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Notebook: RBジャクソンの進歩
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年11月19日
外は雪が舞っているが、この日は室内練習場でのフルパッド練習。
- DEライアン・ピケット(足首)がチーム練習に復帰。WRドナルド・ドライバー(太もも)とともに軽めの内容で、依然として2人の出場は微妙。
- 完全に休んでいるのはOLBクレイ・マシューズ(すね)だけ。もうハムストリングは問題ないらしく、インジャリーリポートの表示も「すね」だけとなっている。
- TEアンドリュー・クウォレス(肩)は久しぶりにフル参加して順調。
- FBコーリー・ホールが背中を、Cスコット・ウェルズは足の土踏まずを痛め、新たにインジャリーリポートに加わった。「以前から悪かった場所で、大きな問題じゃない」とCウェルズは語っている。
- ヴァイキングスでは、PUPリストで全試合を欠場しているエースWRシドニー・ライス(ヒップ)の今季初出場なるかが注目されるところ。チームの不調と来春FAになることを考慮し(昨季素晴らしい評価を得たので、無理をしてそれを傷つける必要はない)、このままプレーしないつもりではないか、といううがった見方も。チルドレスHCは、「あとは本人しだい」としている。ロースターに入れるかどうかの決定は現地土曜に。
- ヴァイキングスディフェンスがNFL24位の14サックと低迷していることについて、ジョー・フィルビンOC。「彼らは今でも非常によくQBにプレッシャーをかけている。アリゾナ戦ではQBアンダーソンに、ダラス戦でもQBロモにプレッシャーをかけた。先日のシカゴではQBカトラーが足を使ってよいプレーを決めた。かなり手強いパスラッシュを持っているよ。時おりスタッツにだまされることがあるが、彼らのラッシュは非常にいいと思っているし、ロードよりホームの方がずっと強力だ」
- ヴァイキングスについてWRグレッグ・ジェニングス。「むこうが全力でぶつかってくることはわかっている。あちらは失うものもないしね。彼らのポテンシャルを見なければならないし、ポテンシャル的にはヴァイキングスは優秀なチームだ。そのポテンシャルを止めるのが僕らの仕事。その意味ではダラス戦と似ている。集中を失わず、正しい心構えを崩さないことだ」
- 第2週から先発昇格したRBブランドン・ジャクソンは最初の3試合こそラン27回74yds(平均2.7)、パスキャッチ6回38ydsと振るわなかったが、その後の5試合ではラン63回323yds(平均5.1)、パスキャッチ17回143ydsと質の高い働きを見せている。「躊躇することがなくなっている。どの穴を選ぶか考えすぎず、ワンカットで思い切って飛び込んでいる。ドロー・ゲームでも、スクリーン・ゲームでも、彼がスペースに出ると倒すのは難しいし、ウチにとってそれは大きい」とRGジョシュ・シットン。
- 最近の進歩についてRBブランドン・ジャクソン。「思い切りがよくなってきた。オフェンシブラインがちゃんと相手をつかまえてくれることを信じ、僕はアグレッシブにホールをアタックする。繰り返しで身についてきた部分もあるけど、フロントの連中を信頼するようになったことが大きい」
- RBジェームズ・スタークスについてマッカーシーHC。「彼を含めキャンプを逃した選手にとって、今日は理想的なフルパッド練習ができた。ブリッツのピックアップ、レッドゾーン練習、そしてパントプロテクション、キックオフ、キックオフリターンといったスペシャルチーム練習。こういったことこそ彼に必要なものだ。よくなってきている」
- 2か月半ぶりにパッカーズに帰ってきたTEスペンサー・ヘイヴナーについてマッカーシーHC。「ケガでこの数週プレーしていなかったので、今週は調子を上げているところだが、ウチのオフェンスのことは非常によく理解している(DETではLBをプレー)。頭脳面ではなにも問題ないし、スペシャルチームではなおさらだ。スペンサーなら安心して出場させられるよ」
- 自分の役割についてNT B.J.ラジ。「世間がNTケイシー・ハンプトン(PIT)の名前を口にすることはあまりない。プロボウル投票の時期になるまではね。開幕前に"ターゴ"(ターゴヴァックDLコーチ)に言われたんだ。『ドム(ケイパースDC)が就任にあたって欲しがったのが、中央をふさいでくれるノーズタックルだ』 とね。ペイトリオッツではNTヴィンス・ウィルフォーク、スティーラーズではNTハンプトンがスーパーボウル制覇に重要な役割を果たした。そうした選手が手に入れば、それを中心にチームを作れる、とドムは感じていて、僕を指名したのもその意図による。これはドムのディフェンスだ。僕も派手にパスラッシュしたいけれど、そういう設計にはなっていない。自分の役割を知り、その範囲内でプレーするのがプロフェッショナルというものだ。僕はそうなるべく努力しているし、すごくいい仕事ができていると思う」
- ILBニック・バーネットの第3子がぶじ誕生した。3人とも男の子。
- OLBクレイ・マシューズはシャンプーの会社と契約を結ぶべく、代理人が交渉しているところ。
- パッカーズとヴァイキングスは、プレーオフを含めるとこれが通算100回目の対戦となる。パッカーズの50勝48敗1分け。過去17戦のうち14戦は7点差以下の接戦だった。
- プロボウル投票をお忘れなく。