過去の記事 | 2011年 > 02月 > Super Bowl Notebook 2

グリーンベイ・パッカーズニュース

< 前の記事へ | 次の記事へ >

2011年2月 8日

Super Bowl Notebook 2

スーパーボウルから一夜明けた会見でマイク・マッカーシーHC。
- 「ホテルに帰って楽しいパーティの夜を過ごした。家族と長い時間を過ごすことができた」　「トロフィーを抱いて寝たか？いや、それはしなかった。ウチの妻は、一緒に寝ないにはルックスが良すぎる」
- 「アーロン（QBロジャース）の手にボールを委ねるのがゲームプランの大部分を占めていた。ラン/パスオプションの判断など、非常によい仕事をしてくれた」　「最後の（3点どまりとなった）ドライブではタッチダウンのチャンスがあった。とくに2ndダウン（WRスクリーンで2yds）では、おそらく私がもっと良いコールをすべきだったのだろう」
- 「いつも言っているように、自分たちの成功に対してどのように対処するかが、この商売のもっとも難しい部分だ。我々チームとして、これから取り組んでいかなければならない点だ」
勝利の夜、チームはホテルに帰って盛大な祝勝パーティを楽しんだ。プライベート・コンサートのためだけにKid Rockが呼ばれている。
Sports Illustrated誌のピーター・キング。「選手たちが自分たちのチームの歴史をリスペクトしているのが興味深い。あるべき場所にロンバルディ・トロフィーを連れ戻すのだ、ということをみな口々に言っている。ブロードウェイ舞台"Lombardi"が始まり、HBOチャンネルではロンバルディについての素晴らしいドキュメンタリーも放映された。ロンバルディへの関心がかつてないほど高まった年に、こうしてパッカーズが接戦をモノにして、全米パッカーズファンの愛情を再び燃え上がらせるのは、ふさわしいことに思える」
現地時間午後1時40分、チームを乗せたチャーター機はグリーンベイ空港に着陸。バスの隊列がランボーフィールドに到着するときには、少なくとも数千人（1万を超えているかも）のファンがチームを出迎えた。（ビデオ）
ランボーフィールドに着いたところで、マッカーシーHCのところにオバマ大統領から祝福の電話がかかってきた。ホワイトハウスからのリリースは以下のとおり。「シーズン中およびゲーム中の数多くのケガを乗り越えてチームを勝利に導いた、コーチ・マッカーシーのリーダーシップを大統領は称賛された。また大統領は、MVPアーロン・ロジャースのどんなところがすごいと思うか、コーチに尋ねられていた。マッカーシーHCに対し、『グリーンベイおよびウィスコンシンの人々にとってどれだけ価値のある勝利であるか、ベアーズファン（の自分）でさえよく理解できている、そしてチームをホワイトハウスに迎えることを楽しみにしている。チャールズ・ウッドソンが予告したようにね』とのことだった」
QBアーロン・ロジャースはマッカーシーHCの次に会見を行い、コミッショナーからスーパーボウルMVPのピート・ロゼール・トロフィーを手渡された。副賞は2011年型シボレー・カマロ・コンバーチブル。
QBロジャースはMVP恒例のディズニーワールド訪問のためにチーム機に同乗せず。フロリダ州オーランドのディズニーワールドでパレードなどイベントに参加した。（ビデオ）
QBロジャースは今度はニューヨークに飛んでデイヴィッド・レターマンの人気トークショーに出演している（ビデオ）。優勝QBが同番組に出演するのは7年連続とのこと。
WRドナルド・ドライバーは足首だけでなくヒザも捻挫していたとのこと。
鎖骨骨折のCBチャールズ・ウッドソンだが、手術は不要の見込み。
肩を負傷して一時退場したCBサム・シールズ。「いや、何も手当は受けなかった。ただフィールドに戻されただけ。ケガしたときは、なにか外れたような感じがして、どこかおかしいと思った」
パッカーズはNFL史上初めて、レギュラーシーズンおよびポストシーズンを通して一度も8点差以上を追いかけたことのないチームとなった。
QBロジャースはポストシーズン（5試合）通算レーティングが112.6となり、同じく元パッカーズのバート・スターを抜いてNFLポストシーズン史上最高レーティングとなった。ロジャースはレギュラーシーズン通算レーティングでも現在NFL史上1位となっている（リスト）。
QBロジャースはスーパーボウルで300yds・3TD・0INTを達成した史上3人目のクォーターバックとなった。これまでに達成しているのはジョー・モンタナ（第19回）、スティーヴ・ヤング（第29回）だけ。ロジャースが子供のころ憧れていた49ersの名QB2人に加わったことになる。
1億6290万人の視聴者を集めた今回のスーパーボウルは、昨年スーパーボウルの1億5345万人を上回り、合衆国テレビ史上最も視聴者を集めたTV番組となった。
スーパーボウルのコマーシャル人気ランキングはこちら。