グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年1月20日
今週最初の練習が行われた。屋内練習場ドン・ハトソン・センターのドアをすべて開け放ったため、屋外(この日の最高気温は-9℃)に近い寒さ。日曜のシカゴの天気は曇りときどき晴れ、降水確率10%、最高気温-6℃と予想されている。
- 5試合欠場中のOLBフランク・ゾンボ(ヒザ)はまだ復帰できないが、彼以外はすべて練習に参加している。ATL戦で途中退場した選手たちも出場は問題なさそう。バイウィーク明けのMIN戦以来、もっともよい健康状態でNFC決勝を迎えられそうだ。
- 「焦って復帰を目指したために、かえって時間がかかってしまった。最初からしっかり休んでいたら、3週で復帰できたはず」とOLBフランク・ゾンボ。
- ともに3試合欠場中のFBコーリー・ホール(ヒザ)とSSアタリ・ビグビー(鼠蹊部)もフル参加。SSビグビーはもうインジャリーリポートに載っていない。
- この日はマッカーシーHCの他にQBロジャース、CBウッドソン、WRジェニングスが記者会見のためにポディウムに立った。いまのところ両軍選手とも、相手ロッカールームの士気を上げることのないよう、相手へのリスペクトを強調する無難な内容ばかり。
- TDランの際のQBアーロン・ロジャースのタイトルベルト・セレブレーションに興味を示す全国メディアに対し、本人が説明。「相手を見下したりする意図じゃない。控えQB時代に練習の中で生まれたもので、スカウトチームを盛り上げるためにやっていたことだ」
- 左DEピケットが340ポンド、NTラジが337ポンド、右DEハワード・グリーンが340ポンドで合計1017ポンド。もちろんNFLの3-4ディフェンスでは最重量ラインだ。「本当に340ポンドか? そう・・・だったこともある!」とグリーン。実際はさらに20ポンドばかり重いはず。「僕らのおかげでカレン・ジェンキンズが小さく見えるだろ。ヤツだって相当デカい。310ポンド以上あるのにね」とDEピケット。
- チームによる毎週の体重チェックについてDEライアン・ピケット。「嫌いだ。フットボールからなくなればいいのに。目標体重をオーバーすると罰金を喰らう。間違ってるよ(笑)。1ポンドごとに罰金が科せられる。毎週ね。食事はみんな気をつけているんだ。もし好きなように飲み食いしていたら、438ポンドとかになってる」
- 最終週CHI戦で3サックを挙げたOLBエリック・ウォルデンだが、彼は大学時代にもQBジェイ・カトラーと対戦したことがある。QBカトラー率いるヴァンダービルト大は負け越しばかりのドアマットだが、2005年は開幕4連勝。しかしOLBウォルデンのミドル・テネシー州立大に敗れ、そこから6連敗でボウルゲーム出場を逃したのだ。「あのヴァンダービルトが久々にボウルゲームに行けるかも、と話題になってた。それが終了間際のFGブロックで僕らに負けたんだ。僕は3rdダウンショートでのQBドローを4ydsロスで止めたプレーもあったけど、エンドゾーンでサックし損ねたこともあった。この間の対戦ではそのことを思い出したよ」
- Kメイソン・クロスビーはソルジャーフィールドでのフィールドゴールが通算4/8と苦手にしている。「タフな場所だよ。とくにこの時期にはね。足場が問題になりやすいし、よいファンがついているからノイズが大きいし、相手のラッシュも常にいい。プロテクションの隙を突いてペネトレートしてくる」
- 今回のNFC決勝はテリー・マコーレーが主審を務める。第3週@CHI戦でパッカーズ球団記録の18反則を取った審判団だ。内訳はオフェンスが10回60yds、ディフェンスが5回77yds、スペシャルチームが3回15yds。 「今回はもっとクリーンなゲームをしたいね。18回もフラッグを投げるチャンスを与えないように。僕らオフェンスは当時よりも成長し、より賢いオフェンスになってるから、あのときよりいいフットボールができたらと思う。じっさい、あれよりずっといいフットボールを続けてるんだから」とLGダリン・カレッジ。
- プラクティス・スクワッドにWRアントニオ・ロビンソンと契約し、Sアンソニー・レヴィーンをインジャリーリザーブに入れた。WRロビンソンはニコルズ州立大(ルイジアナ州)から昨年春のドラフト外でベアーズに入団したものの8月半ばに解雇され、11月下旬までシーホークスのプラクティス・スクワッドにいた。
- ウィスコンシンとイリノイ両州の知事が互いのチームの勝利をめぐって賭け。負けた方は相手チームファンの扮装をして相手の州の慈善施設でボランティアをする。さらに、執務室に1日のあいだ相手チームの旗を立てなければならない。また、ミルウォーキーとシカゴの大司教どうしもちょっとした賭けを行っている。