グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2010年9月15日

RBグラント今季終了 RBナンスと契約

開幕戦で右足首を負傷したRBライアン・グラントは検査の結果手術を要する大ケガであることが判明し、インジャリーリザーブ(IR)に入ってシーズンを終えることが決まった。腱が断裂し、術後10週から12週は松葉杖が必要となるらしい。1998年TB戦で倒される際に負傷したRBドーシー・レヴェンズと非常によく似たケガらしい。2007年開幕直前にトレードで加入して以来48試合連続出場、少々のケガをものともせず働いてきたRBグラントだが、ついに倒れた。本人はシーズン末の復帰を望んだが、球団トップの判断でIR入りが決まったと言われている。

パッカーズは入れ替わりに、ファルコンズのプラクティス・スクワッドにいたRBディミトリ・ナンス Dimitri Nance と契約した。ファルコンズも引き止める努力(おそらく昇給オファー)をしたが、本人がパッカーズ入りを決めたとのこと(そうするのが普通)。アリゾナ州立大出身のドラフト外ルーキーで、身長5フィート10(178cm)、体重219ポンド(99kg)、40yds走4.63秒。背は高くないが比較的がっちりしていて、鋭いカットバックを切るタイプのようだ。大学4年間で1934ydsラッシング(平均4.01)、19TD。今夏のプレシーズン4試合で21回51yds(平均2.4)、2TD。パスキャッチ7回44yds。大学でもNFLプレシーズンでもリターナー経験はないようだ。

パッカーズは上記2つの人事に加え、DEジャスティン・ハレルのIR入りとDEジャリアス・ウィンとの再契約(昨日の記事へ)を正式発表している。

テッド・トンプソンGMは声明の中で次のようにコメント。「どちらも我々にとって不運なケガだが、フットボールとはタフなゲームであると我々はみな承知している。我々はジャスティンが今年のチームに貢献してくれるものと思っていた。ケガのタイミングと起こり方も不運だった。ライアンほどの力量のランニングバックを失うのは大きな損失だ。しかし我々はチームとしてこれを乗り越え、前に進まなければならない。他の選手たちが頑張り、これらの損失に立ち向かってくれるものと確信している。メディカル部門のスタッフは非常によい仕事をし、両選手が完全に回復するものと期待している」

RBグラントは自らのTwitterでファンの励ましに感謝を述べ、「当然の感情だけど、腹立たしく、残念だ。僕はさらに強くなって帰ってくる。チームにとっての目標は何も変わらない。バックフィールド全員がステップアップしてくれるはずだ。それは保証する。僕は彼らの能力を知っているから」と書いている。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player