
- 慢性の両ヒザ痛を抱えるLTチャド・クリフトンだが、マッカーシーHCによると今オフは手術は不要の見通し。