過去の記事 |
2010年 >
09月 >
Notebook: CBシールズがニッケルバック確保
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年9月23日
- CBブランドン・アンダーウッド(肩)の負傷に関係なくCBサム・シールズが3番手CB/ニッケルバックだった、とジョー・ウィットCBコーチが明言。「ブランドンがケガをしていなくても、サムは今の位置だっただろう。ケガは何も関係ない。みなさんが勝手にそう思い、私が訂正しなかっただけ。誰も私に質問しなかったしね」とウィットCBコーチは笑っている。「サムが実力であの地位を勝ち取ったのであって、奪いたければ彼と戦って勝つしかない」
- 上記発言により、CBアンダーウッド復帰後もCBサム・シールズがニッケルバックを務めることが確認された。もし開幕2戦のプレー内容が期待外れだったら、ここまではっきり言わないはず。少なくとも、実戦で経験を積ませる価値のあるタレント、と判断しているのはたしかだろう。
- CBブランドン・アンダーウッドの現状についてウィットCBコーチ。「先週の練習ではブレースを着けて試運転したが、シカゴ戦に出るためには肩の可動域が先週より広がっていなければならない。フルスピードでヒットできるものと、こちらが信頼できていなければ。ドクターが許可を出すかどうかはまだわからない」
- 2試合連続3サックのOLBクレイ・マシューズがNFCディフェンス部門の週間MVPを受賞。パッカーズとしては先週のKクロスビー(スペシャルチーム)に続いて今季2人目の受賞となった。マシューズの評価はまさにストップ高で、全国メディアからのインタビューも相次いでいる。
- 開幕戦では人数不足で大変だったDLローテーションだが、ビルズ戦では通常の配分に戻った。NTラジ(40スナップ)、DEジェンキンズ(34)、DEピケット(29)、DEウィン(11)、DEウィルソン(8)となっている。「配分には満足してるよ。ギブスでプレーするカレン(DEジェンキンズ)に私は注目していたが、苦労する様子はなかった。後半になるまでは、先発組を下げる必要を感じなかった。点差が開いた後は、私はカレンに無理をさせたくなくなった。ただ彼らを下げるのは大変だよ。点差が開くと(無理なパスが増えて)パスラッシュのチャンスが広がるから、みんなプレーしたがるものだ。そこは気を付けないと。今回もみな試合から出たがらなかった」とマイク・ターゴヴァックDLコーチ。
- デビュー戦を待ち焦がれるDEマイク・ニール(わき腹)についてターゴヴァックDLコーチ。「ますます近づいてはいる。彼はキャリアを通してあまりケガをしたことがないんだ。 『パデュー大のコーチからは、練習を休んだことがないって聞いたぞ』 とからかったら、『コーチ、本当に休んだことないです。頭がどうにかなっちまいそう』 と言っていたよ(笑)。少々珍しいケガであるのは事実だし、ちゃんと治さないといけない。さいわい2勝0敗でこられたが、我々が彼の復帰を待ち望んでいるのはたしかだ」
- 3番手TEのトム・クラブトリーはパスキャッチこそないもののブロッカーとしての出番は多く、スペシャルチームでは出ずっぱりで活躍している。「彼はスペシャルチーム6ユニットのうち5つでプレーしている。今回はキックオフカバレッジでのタックルが2回あり、とても激しくプレーしていた。パントカバレッジも速いし、リターンゲームでも見事な働きをしている」
- FGトライ直前のタイムアウトは効果がない、という興味深い統計を Wall Street Journal 紙が示している。2000年以来、試合最後の2ミニッツおよびオーバータイムのFGトライにおいて、キック直前にタイムアウトをコールした場合のFG成功率は79.7%(もちろん蹴り直した方)。コールしなかった場合の成功率は77.3%。先日のテキサンズはタイムアウトを取って正解だったが、2008年のレイダーズはその逆を経験している。タイムアウトを取らなければ失敗だったのに、蹴り直させてジェッツに52ydsを成功させてしまった。
- RBライアン・グラントは足首にボルトを埋め込む手術を終えた。
- ロングウィークの今週はゆったりしたスケジュール。水曜昼には今季のチーム全体写真の撮影が行われた。(撮影風景)
- OLBシリル・オビオザーがカーディナルスから解雇。最終ロースターカットでパッカーズから解雇されたあとカーディナルスに拾われ、1試合に出場していた。
- 先日セインツと契約した元パッカーズのRBデショーン・ウィンが早くも解雇となった。
- NFL各球団の平均チケット価格のリストはこちら。パッカーズは「真ん中ぐらいが望ましい」という希望通り17位となっている。ただしこれはあくまで額面価格。パッカーズは毎年全一般席がシーズンチケットで売り切れているため、シーズンチケットホルダーでない我々一般ファンは、はるかに高い市場価格で入手するほかない。(EventUSA)