球団と交渉を続けていたCBトラモン・ウィリアムズが、2014年まで総額約$33ミリオンの契約延長にサインした。今季は急成長でCBウッドソンを上回るパスカバレッジを見せ、プロボウル級との評価が定着してきていただけあり、年平均$8.25ミリオンという金額もプレミア級。今季は(労使協定の規定で)プロ5年目・6年目選手が無制限FAになれないことにへそを曲げ、ホールドアウトなどでけっきょく失敗する選手が目立つなか、1年契約に我慢してフィールドで結果を出した彼が勝利を収めたことになる。
地元両l紙によると、総額約$33ミリオンの内訳はおおよそ以下のとおり。
現在27歳のCBトラモン・ウィリアムズは、もともと電気工学の学位を取るためウォークオン(奨学金なし)でルイジアナ州立大に入学した変わり種。2年目からフットボール部に入り、社会学と電子情報処理の学位を取って卒業。2006年ドラフト外でテキサンズに入団したものの開幕前に解雇され、11月になってパッカーズのプラクティス・スクワッドに加わった。翌2007年には開幕ロースター入りし、やがてCBブッシュらとの争いに勝ってニッケルバックの座をつかんだ。ウッドソン、ハリスの両ベテランの後ろで経験を積んで着実に成長し、今季はついに不動のスターターに。パス守備の安定に大いに貢献している。