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Notebook: OLBゾンボが練習復帰
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年1月29日
今週の初練習はパッドなしで行われた(写真)。「今週の金・土はフルパッド練習」と報道されていたが、会見でのマッカーシーHCのコメントを記者たちが誤って解釈したらしい。今回は寒さ対策など関係なく、屋内練習場ドン・ハトソン・センターを閉め切って練習に集中できるのがありがたいところ。
- OLBフランク・ゾンボ(ヒザ)が練習に復帰。第14週DET戦でヒザを負傷して以来、1か月半ぶりの復帰となった。下記OLBウォルデンが負傷しているだけにグッドタイミング。
- 先日のベアーズ戦で足首を負傷したOLBエリック・ウォルデンは練習を休んでいる。この日休んだのは彼だけだ。「今週は休ませて回復に充てる」とマッカーシーHC。
- マイク・マッカーシーHC。「4日間のオフは選手の体の回復にとても助けになった。今日は慎重に入ることが重要だった。明日はペースを上げていく。(雑事から解放され)フィールドに戻れるのは良い気分だ。13分早く切り上げたのは、よいテンポで練習できた証拠。内容にはとても満足している」
- WRジェームズ・ジョーンズ。「みんな体調はすごくいいよ。ちょっとしたバイウィークをもらった感じだ。これだけフレッシュなら言い訳はできない。相手はすごいチームだし、こちらがいいプレーができたらと思う」
- スティーラーズディフェンス相手となれば、ブリッツのピックアップが重要な要素。その点でRBジャクソンは非常に頼りになるが、RBスタークスも先発に昇格したからにはしっかりやってくれなければ困る。マッカーシーHCはRBスタークスのブロッキングについて、「新人として良いスタートを切っている」と評価。RBスタークス本人は、「コーチは常にブリッツのピックアップを強調してる。もしロジャースを守れないなら、プレーなどさせてもらえない。このチームでは常に最重要課題の1つなんだ。僕も練習を続けているし、進歩してきた。優れたブロッカーになれるよう努力を続けるつもりだ」と語っている。
- OLBエリック・ウォルデンはOLBフランク・ゾンボの代役として6試合にわたり先発右OLBを務めてきたが、このケガでまた入れ替わりとなるのかどうか。「もし2人とも出場可能なら、エリックが先発すると思う。彼はすごくいいプレーを続けているし」とOLBゾンボ。OLBゾンボはラン守備に優れ、OLBウォルデンはパスラッシュの方が得意なタイプ。
- QBアーロン・ロジャースが2008年に先発昇格して以来、パッカーズはドーム戦で平均31得点。プレーオフの2試合(@ARI、@ATL)で40得点以上を記録している。
- パッカーズでは、スーパーボウルのチケットが1人15枚ずつ割り当てられている。2枚は無料、13枚は有料。「長年会ったこともない友人からのリクエスト?来てると思うよ。ただ我が家に子供が6人いることはみんな知っているし、家内は8人家族、私も5人兄弟だからね。チケットを分け与える余地が少ないことは知っているだろう」とジョー・フィルビンOC。
- スーパーボウル公式サイトによると、州別のチケット売り上げでは地元テキサスが25.9%と当然ダントツだが、2位ウィスコンシン(7.4%)が3位ペンシルヴェニア(7.2%)をわずかにリードしている。
- スーパーボウルに勝利した場合、2月8日(火)にランボーフィールドで"Return to Titletown"と題した祝勝イベントが開催されることになった。イベントは午後4時から5時まで、開門は2時。チケットは$5ドル(月曜朝9時発売、ネットではチケットマスターで)。収益の一部はパッカーズ財団を通してチャリティに寄付される。
- スーパーボウルをめぐって、カーネギー美術館(ピッツバーグ)とミルウォーキー美術館が賭けを行っている。パッカーズが勝った場合、ミルウォーキー美術館はルノワールの作品をカーネギー美術館から一時的に借りることができ、スティーラーズが勝った場合は、ギュスターヴ・カイユボットの作品をカーネギー美術館に貸し出さなければならない。ミルウォーキー美術館館長のダニエル・T・キーガンはグリーンベイ出身で、「ちかくルノワールの名作をここで公開するとともに、グリーンベイ・パッカーズの優越性が確認できることを楽しみにしている」と豪語。
- ディフェンシブ・コーディネーターが決まっていないイーグルスは、パッカーズのセーフティコーチのダレン・ペリーを狙っているとの報道が出始めた。たしかに、ここまで待っているのはスーパーボウル組の誰かを狙っているから、と見られるのは当然のこと。ペリーはスティーラーズの先発セーフティとして活躍し(通算35INT)、引退後はCIN、PIT、OAK、GBでアシスタントコーチを務めてきた。その頭脳が高く評価されているうえ、ディック・ルボウやドム・ケイパースDCの下で経験を積んだこともあって、地元記者は昨季から「ちかいうちにDCとして声がかかるはず」と評していた。
- 同じくパッカーズのウィンストン・モスILBコーチ(兼アシスタントHC)もイーグルスのDC候補として取り沙汰されている。